マキタのおすすめ充電式インパクトレンチ8選|人気の18V機種も紹介!
インパクトレンチはタイヤ交換や大型家具の組み立てなど、幅広い作業で活躍する電動工具です。
特に充電式モデルは電源コードがないので取り回ししやすく、人気が高いので今悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
もしあなたが電動工具メーカーでインパクトレンチ選びに悩んでいたら、マキタのモデルをおすすめします。
マキタはラインナップが豊富なので、用途や希望、予算に応じて選ぶことができます。
そこで今回は、マキタのインパクトレンチについて以下のことが分かる内容になっています。
- インパクトレンチとは?インパクトドライバーやトルクレンチとの違い
- マキタのおすすめインパクトレンチ8選
- マキタのインパクトレンチの選び方は?3つのポイントを解説
- インパクトレンチを使うときは2つのことに注意しよう
マキタのインパクトレンチについてよくわかる内容になっているので、ぜひ最後まで参考にしてみてくださいね!
インパクトレンチとは?類似工具との違いも解説
インパクトレンチとは、ボルトやナットを叩く力〝打撃力〟を利用して取り付けるための工具です。
ボルトなどを締め付けるときと、緩めるときの両方で使用することが可能で、インパクトレンチは先端のソケットのサイズを変えることで幅広いサイズのボルトに対応できます。
- 自動車のタイヤ交換
- 建設現場での施工
- 大型機械(農機具や工業機械)メンテナンス
- 大型家具の組み立てなど
インパクトレンチは、上記のような用途で使用することが可能です。
しかしインパクトレンチには外見や用途がよく似ている工具が他にもあります。
インパクトレンチを用意するのが面倒だからといって、それらの工具で併用して作業すると重大な事故が起こる可能性が高いので避けましょう。
そこでここからは、インパクトレンチとよく似たインパクトドライバーとトルクレンチの違いについて解説していきます。
インパクトレンチとインパクトドライバーの違い
〝打撃力〟を利用して作業する工具の代表格が、インパクトドライバーです。
インパクトドライバーは打撃力の他に回転を利用して作業できるので、「ボルトやナットの取り付けもできるのでは?」と考える方が多いと思います。
しかしインパクトドライバーは、先端工具を変えるとボルトやナットの取り付けもできますが、基本的に〝ネジ〟を回して取り付ける工具です。
そのため、インパクトドライバーは木材へのビス打ちや、家具のネジ締め、研磨などの用途で使用しますが、インパクトドライバーはタイヤ交換や大型家具の組み立てのように用途が限定的という違いがあります。
また先端の形状もインパクトドライバーは六角形なのに対して、インパクトレンチは四角形という違いも特徴的です。
インパクトレンチとトルクレンチの違い
トルクレンチは「適正締付力(トルク)で締め付けるため、今行っている作業を、どれくらいの力で締付けているか」を測定するための工具です。
そのため、インパクトレンチのようにボルトやナットを直接取り付けたり、緩めたりすることはできません。
マキタのおすすめインパクトレンチ8選!人気の18Vも紹介!
「良いインパクトレンチないかなぁ〜」と探している方は、豊富なラインナップからあなたにぴったりのインパクトレンチが見つかるマキタ製のモデルがおすすめです。
マキタのインパクトレンチは、ラインナップ数だけではなく、トルクが1,350N・mの「TW001G」や、正逆転オートストップモードを搭載したモデル、高耐久バッテリー仕様と、マキタ独自の強みがあります。
そこでここからは、マキタの人気おすすめインパクトレンチを8機種、人気の18Vモデルを中心に紹介していきます!
スライド式 10.8V TW161DSMX
能力 |
普通ボルト |
M8〜M16 |
高力ボルト |
M6〜M12 |
|
回転数 |
強 |
0〜2,400min-1 |
弱 |
0〜1,300min-1 |
|
打撃数 |
強 |
0〜3,600min-1 |
弱 |
0〜2,000min-1 |
|
本機寸法 |
150mm×66mm×232mm |
|
質量 |
1.2kg |
|
角ドライブsq |
12.7mm |
|
標準小売価格 |
45,800円 |
参照
『makita TW161DSMX』
TW161DSMXは、スライド式の10.8Vバッテリーを採用したことで質量を軽量化し、軽快な取り回しを実現したインパクトレンチです。
「逆転オートストップモード」を搭載しているので、ナットなどの不意な落下を防止することが可能です。
逆転オートストップモードとは、回転+打撃で緩めを開始した後に、ナットが緩んでから約0.2秒後に自動停止します!
