ハイコーキのおすすめコードレス掃除機は?バッテリー電圧・容量やマキタとの違いも解説!
多くの職人さんの仕事を支える国内電動工具メーカーのハイコーキは、インパクトドライバーや丸のこの他に、家庭用としても使用できる掃除機をラインナップしています。
ハイコーキの掃除機は、特許を出願している独自の機能や、18V〜36Vの互換性を持つバッテリーが特徴です。
またライバル会社マキタと同じく、性能や価格が幅広いので選ぶ時に悩む方が多いと思います。
そこで今回は、ハイコーキの掃除機について以下のことがわかる内容になっています。
- ハイコーキの掃除機の選び方は?
- ハイコーキの掃除機ならコレ!各バッテリー電圧の違い・特徴を解説
- バッテリー電圧別にハイコーキのおすすめ掃除機を紹介
- ハイコーキとマキタの掃除機の違い
- ハイコーキの掃除機を選ぶ時の4つのポイント
ハイコーキの掃除機についてよくわかる内容になっているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください!
ハコーキの掃除機の選び方はここをチェック
掃除機を選ぶ際には、用途をしっかりと見極めないとオーバースペックになってしまい、本体購入時に不要な出費になります。
先に結論を言うと、「ハイコーキの掃除機選びに迷っている…」という方こそ、現在電動工具の主流となっている18Vシリーズをおすすめします。
現場でお仕事されていて、他にもハイコーキのバッテリーをお持ちなら、手持ちのバッテリー電圧で選ぶのもひとつの選択肢です。
用途に応じて選ぶことで、はじめてハイコーキの掃除機を選ぶ方も失敗しません!
ここからは、電圧ごとにハイコーキでおすすめの掃除機を紹介していきます!
ハイコーキの掃除機ならコレ!各電圧の特徴をしっかりと理解しよう!
ハイコーキの〝マルチボルトシリーズ“は、本来バッテリーは18Vなら18Vのバッテリーというように、違う電圧のバッテリーとして使用することができません。
しかしハイコーキのマルチボルトシリーズは、これまでの固定概念をくつがえして、18Vとしても使える・36Vとしても使える1台でマルチな働きをしてくれるバッテリーです。
ただし、マルチボルトバッテリーにはデメリットがあって、マルチボルトバッテリーに対応したモデルでしか使用できないという点です。
掃除機でもハイコーキはマルチボルトを取り入れることで、ごみの量が多くないところや、畳を傷めたくない場所では18Vで、しっかりとお掃除したいところは36Vのハイパワーでお掃除が可能です。
18Vと36Vの違い
掃除機をはじめ、電動工具を36Vで動かす大きなメリットは〝高負荷になること〟です。
原理上の話になりますが、モーターは電圧を高くして電流を少なくするほど熱損失が減り効率が上がる特徴があります。
18Vと36Vで、さらに消費電力が同じモーターであれば、36Vのモーターは18Vのモーターの半分の電流で同じパワーになるので、モーターの発熱による損失が小さくなり、結果として効率良く作業することが可能です。
温度による保護停止が発生しにくくなるので、高負荷対応が簡単におこなえるようになることで、連続作業ができるというメリットもあります。
ハイコーキのマルチボルトバッテリーは、18Vバッテリーの配線を組み替えて36V化することで、前述したメリットを得ることができますが、インパクトドライバーのような小型電動工具ではあまり恩恵を受けません。
しかし掃除機のような高い吸引力・集じん力が求められる電動工具ではとても良い働きをしてくれるので、用途に応じて選べば思う存分キレイにお掃除することができます。
職人さんは手持ちの工具を確認しよう
職人さんであれば、ハイコーキの電動工具をいくつか持っている方が多いでしょう。
愛好家の多い18Vモデルから、マルチボルト対応バッテリー・モデルなど、せっかくハイコーキの掃除機を買うので、お手持ちのバッテリーを使い回せたら嬉しいです。
まずはあなたがどんな工具をもっているか、バッテリーの電圧の型番についても把握しておきましょう。
ハイコーキのマルチボルト対応バッテリーの型番は、以下の通りです。
- BSL36A18(2.5Ah)
- BSL36B18(4.0Ah)
- BSL36C18(1.5Ah)
- BSL36A18B(2.5Ah)
- BSL36B18B(4.0Ah)
- BSL36A18X/BSL36A18BX(2.5Ah)
- BSL36B18X/BSL36B18BX(4.0Ah)
上記の型番に該当すれば、ハイコーキの掃除機でマルチボルトバッテリーを使用することが可能です。
しかし繰り返しになりますが、掃除機本体もマルチボルト対応モデルである必要があるので、後述するおすすめ掃除機を参考にしてみてください!
