レシプロソー(セーバーソー)とは?切断能力や選び方について解説!

レシプロソー(セーバーソー)とは?切断能力や選び方について解説!

「レシプロソーとはどんな電動工具なの?」
「セーバーソーの選び方について知りたい!」
「レシプロソーとセーバーソーは違う工具なの?」


切断能力に優れ使い勝手が良いと好評なレシプロソー(セーバーソー)は、様々なシーンで活躍してくれる電動工具です。


ですが、切断系の電動工具が複数存在する昨今、レシプロソー(セーバーソー)がどんな工具なのか気になっている人も多いようです。


またレシプロソーとセーバーソーは同じ電動工具なのか、少し違うものなのかが気になってしまい購入まで踏み切れない人もいるようです。


そこで今回はレシプロソー(セーバーソー)とはどんな電動工具なのかについて解説をしつつ、肝心の切断能力をはじめ選び方などについても触れていきたいと思います。


切断能力に優れたこの電動工具選びで失敗することがないように、ぜひ当ページの内容を参考にしてみてください。

 

レシプロソー(セーバーソー)とは?

それではレシプロソー(セーバーソー)とはどんな電動工具なのかについて解説していきましょう。


シンプルに3つの項目で基本的な内容について触れていきますので、目を通していきましょう。

 

レシプロソーとセーバーソーは同じ電動工具

まずレシプロソーとセーバーソーですが、結論から言ってしまうとこれらは同じ電動工具です。


一般的にはレシプロソーと呼ばれていますが、一部のメーカーではセーバーソーと記載されているので、別な電動工具なのではと不安を感じる人もいるようです。


ですが、あくまで呼び方が違うだけで同じものですので、どちらを選んでも問題はありません。


どちらを選んだから失敗する、後悔するなんてことはなく、レシプロソーとセーバーソーのどちらを選んでも違いはないのです。


もちろん各々のモデルの性能や特徴、そしてメーカーの好みがわかれるところはあるかもしれませんが、レシプロソーとセーバーソーは違うものではなく、呼び方が違うだけで同じ電動工具だと覚えておきましょう。

 

どんな特徴を持つ電動工具なの?

次にレシプロソー(セーバーソー)はどんな特徴を持つ電動工具なのかについて触れていきます。


レシプロソー(セーバーソー)は替刃を交換することで、対応する様々な材料・素材を切断することができる電動工具です。


例えば木材や鉄、アルミや塩ビなどを効率よく切断することができ、細長い形状なので狭い場所でも作業しやすいメリットを持ちます。


特に配管やパイプなど狭い場所で切断能力を求められる作業では、かなりの強みを発揮できる電動工具だと言えるでしょう。


さらに充電式で小型のモデルであれば、コードを気にせず作業ができるため、本当に幅広いシーンで活躍してくれる切断系の電動工具、それがレシプロソー(セーバーソー)なのです。

 

切断能力に優れた替刃は便利

最後にレシプロソー(セーバーソー)の切断能力に優れた替刃について触れていきましょう。


先の項目でも少し触れてきましたが、替刃(ブレード)を交換することで様々な素材を適切に効率よく切断することが可能です。


例えば刃の数が多く目が細かい替刃であれば、切断面をキレイにカットすることができます。


逆に目が少ない場合は、切断面が少し荒いものの、切断スピードが早く効率的な作業が可能になります。


このあたりは求める作業スピード、そして切断した素材をどう活用するかによって、粗く素早くカットするか、丁寧に綺麗な切断面を意識するかなどによって選ぶ替刃が変わってくるでしょう。


当然複数の替刃を用意しておけば素材にあわせて適切なカットが可能になりますし、多くの素材の切断を効率よく行うことができるようになります。


適切な替刃を選び装着することで望む結果を得ることができる、それもレシプロソー(セーバーソー)が多くの人に選ばれる大きなメリットの1つなのです。

 

レシプロソー(セーバーソー)の選び方をシンプルに解説

ここからはレシプロソー(セーバーソー)の選び方について解説をしていきます。


はじめての人でも迷わず選ぶことができるように、できるだけシンプルに解説をしていきますので参考にしてみてください。

 

切断能力で選ぶ

まずレシプロソー(セーバーソー)の選び方として、切断能力を重視して選ぶ方法が挙げられます。


基本的に切断能力は機種によって異なり、下記のように記載されることが多いです。


■最大切断能力

・パイプ…φ130
・木材…255mm


切断する素材、そしてφやmmで切断能力を各機種で比較することができます。


あなたが切断をしたい素材・材料の「厚み」よりも高い切断能力を持っている機種であれば、快適に作業を行うことができるでしょう!


