
おすすめアングルドリル5選!選び方のコツと用途 ・使い方は?
狭い場所のビス打ち、入り組んだ場所の作業、このような狭い場所の作業を得意とするのがアングルドライバーです。
アングルドライバーは、さまざまメーカーが多種多様なモデルを販売しているので、しっかりと購入時にポイントをおさえて自分に合ったモデルを選ぶことが大切です。
そこで今回は、アングルドリルについて以下のことが分かる内容になっています。
アングルドリルの用途と使い方は?
アングルドリルの選び方の3つのポイント
おすすめアングルドリル5選
アングルドリルについてよくわかる内容になっているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
アングルドリルの用途と使い方とは?
アングルドリルは、メーカーによって読み方が異なります。
例えばマキタであれば「アングルドリル」ですし、ハイコーキでは「コーナードリル」と呼びます。
このように呼び方が異なりますが、アングルドリルの用途や特徴は各社でほぼ同じです。
そこでここからは、アングルドリルの用途と特徴を紹介していきます!
アングルドリルの用途
アングルドリルは、狭い場所でのネジの取り付けや、ビスを打ち込むとき、穴をあけるときに使用されます。
このように狭い場所で使用されるアングルドリルは、ハンマードリルや振動ドリルと比べて広い場所での作業に向いていません。
狭い場所には工具を搬入すること自体がむずかしく、大きな工具を使って無理に狭い場所で作業すると、建物の角が工具に当たってしまい、破損や故障につながります。
アングルドリルはほかのコンパクトな電動工具と比べて、パワーは控えめですが、小回りが利くため現場で重宝されています。
アングルドリルのメリット・デメリット
メリット |
デメリット |
l チャックの先端から背までが薄い l 本体質量が軽い l 反動が小さい |
l 開けられる穴が小さい l 力が入りにくい l 持ちにくい |
アングルドリルは前述したようにパワーは強くありません。
しかしコンパクトなボディで狭い所で大変重宝されており、ドリルチャックの先端から背までの厚みは、ドライバードリルよりも100mm以上も薄く設計されています。
質量も1kg前後なモデルが多く、身体が電動工具に振り回される心配がありません。
しかし一方で、アングルドリルにもデメリットがあります。
まず充電式モデルの18Vのドリルドライバーであれば鉄工の13mmまで開けることができますが、アングルドリルだと10mmまでしか開けることができません。
またスイッチを押す場所がヘッド部分にあることも多く、持つ場所でスイッチを押さずに持つということはすこし力を入れにくいです。
他の電動工具と比べて、カタチも特注な形状をしているので、持ちにくいと感じる方も少なくありません。
アングルドリルの選び方は?3つのポイントを紹介
アングルドリルを選ぶ時は、「サイズ」「使用可能時間」「質量」この3つで選びます。
意外と選ぶポイントが少ないように感じるかも知れませんが、ひとつひとつしっかりとチェックしておくことで、あなたにぴったりの一台を見つけることが出来ます。
サイズ
アングルドリルは狭い場所で作業するための電動工具ですが、メーカーやモデルによってサイズはさまざまです。
例えばマキタのDA330Dの場合は、ヘッド高さが66mmのため、狭い場所だけではなく、高い場所、パイプが干渉する場所など複雑な作業現場でも使いやすいというメリットがあります。
使用可能時間
最近主流となっているのが充電式モデルですが、バッテリーに蓄電した電気が減るとパワーが安定せず作業できなくなるというデメリットがあります。
予備のバッテリーを持ち歩いたり、充電器も忘れずに持参しなければならないので意外に荷物が増えてしまいます。
もしいちいち充電するのが面倒!充電残容量を気にしていられない!という方は、AC100Vのモデルをおすすめします。
質量
電動工具選びでは、本体質量というのはとても重用です。
気にせず購入したモデルでわずか数百グラムの差でも、長時間の使用や連続使用であれば作業者の負担も増します。
また充電式モデルはバッテリーを本体に搭載させる都合上、AC100V式と比べると重たくなる傾向にあります。
このように、より軽いモデルを探している方はAC100V式をおすすめします。
おすすめアングルドリル5選
アングルドリルはさまざまなメーカーから多種多様なモデルが販売されているので、「どれが使いやすいんだろう…?」と悩んでいるのではないでしょうか?
そこでここからは、おすすめアングルドリルを5モデルご紹介いたします!
マキタ DA3010F
参照
「マキタ DA3010F」
鉄工10mm、木工25mmの穴あけが可能なアングルドリルです。
コンパクトなボディに設計されているので、狭い場所や入り組んだところでも作業がしやすくおすすめです。
先端には高輝度LEDライトを搭載しているので、作業箇所を明るく照らして効率をさらに高めてくれます。
操作性に優れたダイヤル変速付きパドルスイッチは、ネジ締め作業に便利な多段階ストッパ方式のダイヤル変速付きでサイドグリップを使用すればより安定した作業が可能です。
神沢 L形ドリル LPRO-10
参照
「神沢 L形ドリル LPRO-10」
1995年に世界で初めてアングルドリルを発売して以降、令和の時代になっても愛されている一台です。
電気ドリルやドライバドリルに取り付けるアタッチメントという認識で使用されている方も多いのではないでしょうか?
L形のアングルドリルで、コーナーや壁際など電気ドリルだけでは届きにくい隙間の穴あけ作業にも最適です。
マキタ DA340DZ
参照
「マキタ DA340DZ」
マキタのDA340DZの特徴は、チャックキーをホルダーに簡単収納できることです。
無くしやすいチャックキーは、専用ホルダーに収納することで紛失を防ぎます。
またヘッドハイト66mm、センターハイト23.5mmのコンパクトヘッドで、大型のレバースイッチを採用したことで、どの位置で握っても操作しやすくなりました。
左右どちらにも装着できるフックとサイドグリップで、より作業をしやすくサポートしてくれます。
スターエム コーナーストロング極短
参照
「スターエム コーナーストロング極短」
「コーナーの締めに強い」というキャッチコピーを持つ本機は、コーススレッドは120mmまで打ち込みが可能で、マグネットチャッキングで専用ビットの取り付けが簡単です。
こちらも電動工具に取り付け可能で付属のハンドルは専用ビットが収納できるようになっており、インパクトドライバの18Vにも対応しています。
JTC アングルエアードリル JTC3837
参照
「JTC アングルエアードリル JTC3837」
情報が少ないJTCのアングルエアードリル JTC3837ですが、回転数1,600rpm、本体質量1.1kg、チャック能力10mmと大変シンプルなモデルで、生産国は台湾製となります。
その他の仕様としては、正逆回転エアー、正逆切り替え可能 全長210mm、高さ110mm、チャックサイズ10mmチャック付き、エアインレットRc1/4となっています。
まとめ
アングルドリルは、狭い場所の作業に役立つ電動工具です。
さまざまなメーカーが多種多様なモデルを販売していますが、選ぶ時はサイズ、連続使用時間、質量の3つをよく確認して、あなたにぴったりの一台を見つけましょう。
もし悩んだら、今回ご紹介した5つのモデルを参考にしてみてくださいね!

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