電圧別ハイコーキの人気掃除機は?おすすめ5シリーズを紹介
ハイコーキは電源場所やコードが必要ないバッテリー式のコードレスクリーナーのラインナップも豊富です。
電動工具メーカーではマキタが家庭用掃除機と愛用されている一方で、ハイコーキにも便利なコードレスクリーナーがあります。
ここからは、ハイコーキのおすすめ掃除機を5シリーズにわけて紹介していきます!
マルチボルト
〝もう、バッテリーは1つでいい。〟がキャッチコピーのマルチボルトバッテリー。
そんなマルチボルト対応モデルでおススメするのがR36DBです。
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吸込仕事率 |
強 |
155W |
強 |
90W |
||
弱 |
35W |
弱 |
25W |
|||
標準 |
65W |
標準 |
50W |
|||
集じん容量 |
560mL強 |
400mL(1室) |
||||
1充電当たりの作業時間 ※BSL36A18使用時 |
強 |
約15分 |
強 |
約15分 |
||
標準 |
約30分 |
標準 |
約30分 |
|||
弱 |
約60分 |
弱 |
約60分 |
|||
本機寸法 |
476mm×112mm×169mm |
521mm×112mm×180mm |
||||
延長管・床面ノズル取り付け時長さ |
1,008mm |
1,022mm |
||||
質量 |
1.6kg |
1.9kg |
||||
使用可能バッテリー |
マルチボルト蓄電池 |
|||||
付属品 |
床用ノズル・延長管(ノズルホルダ付き)・ |
|||||
モデル |
XPZ |
XP |
NN |
XPZ |
XP |
NN |
モデル |
XPGZ |
XPG |
NNG |
XPGZ |
XPG |
NNG |
希望小売価格 |
55,600円 |
55,600円 |
21,500円 |
59,200円 |
59,200円 |
25,100円 |
リチウムイオンバッテリー |
BSL36A18X |
BSL36A18 |
別売り |
BSL36A18X |
BSL36A18 |
別売り |
急速充電器 |
UC18YDL2 |
UC18YDL2 |
UC18YDL2 |
UC18YDL2 |
参照
『ハイコーキ R36DB』
R36DBは床面構造の最適化、稼働化のブレードの採用によって、掃除がしにくいじゅうたん、カーペットでも動作がスムーズになりました。
階段にじゅうたんを敷いている場合でも、車輪位置の最適化によって階段の段差に残るほこりやチリを最低限に抑え、使いやすい一台を作りました。
従来のハイコーキ18Vモデルの掃除機と比べると、36Vにすることで約3.9倍も吸込仕事率がアップしているのが特徴です。
しっかりごみを吸引してくれるハイパワー掃除機は騒音が心配ですが、ハイコーキのR36DBは73dBの低騒音で、これはセミの鳴き声程度の騒音です。
もちろんハイコーキは電動工具メーカーなので、ハイパワーなブラシレスモーターを搭載しています。
気になる集塵したごみの処分は、特許を取得したダストケース集塵方式と除じん方式の2つを利用可能です。
R36DB(SC)は目詰まりしにくい2段サイクロン+HEPAフィルターで吸引率を一定に保ちます。
簡単なごみ捨て、ハイパワー、シンプルな操作と、年代を問わずに多くの方に愛用される一台になるでしょう。
上記はハイコーキーの特におすすめの掃除機を早速紹介しましたが、「マルチボルトを掃除機だけに使うのはもったいない!」という方は、現場で使用している電動工具のマルチボルトバッテリーをひとつ掃除機に使用することで問題なく使用できるのもおすすめポイントです。
18Vシリーズ
ハイコーキの電動工具には、マルチボルトが登場したとはいえどまだまだ18Vシリーズが主流です。
この18Vのバッテリーを搭載したR18DB・R18DTBはお掃除の〝ちょうどいい〟を取り入れたモデルなので、現場から一般家庭用まで幅広くおすすめのモデルになっています。
