
マキタのおすすめレシプロソー10選!セーバーソーとの違いや選び方のポイントを紹介
レシプロソーはメーカーによって呼び方が異なりますが、マキタは「レシプロソー」としてさまざまなモデルを数多くラインナップしています。
レシプロソーはプロの職人さんの他に、一般家庭でのDIYや庭木のせん定、粗大ごみの解体などにも使えるので、用途に応じて選ぶことが大切です。
用途に応じて選ぶためにも選択肢は多いほうがいいので、この記事ではマキタのレシプロソーをおすすめします!
そこで今回は、マキタのレシプロソーについて以下のことがわかる内容になっています。
- マキタのレシプロソーとは?セーバーソーやチェーンソーとの違い
 - 【コード式・充電式】マキタのおすすめレシプロソー10選
 - マキタのレシプロソーの選び方
 
マキタのレシプロソーについてよくわかる内容になっているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
マキタのレシプロソーとは?セーバーソーとの違い

レシプロソーはメーカーによって製品名が異なるので、マキタではレシプロソーでも、他社ではセーバーソーと呼ばれています。
またレシプロソーとよく似た電動工具もあるので、それぞれの違いを把握しておくことで、作業に応じて適切な電動工具を選ぶことができます。
レシプロソーは何に使うべきか、できる作業内容についても把握しておきましょう。
そこでここからは、マキタのレシプロソーと他社のセーバーソーの違いと、レシプロソーは何に使うべきかについて解説していきます!
レシプロソーとセーバーソーの違い
レシプロソーとセーバーソーは、メーカーによる呼び方の違いです。
どちらも同じ電動工具のことで、マキタとパナソニックは「レシプロソー」、ボッシュとハイコーキは「セーバーソー」と呼びます。
最近ではマキタのレシプロソー人気が高まっているので、職人さんの間でも「レシプロソー」と呼ぶのが一般的になりつつあります。
レシプロソーとよく似た他の電動工具には、電動のこぎりやチェーンソーがあります。
電動のこぎりとレシプロソーは基本的に同じ構造で、電動のこぎりのほうが軽作業向きです。
例えばリョービのASK-1000は電動のこぎりとして販売されており、波の前後移動量(ストローク)が10mmしかありません。
一方でレシプロソーは一般的にストロークが15mm以上あるモデルが多いので、太い木材でも木くずを吐き出しながらしっかりと切断することが可能です。
また、チェーンソーは大きな素材の粗削り作業向けの電動工具で、レシプロソーと比べると切断面が粗いので精密作業には向いていません。
そのため寸法通りに素材を切断して、なおかつキレイな切断面にしたい場合はレシプロソーのほうが向いています。
レシプロソーは何に使う?
レシプロソーは、替刃を交換することで木材や鉄、アルミ、塩ビなど幅広い素材を切断することができる電動工具です。
この替刃は規格化されているので、各電動工具メーカーで互換性があります。
替刃の種類も豊富で、木材切断の「江戸目ブレード」や、金属切断用の「バイメタルブレード」、石材切断用の「ダイヤモンドブレード」など多岐にわたります。
そのため一般家庭では粗大ごみの解体やDIY、職人さんでは木材や塩ビ管切断など軽作業から、金属切断・解体までの重作業まで幅広く活用されています。
特に充電式のレシプロソーはコード式と比べると軽量・コンパクトなので、片手でも作業しやすいのが特徴です。
マキタはレシプロソーのラインナップが豊富なので、軽作業向けのコンパクトモデルから、解体や金属切断などの重作業をこなす大型モデルまで幅広くラインナップしています。
【ACコード式&充電式】マキタのおすすめレシプロソー10選

前述したように、マキタはレシプロソーのラインナップがとても豊富なので「どのモデルを選んだらいいかわからない…」という方が多いのではないでしょうか?
マキタはコード式と充電式の両方をラインナップしているので、用途や予算に応じて適切なモデルを選んでみてくださいね。
そこでここからは、マキタのおすすめレシプロソーをコード式・充電式の10モデルをご紹介いたします!
【ACコード式】JR1000FT

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 電圧  | 
 単相交流100V  | 
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 電流  | 
 3.6A  | 
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 ストローク  | 
 14mm  | 
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 ストローク数  | 
 0〜4,800min-1  | 
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 切断能力  | 
 パイプ  | 
 φ25.4  | 
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 木材  | 
 55mm  | 
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 本機寸法  | 
 345mm×65mm×96mm  | 
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 質量  | 
 1.5kg  | 
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 コード  | 
 2.5m  | 
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 標準小売価格  | 
 35,200〜41,800円  | 
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参照 
『makita JR1000FT』
マキタのJR1000FTは、ジグソーブレードを使用できる小型レシプロソーです。
本体のみの他にブレード10種類が付属したセット商品もあるので、はじめて小型レシプロソーを購入する方におすすめです。
二重絶縁、先端を照らすライト付き、無段変速機能付きになります。
「ひとまず工具場箱に小型レシプロソーを入れておきたい」という方におすすめです。
【ACコード式】JR3061T