逆に切断能力が不足してしまうと思うように切断ができないことはもちろん、無理に切断しようとすると事故やケガのリスクも出てくるため、しっかりと確認をした上で選ぶことをおすすめします。

 

切断したい素材で選ぶ

次に切断をしたい素材で選ぶのも大切なポイントです。


先の項目でも素材に対する切断能力について触れてきましたが、大前提として「mm(厚み)」の部分で本体性能を妥協はするべきではありません。

その上で切断することができる素材についてもチェックして選ぶべきだと言えるでしょう。


基本的な木材やパイプ、竹などの素材はもちろん、鋼材やステンレス、場合によってはALC(軽量気泡コンクリート)を切断できる機種もあるのです。


もちろん活用する「替刃」によって対応できる素材は異なりますが、レシプロソー(セーバーソー)本体での出力があまりに低すぎるモデルだと対応できる素材も少ないため、利用する用途にあわせて選ぶことも大切なのです。

 

付属の替刃を考慮して選ぶ

また付属している替刃を考慮して選ぶのもオススメな選び方です。


レシプロソー(セーバーソー)はブレードの付替えができるのですが、切断する素材ごとに適切なブレードがあるため、用途にマッチするブレードが付属していれば別途購入をする必要がありません。


例えば木材を切断する人は「木材用ブレード」が最適ですし、塩ビを切断する場合は「塩ビ用ブレード」に付け替える必要があります。


そういった目的とする素材・用途のブレードが本体購入時に付属していれば、他に費用をかけてブレードを購入する必要はないのです。


また複数のブレードが付属されている機種を購入した場合、敢えて替刃を購入せずとも幅広い素材の切断に対応することができます。


このあたりは用途や好みにもよりますが、付属の替刃の切断対応素材などもチェックして選ぶことで、より快適に活用することができると覚えておきましょう。

 

コード式か充電式で選ぶ

そしてコード式か充電式でレシプロソー(セーバーソー)を選ぶ方法にも触れていきましょう。


コード式はコンセントに接続して使うタイプであり、充電を気にせず連続して作業をする人やパワーが求められるシーンで活躍してくれます。


充電式は短時間で作業をする場合に最適であり、コードを気にせずに小回りや使い勝手を重視したい人にもオススメです。


どちらも一長一短ですが、利用時間や利用シーンにあわせて選ぶことで不自由なく活用することができますので、しっかりと自身の目的にマッチするタイプを選ぶことが大切です。

 

定番のメーカーを重視して選ぶ

最後に定番のメーカーを重視して選ぶ方法について触れていきましょう。


・マキタ(makita)
・ボッシュ(BOSCH)
・ハイコーキ(HiKOKI)
・パナソニック(Panasonic)


上記のような電動工具の定番メーカーのレシプロソー(セーバーソー)は、品質が非常に良いため初心者から上級者まで安心して利用することができます。


マイナーかつ激安モデルのメーカーなどは安全性や品質などで少し不安が残りますので、決して安さだけで選ぶようなことはせずに、メーカーとしての安全性なども考慮して選ぶのが良いでしょう。


もちろん定番電動工具メーカー以外にも優秀なレシプロソー(セーバーソー)を販売しているメーカーはありますが、はじめてモデル選びをする人は定番の安心安全なメーカー製を選ぶことをおすすめします。

 

レシプロソー(セーバーソー)でオススメな機種を解説

ここからはレシプロソー(セーバーソー)でオススメな機種について解説をしていきたいと思います。


本当におすすめできる機種をいくつかピックアップしていきますので、切断能力をはじめとする各種特徴も含めて機種選びの参考にしてみてください。

 

マキタ JR184DZ (切断能力:50mm)

参照 
makita JR184D

まずはマキタのJR184DZについて紹介していきましょう。


大手電動工具メーカーのマキタ製のモデルであり、切断能力が50mmと少し控えめに感じる人もいるかもしれませんが、DIYや庭木の剪定などの用途では不自由なく活躍してくれる性能は備えています。


またちょっとした素材の切断は問題なく行えるため、粗大ごみの解体、そこまで厚みのない素材であれば問題なく切断することが可能です。


さらに高い場所や狭いシーンで活用する際にはトリガスイッチ、パワーが必要な場所ではバトルスイッチへ切り替えることで適切な作業を行える「マルチポジションスイッチ」も好評な理由の1つです。


コスパが良く使いやすいバッテリー式のモデルとして非常に人気が高いので、レシプロソー(セーバーソー)がはじめての人・入門用モデルとしても非常にオススメです。

 