ナットを取り外すときはトリガを軽く引き直すだけで取り外すことができるので、ナットなどを落とす心配がありません。
打撃力は〝強〟と〝弱〟の2モード切替に対応しており、ソケットのピンは「Cスプリング式」になっているので、ピンを差し込む前にソケットを仮保持が可能です。
本体は防滴・防じんAPT仕様なので、突然の雨やハードな現場でも安心して使用できます。
「DIYから仕事用として幅広く活用したい!」と感じている方に、TW161DSMXはおすすめです。
14.4V TW284DRGX
能力 |
普通ボルト |
M8〜M16 |
高力ボルト |
M10〜M16 |
|
回転数 |
強 |
0〜2,800min-1 |
中 |
0〜2,100min-1 |
|
弱 |
0〜1,600min-1 |
|
打撃数 |
強 |
0〜3,500min-1 |
中 |
0〜2,600min-1 |
|
弱 |
0〜1,800min-1 |
|
本機寸法 |
147mm×79mm×249mm |
|
質量 |
1.6kg |
|
角ドライブsq |
12.7mm |
|
標準小売価格 |
83,300円 |
参照
『makita TW284DRGX』
TW284DRGXも、先ほどと同じ逆転オートストップモードを搭載したモデルです。
TW284DRGXはハイパワーなブラシレスモーターを搭載しており、さらに本体が軽量でコンパクトです。
先端を照らすLEDライトや、安全帯へ引っかけるのに便利なフック付きで、防じん・防滴APTにも対応している頼れるモデルです。
そのためTW284DRGXは、「コンパクト・軽量ながらも基本的な機能・性能を搭載したモデルのインパクトレンチを探している」という方におすすめのモデルです。
18V TW181DRGX
能力 |
普通ボルト |
M8〜M16 |
高力ボルト |
M6〜M12 |
|
回転数 |
強 |
0〜2,400min-1 |
弱 |
0〜1,300min-1 |
|
打撃数 |
強 |
0〜3,600min-1 |
弱 |
0〜2,000min-1 |
|
本機寸法 |
151mm×79mm×235mm |
|
質量 |
1.5kg |
|
角ドライブsq |
12.7mm |
|
標準小売価格 |
84,200円 |
参照
『makita TW181DRGX』
ここからマキタのインパクトレンチのなかでも、人気の18Vモデルのご紹介です。
まずTW181DRGXは、ここまで紹介したモデルのように軽量・コンパクトなボディに、逆転オートストップモードを搭載しています。
〝強〟と〝弱〟の2モードに切り替えることができ、Cスプリング式を採用しております。
防滴・防じんAPTに対応した、「18Vで基本的な機能を搭載した使いやすいモデルを探している」という方におすすめのインパクトレンチです。
18V TW300DRGX
能力 |
普通ボルト |
M10〜M20 |
高力ボルト |
M10〜M16 |
|
回転数 |
最強 |
0〜3,000min-1 |
強 |
0〜2,600min-1 |
|
中 |
0〜1,800min-1 |
|
弱 |
0〜1,000min-1 |
|
打撃数 |
最強 |
0〜4,000min-1 |
強 |
0〜3,400min-1 |
|
中 |
0〜2,600min-1 |
|
弱 |
0〜1,800min-1 |
|
本機寸法 |
144mm×81mm×246mm |
|
質量 |
1.8kg |
|
角ドライブsq |
12.7mm |
|
標準小売価格 |
86,700円 |
参照
『makita TW300DRGX』
TW300DRGXは、マキタの18Vインパクトレンチのなかでも「スイッチ全開モード」を搭載した、トリガを少し引くだけで一気に全速回転をはじめるモデルです。
打撃力は4段階に切り替えることが可能で、幅広い作業に対応できます。
ここまでご紹介してきたモデルと同じく、防滴・防じんAPT、先端を照らすLEDライト搭載、安全帯に取り付けられるフック付きなど多機能なモデルになっています。
そのため「ハイパワーで軽快・豪快な使い方ができるモデルを探している」という方にTW300DRGXはおすすめです。
18V TW1001DRGX
能力 |
普通ボルト |
M12〜M30 |
高力ボルト |
M10〜M22 |
|
回転数 |
強 |
0〜1,800min-1 |
中 |
0〜1,000min-1 |
|
弱 |
0〜900min-1 |
|
打撃数 |
強 |
0〜2,200min-1 |
中 |
0〜2,000min-1 |
|
弱 |
0〜1,800min-1 |
|
本機寸法 |
229mm×91mm×289mm |
|
質量 |
3.7kg |
|
角ドライブsq |
19mm |
|
標準小売価格 |
106,100円 |
参照