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 電圧  | 
 単相交流100V  | 
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 電流  | 
 13A  | 
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 ストローク  | 
 32mm  | 
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 ストローク数  | 
 0〜3,000min-1  | 
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 切断能力  | 
 パイプ  | 
 φ130  | 
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 木材  | 
 255mm  | 
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 コード  | 
 2.5m  | 
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 標準小売価格  | 
 29,200円  | 
|
 
 参照 
『makita JR3061T』
マキタのレシプロソーのなかでも、コード式で大型モデルをお探しならJR3061Tがおすすめです。
炭素銅管25A、φ34(A-57984使用時)でマキタのベーシック機と比べて約10%も金工切断スピードがアップしています。
高能率切断と優れた耐久性を持つレシプロソーです。
JR3061Tは縦クランク搭載で、バランサ回転力の荷重でブレードが素材にしっかりと食いつくのが特徴です。
工具レスシュー調整&ブレード交換、無段変速、ソフトグリップ、さらにLEDライトや脚立などにかけられるツールハンガー付きの多機能モデルです。
マキタのコード式レシプロソーで、しっかりとした切断能力と耐久性、そしてこだわりの機能を搭載したモデルをお探しの方におすすめです。
【ACコード式】JR3050T

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 電圧  | 
 単相交流100V  | 
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 電流  | 
 9A  | 
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 ストローク  | 
 28mm  | 
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| 
 ストローク数  | 
 0〜2,800min-1  | 
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 切断能力  | 
 パイプ  | 
 φ130  | 
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 木材  | 
 120mm  | 
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 コード  | 
 2.5m  | 
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 価格  | 
 37,180円  | 
|
参照 
『Amazon makita JR3050T』
「軽量でコンパクトなレシプロソーがほしい!」という方におすすめなのが、マキタのJR3050Tです。
全長452mmのコンパクトボディで、質量はわずか3.2kgと軽量設計になっています。
工具レスでブレード交換&シュー調整が可能で、先端メカ部の耐久性が大幅にアップしています。
標準付属品として鉄工用ブレード(BIM33)と、石こう用ボード・サイディング・木(釘可)用ブレード(BIM34)が付属しているのですぐに使えます。
【ACコード式】JR3070CT
 
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 電圧  | 
 単相交流100V  | 
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 電流  | 
 15A  | 
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| 
 ストローク  | 
 32mm  | 
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| 
 ストローク数  | 
 0〜2,800min-1  | 
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| 
 切断能力  | 
 パイプ  | 
 φ130  | 
| 
 木材  | 
 120mm  | 
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 コード  | 
 2.5m  | 
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 価格  | 
 43,780円  | 
|
参照 
『Amazon makita JR3070CT』
「レシプロソーの振動を軽減したい」と感じている方で、マキタのコード式モデルをお探しならJR3070CTがおすすめです。
JR3070CTは低振動機構「AVT」を搭載したレシプロソーで、手に伝わる振動を大きく低減してくれます。
また、先端のメカ部の耐久性を大幅にアップしたことで、モーターのファンを利用して切粉を吹き飛ばし、防じんスリーブ&ゴム製シーリングで防じん性もアップします。
ブレードの動きにしゃくり(オービタル)運動を追加すること、素材へ刃が食い込みやすくすることで、切断速度を向上する「オービタル機構」も搭載しています。
ダイヤル変速や、工具レスでブレードの交換とシュー調整が可能など、作業者が使いやすい機能を豊富に搭載したレシプロソーです。
【充電式/14.4V】JR144DRF

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 ストローク  | 
 13mm  | 
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 ストローク数  | 
 0〜3,000min-1  | 
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| 
 切断能力  | 
 パイプ  | 
 φ50  | 
| 
 木材  | 
 50mm  | 
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 1充電あたりの作業量  | 
 石膏ボード  | 
 約280本  | 
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 木材  | 
 約45本  | 
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 鋼管  | 
 約125本  | 
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 塩ビ管  | 
 約240本  | 
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 寸法  | 
 397mm×81mm×210mm  | 
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 質量  | 
 1.6kg  | 
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 標準小売価格  | 
 51,500円  | 
|
参照 
『makita JR144D』
ここからは、コードレス充電式モデルのレシプロソーをご紹介いたします。
JR144DRFは、14.4Vバッテリーを使用したレシプロソーです。
トリガスイッチとパドルスイッチの2タイプのスイッチに対応しており、作業にあわせて無段変速スイッチを使い分けることが可能です。
片手で持てる軽量・コンパクトなボディで、家庭での庭木のせん定やDIY、プロユースまで幅広く使用できます。
専用アタッチメント不要で先端工具を付け替えることが可能で、レシプロソーブレードの他にジグソーBタイプブレードを使用可能です。
既にマキタの14.4V機をお持ちの方はバッテリーを使い回せるので、本体のみのJR144DZを選ぶこともおすすめです!
この場合価格が2万円を切る高コスパレシプロソーになるので、コストを抑えて選びたいという方におすすめです。
【充電式/14.4V】JR147DRG

