ハイコーキのマルチツールとは?おすすめモデル・選び方・各社の違いを解説!

ハイコーキのマルチツールとは?おすすめモデル・選び方・各社の違いを解説!

日本を代表する職人さんの仕事を支える電動工具メーカーハイコーキから、1台の電動工具で37種類の作業に対応できるモデルがあるのをご存じですか?


このマルチツールと呼ばれる電動工具は、かばんに1台入れておけばちょっとした補修工事の際に、「これくらいなら大きな工具を出さなくてもいいのに」と感じるシーンで大活躍!


先端のブレードを交換するだけで、釘の切断や、カーペットの切断など、幅広い〝ちょい作業〟ができるという魅力がある電動工具です。


そこで今回は、ハイコーキのマルチツールについて以下のことを紹介していきます。

  • マルチツールはどういうシーンで活躍するの?
  • ハイコーキのおすすめマルチツールとは?
  • 他社とハイコーキのマルチツールはドコが違うの?
  • マルチツールの選び方

マルチツールを選んでいるけど迷う…、このような方へぜひ最後までご参考ください。

 

マルチツールが活躍するシーン


マルチツールは1台で何役もの電動工具の機能を兼ねそろえた工具のことで、ひとつ鞄にいれておけばちょっとした作業のときに重宝します。


マルチツールの用途は大きく分けて以下の3つです。

  • 石こうボードや金属などの切断
  • Pタイルなど接着剤の剥離
  • 細かな部品の研磨

電動工具の先端を付け替えることで、幅広い作業に対応できるようになっており、目的に応じた作業をサッとこなすことができるという大きなメリットがあります。

 

ハイコーキのマルチツールとは?おすすめモデルも紹介


「ちょっとだけの作業で完成できる!」というシーンで、大きな電動工具を引っ張り出すのは嫌ですよね…。


そこでおすすめなのが、マルチツールと呼ばれる小さな工具です。


特にハイコーキのマルチツールは、ブレードを交換することで37種類の〝ちょい作業〟が可能です。


またバッテリーの互換性で人気が高いマルチボルトシリーズにも対応しているので、かばんに1台持っておくと大変便利です。


そこでここからは、ハイコーキのおすすめマルチツールを紹介していきます!

 

18Vマルチツール

 


CV18DA

モーター

直流ブラシレスモーター

無負荷振動数
(気温20℃未満充電時)

6,000〜20,000min-1:ダイヤル16

質量

1.9kg
※バッテリーを含む

価格(税抜)

41,200〜78,600

 参照 

HiKOKI CV18DA

 


CV18DBL

モード

通常モード
ダイヤル:15

6,000〜20,000min-1

A(オートモード)

15,000min-1

20,000min-1

価格(税抜)

37,100〜70,800

参照 
HiKOKI CV18DBL

狭い場所や、コンパクトにしたことで軽量化にも成功したおすすめのモデルです。


1台で37種類の先端道具を付け替えて、幅広い作業が可能です。


面一切断、ポケット切断、剥離、研磨など、用途に合わせてさまざまな作業に対応することができます。

 

14.4Vマルチツール

 


CV14DBL

通常モード
(ダイヤルオート1〜5)

6,000〜20,000min1

オートモード
(ダイヤルA)

15,000⇔20,000min-1

質量

1.9kg
※バッテリーを含む

価格(税抜)

36,000〜66,700

参照 
HiKOKI CV14DBL

18Vが主流になる前は、14.4Vが主流だったこともあり、まだまだ14.4Vの電動工具を愛用している方が多いのではないでしょうか。


こちらのモデルは全長307mmのコンパクト設計が魅力のモデルで、狭い場所でもスムーズに作業することができます。


CV14DBL他のモデルと同様に、37種類のブレードと交換可能です。


面一切断、ポケット切断、剥離、研磨など、幅広い作業が可能です。

 

10.8Vマルチツール

 


CV12DA

振動数変速ダイヤル

60,000〜20,000min-1
16のダイヤル式振動数調整ダイヤル搭載

質量

1.1kg
※バッテリーを含む

価格(税抜)

22,000〜31,600

参照 
HiKOKI CV12DA

ハイコーキのマルチツールのなかで最も電圧が低い7.2VのCV12DAは、現場で発生するあらゆる作業をここまで紹介したハイコーキのマルチツールに負けないぐらい仕事をサポートしてくれます。

  • 仕上げ材の切断
  • 石膏ボード穴空け
  • 銅管(金属管)の切断
  • 釘・ねじの切断
  • タイルの目地の削り取り
  • タイルの切断
  • 木材荒けずり
  • 硬化したボンドの除去
  • コーキング除去
  • 木材の研削
  • 断熱材等の切断
  • 立ち上がりの切り込み
  • カーペットの切断

上記37種類の作業を1台のマルチツールがこなしてくれるなんて、夢のようですね。

 

他社のマルチツールとハイコーキのマルチツールとの違い


マキタや海外メーカーからもマルチツールが販売されていますが、ハイコーキは独自の性能を確立することでファンを増やしてきました。


ここからはマキタとボッシュのマルチツールの魅力について解説していきます!