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|
R18DB(S) |
R18DTB |
|||
吸込仕事率 |
強 |
40W |
強 |
25W |
40W |
|
標準 |
30W |
標準 |
18W |
|||
弱 |
16W |
弱 |
10W |
|||
集じん容量 |
560mL |
400mL |
560mL |
|||
1充電当たりの作業時間 ※BSL36A18使用時 |
強 |
約40分 |
強 |
約40分 |
約40分 |
|
標準 |
約48分 |
標準 |
約48分 |
|||
弱 |
約66分 |
弱 |
約66分 |
|||
本体寸法 |
476mm×112mm×169mm |
510mm×112mm×169mm |
476mm×112mm ×170mm |
|||
延長管・床用ノズル取付け時長さ |
1,003mm |
1,026mm |
1,003mm |
|||
質量 |
1.7kg |
|||||
使用可能蓄電池 |
リチウムイオン電池18V(BSL18XXシリーズ) |
|||||
標準付属品 |
床用ノズル・延長管(ノズルホルダ付)・スキマノズル・急速充電器・電池カバー |
|||||
モデル |
XP |
NN |
XP |
NN |
XP |
NN |
希望小売価格 |
51,300円 |
13,300円 |
54,300円 |
16,200円 |
50.200円 |
12,100円 |
リチウムイオンバッテリー |
マルチボルト |
別売り |
マルチボルト |
別売り |
マルチボルト |
別売り |
急速充電器 |
UC18YDL2 |
UC18YDL2 |
UC18YDL2 |
参照
『ハイコーキ R18DB/R18DTB』
ハイコーキにはR18DAというモデルもありますが、住宅地の使用などで静音性を求めるならR18DB・R18DTB一択です。
強モードでも驚異の68dBと静かで、走行中の電車車内程度の騒音です。
各シリーズの違いを簡単に説明すると、R18DTBはトリガスイッチになっていて、必要なときに、必要な分だけこまめにお掃除することができます。
スタンダードモデルやトリガーモデルの他に、1段サイクロンモデルも完備しています。
そのため集めたごみをよりたくさん、簡単に処分することができます。
操作も簡単で、手元の「強」「標準/弱」「切」の3つを操作するだけなので、どなたでも簡単にお掃除できます。
14.4Vシリーズ
ハイコーキには、お好みで18Vと14.4Vから選べるコードレスクリーナーもあります。
R18DAは18Vモデル、R14DAは14.4Vモデルです。
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吸込仕事率 |
強 |
40W |
強 |
35W |
標準 |
30W |
標準 |
26W |
|
弱 |
16W |
弱 |
14W |
|
集じん容量 |
560mL |
|||
1充電当たりの作業時間 |
強 |
約40分 |
強 |
約42分 |
標準 |
約48分 |
標準 |
約48分 |
|
弱 |
約66分 |
弱 |
約68分 |
|
本機寸法 |
476mm×112mm×169mm |
521mm×112mm×180mm |
||
延長管・床面ノズル取り付け時長さ |
1,008mm |
1,022mm |
||
質量 |
1.6kg |
1.9kg |
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使用可能蓄電池 |
マルチボルト蓄電池(残量表示突) |
|||
付属品 |
床用ノズル・延長管(ノズルホルダ付き)・急速充電器・ |
|||
モデル |
LXP |
YP |
NN |
|
希望小売価格 |
43,600円 |
47,800円 |
12,700円 |
|
