マキタ製のおすすめレーザー墨出し器4選!特徴や選び方は?

マキタ製のおすすめレーザー墨出し器4選!特徴や選び方は?

マキタは電動工具のラインナップ数が豊富で、最近では一般家庭でもクリーナーや園芸用品などで知られるようになりました。


そんなマキタの電動工具のなかでも、レーザー墨出し器をお探しの方はぜひこの記事を読んでみてください。


なぜなら、この記事には

  • マキタ独自のレーザー墨出し器の機能
  • マキタのおすすめレーザー墨出し器4選
  • レーザー墨出し器の選び方

この3つがよくわかる内容になっているからです。


「マキタのレーザー墨出し器がほしいけど、どれを選んだらいいんだろう?」と悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!


マキタ製のレーザー墨出し器の特徴は?3つのポイント

マキタ製のレーザー墨出し器には、他社にはない特徴が3つあります。


もしあなたが他社のレーザー墨出し器と、マキタ製のレーザー墨出し器を悩んでいるのであれば、ぜひマキタ独自の特徴を知っておいてください。


一部4Way使用が可能な原動力

主にスライド式リチウムイオン10.8Vバッテリーが採用されていますが、一部のモデルでは4Way使いできるモデルもあります。

  1. 10.8Vバッテリー
  2. 14.4Vと18Vバッテリーの併用(USBアダプタ使用時のみ)
  3. 家庭用電源AC100V
  4. 単三電池4本

このように、ひとつの原動力に限定せずに4Way使いできるので万が一の緊急時も安心です。


自動セルフレベリング機能付き

マキタ製のレーザー墨出し器には、自動追尾機能「自動セルフレベリング機能」が搭載されています。


自動セルフレベリング機能とは、その名の通り自動で地墨合わせをしてくれる機能のことで、ユーザーは手動でレーザーを調節する必要がありません。


使い方はとても簡単!地墨ポイントに合わせて墨出し器を置いて、地墨線に合わせて受光器を置くだけです。


あとは回転スイッチを押すだけで、受光窓のセンサーで自動的にしてくれるのでとても便利です。


また現場の明るさなどによっては、ライン光がかなり見えにくく感じることがあるでしょう。


マキタ製のレーザー墨出し器は、ラインポイントをライン光上に投射されるため、パッとライン光を探すことが可能です。


Bluetooth接続でスマホ連携

マキタの専用アプリをスマホにダウンロードすることで、Bluetoothでレーザー墨出し器と接続して、スマホから操作することが可能です。

  • 遠隔操作…自動で追尾スタート。タッチで回転操作(5段階スピード切替)
  • 遠隔切り替え…レーザー輝度切り替え投射モード切替の他に、レーザーのONとOFFも切り替え可能
  • 盗難防止…使用時間(ON時間)を制限することが可能
  • 営業所検索…最寄りのマキタ営業所を検索できます

このようにさまざまな機能をスマホから利用できるので、操作性を高めてスムーズな作業が可能です。


またマキタ製のレーザー墨出し器には耐衝撃構造が備わっています。


日常的な振動や、誤って足が当たった場合など、少しの衝撃程度であれば耐え抜くタフな存在です。


しかしレーザー墨出し器はマキタ製でなくても精密機器であることには変わりないので、丁寧に扱いましょう。


マキタ製おすすめレーザー墨出し器4選

マキタは電動工具のラインナップの豊富さが魅力なメーカーですが、レーザー墨出し器でおすすめできるのは4モデルとなります。


それぞれ特徴を持ったモデルで、機能や性能が異なるのでしっかりと比較してみてください。


充電式 屋内・屋外兼用墨出し器 SK507GDZ

ライン

超高輝度・ダイレクトグリーン

パターン

フルライン

電源

スライド式リチウムイオン10.8Vバッテリー
単三電池パック

光源/光出力

緑色半導体レーザー
(下部スポット光:赤色半導体レーザー)
10mW以下
(JISC68022014レーザークラス2)

波長

510〜530nm
(
下部スポット光650660nm)

ライン幅

2.5mm
(10m)

参照

makita SK507GDZ

省力化と高精度化を高めたマキタのSK507GDZは、Bluetoothでスマホと接続することで墨出し器を簡単に操作することができます。


1人でもスピーディーに連続間仕切りが可能で、アプリで自動追尾ボタンをタップするだけで、自動追尾を開始することが可能です。


受光器への行き来を減らして、墨出し効果を高めることができるだけではなく、本体に直接触れることなくアプリで回転微調整も可能です。


気になるレーザー輝度切り替えは4モードで、従来機と比べると1.5倍の明るさで視認性に優れた〝超高輝度モード〟を搭載しています。


10.8Vスライド式リチウムイオンバッテリーと、単3電池8本で使用することができますが、単3電池の使用には別売りの単三電池パックADP09が必要です。


充電式 屋内・屋外兼用墨出し器 SK505GDZN

ライン

超高輝度・ダイレクトグリーン

パターン

フルライン

電源

スライド式リチウムイオン10.8Vバッテリー
14.4V・18Vリチウムイオンバッテリー
家庭用AC100V
単三電池パック

光源/光出力

緑色半導体レーザー
(下部スポット光:赤色半導体レーザー)
10mW以下
(JISC68022014レーザークラス2)

波長

510〜530nm
(
下部スポット光650660nm)

ライン幅

2.5mm
(10m)

参照

makita SK505GDZN

緊急時にも便利!10.8Vスライド式バッテリーと、家庭用AC100V、14.4V・18Vバッテリー(USBアダプタ使用時)、単三電池の4way使いができるSK505GDZNです。