 

マキタのマルチツールの特徴

マキタのマルチツールには、低振動機構「AVT」搭載によって作業者の負担を抑える低振動を実現しました。


マルチツールは先端工具を付けかえることで様々な作業ができるので、1台もっておくと特に便利です。


マキタのバッテリには残量表示や自己診断機能の2つが搭載されているので、バッテリーの確認ボタンを押すだけでご自身で診断を開始できます。


使いやすくしっかりと仕事に役立てたい方におすすめです。

 

BOSCHのマルチツールの違い

ボッシュは多くの世界初の製品を生み出している電動工具メーカーです。


工具メーカーのさきがけと言えるメーカーで、使い勝手も良く、パワー面、安全面にも配慮したマルチツールをラインナップしているのが特徴です。


ボッシュのGMF50-36は、高速振り子振動で面位置とポケット切断が効率良くおこなえるのが特徴で、ハイパワー500Wのモーターを搭載しているので重負荷にも耐えられます。


スターロックマックスブレードと組み合わせることで、鉄筋や弾性シーリング材の切断も可能です。

 

マルチツールの選び方


先端のパーツを付け替えるだけで幅広い作業に活用できるマルチツールは、ハイコーキだけではなく、さまざまなメーカーから販売されています。


この記事ではハイコーキのモデルをおすすめしていますが、大切なのがあなたにぴったりの一台を見つけることです。


そこでここからは、マルチツールの選び方について4つのポイントを解説していきます!

 

電圧

マルチツールには大きくわけてAC100Vと充電式コードレス(バッテリー式)があります。


ハイコーキの場合、マルチボルト(18〜36V)、18V、14.4V、10.8Vと種類が多いですが、電圧が高いからハイパワー=優れた製品…というわけではありません。


確かにハイパワーであれば硬い素材の切断や研磨に適していますが、弱いパワーを持つマルチツールは繊細な作業が可能です。


具体的には回転数が目安になりますが、高いだけではなく低いときの数値にも注目して選びましょう。


またバッテリーは互換性があることも多いので、お手持ちの電動工具は18Vが多い、14.4Vが多いなど、状況に応じて選べば本体のみの購入でお得にマルチツールを購入できます。

 

ブレード装着方法

マルチツールには替え刃の装着方法に種類があります。六角レンチを使用して装着するモデルと、工具レスで装着できるモデルがあります。


また替刃自体にも規格があります。OIS規格とスターロック企画があります。どちらとも装着できるモデルなどもありますが、片方しか装着できないモデルもあります。使用したい替刃にあったモデルを選びましょう。

 

用途

あなたがどのような用途でマルチツールの工具を使いたいかによって、マルチツールを選ぶのか、専用機を選ぶのか悩むところでしょう。


繰り返しになりますが、マルチツールはハイコーキの場合37種類の替え刃を取り付けることで幅広い作業ができる電動工具です。


しかし高負荷がかかる本格的な作業には、やはり丸ノコやレシプロソーには負けます。


電動工具そのものの作りが異なるので、あまりにも専門的な作業にはマルチツールでは耐えきれません。


そのため、あなたが専門的な本格作業をマルチツールで行おうと考えている場合はやめておいたほうがいいでしょう。


一方で本格的な作業を臨みながら、〝ちょい使い〟でマルチツールを使うことで、より効率的で繊細な作業が実現します。

 

メーカー

電動工具メーカーによって、マルチツールの特色が異なるので、ハイコーキに限定せずいろんなメーカーのマルチツールを見て見ましょう。


ハイコーキのマルチツールはここまで解説してきた通りなので、ハイコーキ意外のマルチツールを販売するメーカーの特徴を紹介していきます。

  • マキタ…充電式マルチツールとして4機種ラインナップ
  • ボッシュ…AC100Vと充電式あわせて6機種ラインナップ など

マルチツールは1台で複数の作業ができるというのが魅力ですが、本格的な作業には耐えられない電動工具なので扱いには注意が必要です。

 

まとめ


マルチツールがあれば、ちょっとした補修作業などの〝ちょい使い〟を、大きな電動工具を持ち出すことなく、先端のブレードを交換するだけで簡単に作業することが可能です。


しかし本格的な作業には耐えられない構造をしているので、メイン使いよりは、バッグに1台入れておきたいサブ的な電動工具です。


マルチツールはハイコーキをはじめさまざまなメーカーが販売しているので、ご紹介した記事を参考に選んでみてくださいね!

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