リチウムイオンバッテリー |
マルチボルト |
6.0Ah |
別売り |
|
急速充電器 |
UC18YDL |
UC18YDL |
参照
『ハイコーキ R18DA/R14DA』
R18DAとR14DAは、タッチ操作位置を後方に配置したことで、ハンドルを握ったまま使いやすくなったのが特徴です。
強・標準・弱の3段階に切り替え可能で、18Vモデルでは40W、14.4Vモデルでも35Wの頼れる吸引力を発揮します。
ハイコーキが特許を取得した「ダストケース」の集じん方法はとってもシンプルで扱いやすく、除じん機構と一体になったケースが、手を汚すことなくごみを処分できます。
10.8Vシリーズ
ハイコーキの10.8Vシリーズのクリーナーではソファの隙間のゴミや窓のサッシの埃などもしっかりと吸引可能です。
ご紹介するR12DCはバランスの良いクリーナーなのでいろいろな場面で使用することができます。
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吸込仕事率 |
強 |
30W |
標準 |
18W |
|
弱 |
10W |
|
集じん容量 |
560mL |
|
1充電当たりの作業時間 ※BSL1220M使用時 |
強 |
約16分 |
標準 |
約27分 |
|
弱 |
約36分 |
|
本機寸法 |
460×102×140mm |
|
延長管・床面ノズル取り付け時長さ |
987mm |
|
質量 |
1.1kg |
|
付属品 |
床用ノズルB・延長管(ノズルホルダ付)・ |
|
モデル |
BSW |
NN |
希望小売価格 |
21,100円 |
8,800円 |
リチウムイオンバッテリー |
BSL1220M |
別売り |
急速充電器 |
UC12SL |
参照
『ハイコーキ R12DC』
R12DCは標準モードでもパワフルな吸引力を発揮してくれます。本体の質量は1.1㎏と軽いので長時間でも疲れにくく楽に使用することができます。
吸込仕事率は強で30W、標準で18W、弱で10Wとサブ機としてもおススメです。
標準で約27分間使用できるので広い場所の掃除には少し物足りませんが単身者などワンルームの掃除にはぴったりです。
7.2Vシリーズ
ハイコーキのなかでも最も容量の小さな7.2Vバッテリーを搭載したR7DAは、メイン使いより、車内の清掃、事務所やおうちのなかで少し気になった時用の掃除機としてサブ使いしたい方におすすめです。
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||
吸込仕事率 |
強 |
30W |
標準 |
18W |
|
弱 |
10W |
|
集じん容量 |
560mL |
|
1充電当たりの作業時間 |
強 |
約10分 |
標準 |
約12分 |
|
弱 |
約20分 |
|
本機寸法 |
460mm×102mm×144mm |
|
延長管・床面ノズル取り付け時長さ |
972mm |
|
質量 |
1.0kg |
|
付属品 |
床用ノズル・延長管(ノズルホルダ付)・ |
|
モデル |
(LC) |
|
モデル |
(LC)(B) |
|
希望小売価格 |
16,000円 |
|
リチウムイオンバッテリー |
BCL715 |
参照
『ハイコーキ R7DA』
R7DAはハイコーキの掃除機のなかで、最もシンプルなデザインと性能を持ち合わせているといっても過言ではありません。
狭い場所の掃除を想定して、パネルスイッチの位置を後方に配置することで、ハンドルを握っていても片手で操作しやすくなっています。
吸込仕事率は強で20W、標準で15W、弱で6Wになります。
サブ使いなら大きな吸引力は不要なので、気になった時の〝小掃除〟用にいかがでしょうか。
ハイコーキとマキタどっちがいいの?それぞれ違い
国内で人気の電動工具メーカーとして名をはせるハイコーキですが、ライバル会社としてマキタの存在も意識したいところです。