超高輝度CXTレーザーを搭載した本機は、従来モデルの1.5倍明るくなった超高輝度レーザーを照射可能です。


4つの投射モードを使用可能で、防滴・防じんAPT仕様、耐衝撃仕様とタフな現場でも頼れる一台です。


充電式 屋内・屋外兼用墨出し器 SK20GD

ライン

超高輝度・ダイレクトグリーン

パターン

おおがね・ろく

電源

スライド式リチウムイオン10.8Vバッテリー
単三電池パック

光源/光出力

緑色半導体レーザー
(下部スポット光:赤色半導体レーザー)
10mW以下
(JISC68022014レーザークラス2)

波長

510〜530nm
(
下部スポット光650660nm)

ライン幅

3mm
(10m)

参照

makita SK20GD

厳選した機能のみを搭載したシンプルなレーザー墨出し器です。


明るい現場や長距離でも見やすいダイレクトグリーン高輝度で指示精度±1mm/10mmの高精度です。


10.8Vリチウムイオンバッテリーの他に、別売りのADP09を用意すれば単三電池8本で動作することも可能です。


屋内外使用することができ、おおがね・ろく投射の3モードを切り替えて作業できます。


不意な転倒を防ぐ取り外し可能なスタンドが付属する他に、防滴・防じんAPT仕様なのでハードな現場にも耐えうる一台となっています。


屋内・屋外兼用墨出し器 SK13P

ライン

超高輝度・ダイレクトグリーン

パターン

さげふり・ろく

電源

単三電池3

光源/光出力

赤色半導体レーザー
1.0mW以下
(レーザー安全基準クラス2M)

波長

635nm

ライン幅

2.5mm(10m)

参照

makita SK13P

2014年に発売されたマキタ製のレーザー墨出し器で、ライン光がすぐに探せるラインポイント機能を搭載しています。


比較的リーズナブルな価格で購入することが可能で、質量も0.4kgと軽量です。


さげふり・ろく投射のライン光切り替えが可能です。


マキタ製レーザー墨出し器の選び方

レーザー墨出し器は、マキタ製に限定しなければさまざまなメーカーから多種多様なモデルが販売されています。


そのため、しっかりと選び方のポイントを抑えてご自身に合ったモデルを選ぶことが大切です。


そこでここからは、レーザー墨出し器の選び方を紹介していきます!


照射ラインの数で選ぶ

現行の墨出し器のほとんどが、以下の6つの照射ラインになっています。

  1. たて・よこ照射
  2. たて・よこ・天井直角照射
  3. 両たて・よこ・天井直角照射
  4. 4方向たて・よこ・天井直角照射
  5. 4方向たて・よこ360度・天井直角照射
  6. 自動追尾機能付きレーザー墨出し器

照射するレーザーラインの数が多ければ多いほど製造コストがかかるため、本体価格が高価になります。


また、ほとんどのレーザー墨出し器が縦ラインのみ、横ラインのみといったように、ライン照射切り替え機能が搭載しています。


最後に、レーザー墨出し器は水平方向に回転可能なので、縦ラインや水平ラインを水平に移動させることができます。


上記6タイプの他に、たてラインと鉛直点のみ、水平ラインのみなど特殊な墨出し器もあります。


屋外・屋内どちらで使えるか選ぶ

レーザー墨出し器のレーザー光は、太陽の光や照明の近くなどの明るい場所では視認性ががぐっと落ちてしまいます。


屋外の直射日光の当たる場所では赤色レーザー、グリーンレーザーどちらもほとんど目視することができません。


このようなケースに活躍するのが〝受光器〟と呼ばれるもので、「受け」や「レシーバ」とも呼ばれています。


受光器はレーザー墨出し器の専用オプション品で、レーザー光がある位置に受光器を近づけることで音が鳴り、さらにレーザー光の位置とぴたりと重なった位置でさらに音が変化します。


ほとんどのレーザー墨出し器では受光器は別売り販売となっているので、屋外使用が想定される場合は合わせて購入することをおすすめします。


ジンバル式かセンサー式かで選ぶ

レーザー墨出し器にはジンバル式とセンサー式の2種類の制動方式が存在しています。


ジンバル式とはマグネットダンパー式・磁気制動式とも呼ばれており、本体内の振り子とマグネットの力を利用して整準します。


ジンバル式はリーズナブルで軽量というメリットがある一方で、高層階など揺れや振動がある現場では振り子の揺れがおさまりにくくなるというデメリットがあります。


一方でセンサー式は電子整準式・電子センサーとも呼ばれており、内部に傾斜(チルト)センサーを内蔵しているため、モーターを利用して自動整準します。


高層階や揺れの多い現場でも安定したラインを得ることが可能というメリットがありますが、ジンバル式と比べて高価というデメリットがあります。


信頼できるメーカーのモデルを選ぶ

レーザー墨出し器を販売するメーカーはさまざまですが、この記事ではマキタ製のレーザー墨出し器をおすすめします。


マキタは国内では21か所の支店と、129か所の営業所を基盤に地域に密着したきめ細かいサービスを提供しています。


また「修理3日体制」によって、現場の手を止めない技術者によるサポートを受けることが可能です。


万が一レーザー墨出し器が故障してしまったとしても、短期間で修理してもらえるので便利です。


ただし、修理に出して手元に戻ってくるまでの期間が3日という事ではないようですので予め注意が必要です。


まとめ

マキタ製のレーザー墨出し器は、4Way使用可能、Bluetooth接続対応などさまざまな独自機能を搭載しており、メーカーとしても全国に21か所の支店と129か所の営業所を構えているので、万が一も安心してサポートを受けることができます。


レーザー墨出し器を選ぶ時は、ご紹介したようにいくつかポイントがあるのでチェックしながらご自身に合ったモデルを探してみましょう。


もしマキタ製にこだわるのであれば、今回ご紹介した4つのモデルがおすすめですのでぜひ参考にしてみてくださいね!

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