ハイコーキ CR18DBL (切断能力:130mm)

参照 
HiKOKI CR18DBL

またHiKOKI(セーバーソー)のCR18DBLについても触れていきましょう。


マキタ同様に大手の電動工具メーカーであるハイコーキ製であり、切断能力が130mmと幅広い用途に対応できるモデルでもあります。


切断能力が130mmあるレシプロソー(セーバーソー)は個人用としても、そして建設現場などでの仕事用としてもかなり活躍してくれる万能スペックとなっております。


さらにブラシレスモーターと低速制御機能も追加されているので、作業時にも非常に使いやすいのも特徴的です。


またバッテリー式かつLEDライト機能も付いているため、狭い場所や暗い場所でも作業がしやすく、あらゆるシーンで活躍してくれる優れたレシプロソー(セーバーソー)だと言えるでしょう。

 

マキタ JR3070CT (切断能力:130mm)

参照 
makita JR3070CT

そしてマキタのJR3070CTについても紹介していきます。


このモデルはコード式なのでコンセントが必要ですが、充電式と違い充電時間を気にせずに活用することができます。


それでいて切断能力が130mmと一般的な用途で活用する性能は備えているので、建設現場はもちろん多くのシーンで活躍してくれるモデルです。


本体側面に付いているオービタル切り替えレバーを使えば、オービタル運動量を三段階で切り替えることができます。


素材や用途にあわせた効率良い切断が可能なので、コード式で安定した性能を持つレシプロソー(セーバーソー)を探している人は候補に加えてみてはどうでしょうか。

 

ボッシュ GSA1100E (切断能力:150mm)

参照 
BOSCH GSA1100E

よりパワフルな機種を探している人にオススメなモデル、それがボッシュのGSA1100Eです。


切断能力が150mmと頼もしいスペックであり、建設現場・解体工事などで使用されるパワフルな性能を持っています。


コード式で1,100Wのモーターを装備している当モデルは、圧倒的なパワーで様々な素材を効率よく切断することが可能です。


またLEDライトが刃先を照らしてくれるので、光量が足りない暗く狭い場所、また少し暗くなってきた場合の作業でも安心です。


個人の趣味・DIYで活用するのは少し性能が高すぎるかもしれませんが、仕事用のレシプロソー(セーバーソー)を探している人にはおすすめできるモデルだと言えるでしょう。

 

パナソニック EZ47A1 (切断能力:50mm)

参照 
Panasonic EZ47A1

最後に「たまにDIYで使いたい」という人へ向けて、パナソニックのEZ47A1を紹介していきましょう。


このモデルは切断能力が50mmに満たないモデルですが、使い勝手とコスパが良いため個人の趣味でたまに活用したい人にオススメです。


バッテリー式であり14.4Vと18Vと1台で両方使える「デュアル」タイプ、そして4ポジションの折り曲げ式かつコンパクトなモデルなので、パワーがそこまで求められないシーンではかなり使いやすいと好評です。


プロテクトシューの角度調整での安定した切断、替刃も工具レスでのワンタッチ式など初心者にも扱いやすいモデルです。


さらに防塵耐水やLED付きなど便利機能は備えているため、たまのDIYに便利に使えるレシプロソー(セーバーソー)は候補に加えてみることをおすすめします。

 

レシプロソー(セーバーソー)は切断能力に優れた電動工具

今回はレシプロソー(セーバーソー)の基本的な情報について解説をしつつ、大切な選び方やオススメ機種などについてもピックアップしてきました。


切断関連の電動工具だと「電動のこぎり」をイメージする人が多いと思いますが、レシプロソー(セーバーソー)はコンパクトで使い勝手が良いため様々なシーンで活躍してくれます。


それでいて替刃を上手に活用することで多くの素材・材質の切断に対応できるため、DIYはもちろん各現場でも頼もしく活躍してくれる電動工具なのです!


本体の切断能力など性能をチェックしつつ、最適な替刃を揃えておけば切断関連でストレスを感じることなく、快適な作業を実現することができるでしょう。


レシプロソー(セーバーソー)選びがはじめての人は、当ページの内容を参考にしつつ自分にピッタリなモデルを選び、快適な作業のために活用してみることをおすすめします。

Borderlessのロゴ

Borderless.ltd
誰もが安心できる工具専門のリユースを

当社は新品工具・中古工具専門の販売実績が国内最大級のBorderlessオンラインショップです!各記事は当社の工具専門のスタッフが監修・執筆しています。