マキタはハイコーキと同じく、インパクトドライバーや丸のこなど幅広い電動工具をラインナップしており、ハイコーキ同様にバッテリーの評判もよく、掃除機のラインナップも豊富です。
そのマキタとハイコーキの掃除機とバッテリーを比較すると、違いが2つありました。
そこでここからは、ハイコーキとマキタの掃除機とバッテリーの違いを解説していきます。
充電速度の違い
ハイコーキとマキタの掃除機の違い1つ目は、バッテリーの充電速度に違いがあります。
先に結論を言うと、マキタよりもハイコーキのほうが充電速度が比較的速いというのがポイントです。
そのため、スピーディーなお掃除を希望する方はハイコーキの掃除機をおすすめします。
その理由は、両者主力製品である18V6.0Ahのモデルで充電速度を比較したときに、フル充電までハイコーキのBSL1860は30分、マキタのBL1860Bは40分と10分間の差があったからです。
微々たる差かもしれませんが、掃除機の連続使用を考えると充電速度は速いほうが効率的で作業性も高いのでおすすめです。
ちょっとした休憩時間でも、わずか30分でフル充電ができると考えると仕事で掃除機を使用するときにもサッとお掃除することができます。
バッテリー性能の違い
ハイコーキとマキタの掃除機の違い2つ目は、バッテリーの性能が異なることです。
両者上位モデルであるハイコーキのマルチボルトモデルと、マキタの40Vmaxモデルで比較すると以下のような違いがあります。
|
ハイコーキ マルチボルト |
マキタ 40Vmax |
バッテリー電圧 |
18〜36V |
36V |
18V互換性 |
〇 |
PDC01で対応可能 |
バッテリーの種類 |
BS36A18(2.5Ah) |
BL4025(2.5Ah) |
防水・防じん機能 |
× |
IP56 |
ACアダプター |
ET36A |
× |
Bluetooth対応 |
〇 |
× |
ハイコーキとマキタの扱うバッテリーによって、上記のような違いがあります。
一覧表で見てわかるように、バッテリーの性能を細かく見るとハイコーキのほうが選択肢の幅が広いので、現場使用から家庭用まで対応可能です。
掃除機を屋外で使用することは考えにくいので、マキタのみ対応している防水・防じん対応はさほど気にする必要はないでしょう。
またACアダプターに対応していることで、より掃除機を使用するシーンが幅広くなります。
ハイコーキの掃除機の選び方
ハイコーキの掃除機について最後にご紹介したいのが、本体の選び方です。
他社と同様に、ハイコーキもモデルに応じて性能や価格が異なるので、しっかりと使用するシーンをイメージすることで必要なモデルを選ぶことができます。
そこでここからは、ハイコーキの掃除機の選び方について4つのポイントを紹介していきます。
予算を決める
ハイコーキの掃除機を選ぶときにまず考えておきたいのが、〝いくらまでのモデルを選べるのか〟です。
ハイコーキの掃除機は、リーズナブルなモデルで1万円台、上位モデルで5万円台と幅広い価格帯で販売しています。
そのためご自身が掃除機を選ぶときに、いくらまでのモデルを購入できるのかを事前にきめておくことが大切です。
しかし、価格だけで掃除機を選んではいけません。
価格が安いモデルは比較的性能がシンプルで、上位モデルは多機能モデルになっていることが多いので、繰り返しになりますがどのようなシーンで掃除機を使うのかをイメージすることが大切です。
例えば、ハイコーキの掃除機のなかでもリーズナブルな7.2VのR7DAと、上位モデルのマルチボルトシリーズのR36DBを比較すると以下のような違いがあります。
|
R7DA |
R36DB |
吸込仕事率 |
20W |
155W |
集じん容量 |
560mL |
|
騒音 |
67dB |
72dB |
ブラシレスモーター |
× |
○ |
フィルター |
プレフィルタ |
ハイクリーンフィルター |
集じん方式 |
除じん機構(特許) |
ダイスとケース集じん方式&除じん機構(特許) |
お知らせランプ |