『makita TW1001DRGX』
TW1001DRGXは、マキタの18Vモデルのなかで800N・mのハイパワーを誇るインパクトレンチです。
ブラシレスモーターを搭載し、パワーに対して軽量・小型なモデルなので、高出力・高耐久、そして使いやすさでも十分な満足感を得ることができます。
手元を照らす高輝度LEDライト(2灯式)や、打撃力3段階切り替え、安全帯へ引っかけられるフック付き、フトコロ寸法45mmなど、「ハイパワーで使いやすいモデルを探している」という方にTW1001DRGXはおすすめです。
18V TW450DRGX
能力 |
普通ボルト |
M12〜M22 |
高力ボルト |
M10〜M16 |
|
回転数 |
1,600min-1 |
|
打撃数 |
2,200min-1 |
|
本機寸法 |
266mm×82mm×290mm |
|
質量 |
3.4kg |
|
角ドライブsq |
12.7mm |
|
価格 |
75,980円 |
参照
『Amazon TW450DRGX』
TW450DRGXは、驚愕の380N・mとパワフルなインパクトレンチで、土台緊結皿座金(スクリューワッシャー)の締付け作業にも対応しているのが特徴のモデルです。
基本的な性能はここまでご紹介してきたインパクトレンチと同じですが、TW450DRGXは「土台緊結皿座金(スクリューワッシャー)の締付け作業に対応したモデルがほしい」という職人さんにおすすめのモデルです。
18V TW700DRGX
能力 |
普通ボルト |
M10〜M24 |
高力ボルト |
M10〜M16 |
|
回転数 |
最速 |
0〜2,200min-1 |
強 |
0〜1,900min-1 |
|
中 |
0〜1,200min-1 |
|
弱 |
0〜500min-1 |
|
打撃数 |
最速 |
0〜2,700min-1 |
強 |
0〜2,400min-1 |
|
中 |
0〜1,700min-1 |
|
弱 |
0〜1,000min-1 |
|
本機寸法 |
170mm×81mm×276mm |
|
質量 |
2.6kg |
|
角ドライブsq |
12.7mm |
|
標準小売価格 |
98,300円 |
参照
『makita TW700DRGX』
TW700Dは、高トルク・高速締付け、そしてパワーと軽さを両立したミドルクラスのインパクトレンチです。
トルクアップと大幅な小型化を両立した奇跡のような一台で、最大締付トルクは600N・mです。
ハイパワーなブラシレスモーターを搭載したことで、従来機と比べてハイパワーな締付け作業を実現することができます。
正逆転オートストップモードや、スイッチ全速モード、打撃力4段階切り替え、防滴・防じんAPT、Cスプリング式と、必要な機能をぎゅっ!と詰め込んだ使いやすいインパクトレンチをお求めの方におすすめです。
40Vmax TW001GRDX
能力 |
普通ボルト |
M12〜M36 |
高力ボルト |
M10〜M27 |
|
回転数 |
最速 |
0〜1,800min-1 |
強 |
0〜1,400min-1 |
|
中 |
0〜1,100min-1 |
|
弱 |
0〜950min-1 |
|
打撃数 |
最速 |
0〜2,300min-1 |
強 |
0〜2,200min-1 |
|
中 |
0〜2,100min-1 |
|
弱 |
0〜1,900min-1 |
|
本機寸法 |
217mm×94mm×297mm |
|
質量 |
3.8kg |
|
角ドライブsq |
19mm |
|
標準小売価格 |
111,300円 |
参照
『makita TW001GRDX』
最後にご紹介するのが、マキタ史上最高峰のハイパワーモデル〝40Vmax〟シリーズのインパクトレンチです。
本体と専用バッテリーが共にIP56と防じん・防水仕様になっており、40Vmax専用のバッテリーを使用することでクラス最強のトルク1,350N・mのモンスター級インパクトレンチが登場しました。
定回転制御でバッテリー残量に左右されにくく、打撃力は4段階に調整することが可能です。
スイッチ全速モードや、正逆転オートストップモード、手元を照らすLEDライト、Cスプリング式と、必要な機能を従来機から引き継ぎつつも、作業効率を支えるパワーを大幅にアップしたモデルです。
「とにかくハイパワーなインパクトレンチがほしい!」という方に、マキタのTW001GRDXはおすすめです。
インパクトレンチの選び方は?3つのポイント
マキタでおすすめするインパクトレンチは、ご紹介したように8機種ありました。
8機種もあるので、「結局どれを選んだらいいのかわからない…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこでここからは、マキタのインパクトレンチの選び方で、ポイントとなる3点を紹介していきます!