○ |
|
パネルスイッチ |
3段階切り替え |
|
LEDランプ |
× |
○ |
1充電あたりの作業時間 |
強:約10分 |
強:約15分 |
希望小売価格 |
16,000円 |
21,500〜55,600円 |
価格だけ見ると大きく異なる上記2つのモデルですが、性能面でも大きな違いがあります。
7.2Vとマルチボルトを比較すると、サブ使いでは7.2VのR7DAのほう使いやすく、メイン使いするならマルチボルトのR36DAのほうが快適に使用できます。
このような違いがあるからこそ、ハイコーキの掃除機を選ぶ時は予算を決めつつ、性能もしっかりと比較して〝費用対効果〟で選ぶようにしましょう。
バッテリー容量をチェックする
ハイコーキの掃除機を選ぶ時は、バッテリー容量も意識しましょう。
バッテリー容量は異なり、ハイコーキの場合は以下の5種類があります。
- 1.5Ah
- 3.0Ah
- 4.0Ah
- 5.0Ah
- 6.0Ah
バッテリー容量は大きくなるにつれてその分長く使用できるので、ハイコーキの掃除機をサブ使いしたいなら容量が小さいものを、メイン使いするなら大きなものを選ぶことで価格を抑えることができます。
また容量が小さいバッテリーは充電速度も速く、反対に大きなものは長くなるので、連続使用する場合は容量が小さいほうが良い場合もあります。
このようにあなたがどのようなシーンでハイコーキの掃除機を使いたいのかによって、バッテリー容量の選び方も異なるのでしっかりと利用シーンもイメージしましょう。
女性や高齢者は1.4kg以内のパワーヘッドがおすすめ
コードレス掃除機を選ぶ時は、本体の質量も大きなチェックポイントになります。
ハイコーキの掃除機は、軽いモデルで1.0kg以内、重たいものでも2.0kg以内と軽量モデルを中心にラインナップしています。
1.0kg以内の差はそこまで気にしない方が多いと思いますが、〝掃除機を使用する時間〟によってはこの1.0kgの差が大きな負担になります。
例えばメイン使いでハイコーキの掃除機を使用する場合は、軽量モデルの1.0㎏~1.4kg以内のほうが持ちやすく、手も疲れにくくなっています。
しかし軽量モデルはバッテリー電圧・容量ともに小さなモデルになっているので、連続使用を想定したほうが良いでしょう。
一方で1.5㎏~2.0kg近いモデルは、メイン使いする掃除機のように長時間使用するなら手が疲れやすく、女性や高齢の方にとっては扱いにくくなるというデメリットがあります。
しかしバッテリーの電圧や容量が大きなモデルになっているので、1回の充電で長く使用することが可能です。
いずれの場合も、しっかりと掃除機の使用シーンをイメージすることが大切です。
集塵方法に注目してメンテナンス頻度もチェック
最後にチェックしたいポイントが、掃除機の集じん方法です。
ハイコーキのダストケースには、特許を取得している除じんブレードが搭載されているのが他社との大きな違いです。
除じんブレードがごみをかき取り、ダストケース内にたまっていく仕様になっています。
そのため紙パックが不要になっているのでランニングコストを抑えることが可能で、さらにゴミ捨ての際は細かなメンテナンスも不要なのでお手入れをスピーディーに済ますことが可能です。
まとめ
多くの職人さんの仕事を支えるハイコーキからは、インパクトドライバーや丸のこの他に掃除機もラインナップされています。
ハイコーキはライバル会社マキタと同じく、掃除機のラインナップが豊富で家庭用としても使用可能なので、幅広い方におすすめできる掃除機です。
ハイコーキの掃除機は、特許を出願している除じんブレードが搭載されている他に、マキタのバッテリーと比較すると充電速度が速いので、連続使用したい方にもおすすめです。
ハイコーキの掃除機は性能や価格などを見てみると選択肢の幅が広いので、今回ご紹介した内容を参考に選んでみてください。
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