バッテリー電圧
ご紹介したように、マキタの充電式インパクトレンチは
- 10.8V
- 14V
- 18V
- 40Vmax
上記4つの電圧からラインナップされています。
一般的にバッテリーの電圧がアップすると、その分パワーも上がる傾向にあります。
しかしその分コストも高くなるので、予算と相談しながら決める必要があるでしょう。
また、家庭用やDIYであれば10.8Vや14.4Vで十分な働きぶりを見せてくれますが、プロの職人さんが毎日使う仕事道具としては少し物足りなさを感じると思います。
後述しますが、バッテリー電圧ごとにトルクが高くなっていくことが多いので、職人さんは18Vや40Vmaxを選んでおくと安心です。
用途とトルク
あなたがどのような作業をするのかに応じて、必要になってくるトルクが異なります。
- 建設現場での足場設置…280〜349N・m
- 建設機械や大型トラックの整備…350〜649N・m
- 産業機械の据付工事や電車保線作業…650N・m〜
上記のように、特にプロの職人さんであればご自身がどのくらいのトルクを求めているかイメージしながら選びましょう。
価格
マキタに限らず他社でも同じですが、インパクトレンチの性能がアップするとコストも上がります。
特に充電式モデルはバッテリー付きというケースが多いので、既にバッテリーを持っていれば本体のみを購入するとコストを下げることができます。
インパクトレンチはここに注意が必要!2つの注意点
インパクトレンチの注意点は、主に以下の2点です。
- 締め付けすぎに注意する
- 専用のソケットを使用する
インパクトレンチは、強い力でボルトやナットを締め付けることができる工具です。
そのため、締め付けすぎによるボルトなどの破損の他にも、緩めたいときに調節できなくなる可能性も高くなります。
もしどれくらいのトルクで締め付けているのか判断できない場合は、トルクレンチを使うと正確にトルクを測ることができます。
特にタイヤ交換でインパクトレンチを使用する場合は、各メーカーや車種で必要なトルクが決まっているので、必ずトルクレンチを使用しましょう。
2点目は、インパクトレンチのソケットは専用のソケットを使用することです。
インパクトレンチには、必ずインパクトレンチ用のソケットを使用して、間違えてもソケットレンチ用のソケットを使用しないようにしましょう。
もし間違えてしまうと、インパクトレンチの力に耐えられずに破損してしまいケガをする可能性があります。
インパクトレンチのソケットは、
- 6.3sq
- 9.5sq
- 12.7sq
- 10.0sq
- 25.4sq
上記5種類のみです。
各モデルのカタログに適合するソケットの種類が必ず記載されているので、事前に確認しておきましょう。
まとめ
インパクトレンチは、ボルトやナットを打撃力を加えて締め付けたり、緩めたりできる電動工具のひとつです。
幅広い作業に使用可能で、マキタは特にラインナップが豊富なメーカーなので、用途や希望に応じて自由に選ぶことができます。
ラインナップが多いのでどのモデルを選んだらいいか悩む方が多いと思いますが、もし悩んだら今回ご紹介した8機種を参考にしてみてください。
また、3つの選び方のポイントや注意点もぜひ参考にしてみてくださいね!
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