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 ストローク  | 
 32mm  | 
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 ストローク数  | 
 高速  | 
 0〜2,300min-1  | 
| 
 低速  | 
 0〜3,000min-1  | 
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| 
 切断能力  | 
 パイプ  | 
 φ130  | 
| 
 木材  | 
 厚さ255mm  | 
|
| 
 1充電あたりの作業量  | 
 鉄管  | 
 約50本  | 
| 
 2×10材  | 
 約75本  | 
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 寸法  | 
 439mm×83mm×231mm  | 
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 質量  | 
 3.6kg  | 
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 標準小売価格  | 
 73,000円  | 
|
参照 
『makita JR147DRG』
JR147DRGは、ブラシレスモーターを搭載することで素材への食いつきが良く、引き速度が速い頼れるレシプロソーです。
ハイパワーで高耐久レシプロ高層部、ブレード固定強度向上、高耐久シューを採用したタフ性能モデルなので、長く安心して使用できるのもポイントです。
防滴・防じん「APT」仕様なので、ハードな環境でも耐えることが可能です。
さらに工具レスシュー調整&ブレード交換対応、2スピード切替、LEDライト、ブレーキ、ツールハンガ付きと機能面でも使いやすいので、はじめてのレシプロソーとしてもおすすめです。
【充電式/18V】JR189DRGX

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 ストローク  | 
 22mm  | 
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| 
 ストローク数  | 
 0〜3,100min-1  | 
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| 
 切断能力  | 
 パイプ  | 
 φ130  | 
| 
 木材  | 
 厚さ255mm  | 
|
| 
 1充電あたりの作業量  | 
 鉄管  | 
 約90本  | 
| 
 SPF/2×10材  | 
 約115本  | 
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 寸法  | 
 410mm×81mm×182mm  | 
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 質量  | 
 2.5kg  | 
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 標準小売価格  | 
 89,900円  | 
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参照 
『makita JR189D』
家庭用にもおすすめできるJR189DRGXは、ハイパワーなブラシレスモーターを搭載したレシプロソーです。
低振動機構「カウンタウエイト」を搭載し、ハイパワーなのに低振動を実現しております。
片手で作業できるコンパクトなワンハンドグリップ仕様の他に、ブレードを差し込むだけで装着できる工具レス仕様なので、はじめてレシプロソーを選ぶ方におすすめです。
防滴・防じん「APT」仕様なので、ハードな環境でも対応可能です。
そのため、家庭用からプロユースまで幅広い方におすすめできるレシプロソーです。
【充電式/18V】JR184DRGT

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 ストローク  | 
 13mm  | 
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| 
 ストローク数  | 
 0〜3,000min-1  | 
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| 
 切断能力  | 
 パイプ  | 
 φ50  | 
| 
 木材  | 
 50mm  | 
|
| 
 1充電あたりの作業量  | 
 鉄管  | 
 約170〜340本  | 
| 
 木材  | 
 約50〜100本  | 
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| 
 塩ビ管  | 
 約280〜560本  | 
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 寸法  | 
 398mm×81mm×229mm  | 
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 質量  | 
 1.7〜1.8kg  | 
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| 
 標準小売価格  | 
 60,100円  | 
|
参照 
『makita JR184D』
「コストを抑えてマキタのレシプロソーを選びたい」という方におすすめなのが、JR184DRGTです。
プロユースでは少し切断能力が物足りないですが、一般家庭でのDIYや庭木のせん定であれば十分使えるモデルです。
トリガスイッチとパドルスイッチに対応しており、天井など上を向いての作業時もラクに操作可能になっているのが特徴です。
工具レスブレード交換、シュー位置調整、バッテリー残容量表示、高輝度LEDライト、バッテリ保護機能など十分使える機能を搭載しています。
切断能力が控えめな分、価格が6万円台とコスパに優れており、「高性能なモデルよりも手軽なモデルを選びたい」という方におすすめです。
【充電式/18V×2本】JR360DPG2

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 ストローク  | 
 32mm  | 
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 ストローク数  | 
 高速  | 
 0〜2,300min-1  | 
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 低速  | 
 0〜3,000min-1  | 
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| 
 切断能力  | 
 パイプ  | 
 φ130  | 
| 
 木材  | 
 厚さ255mm  | 
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| 
 1充電あたりの作業量  | 
 鉄管  | 
 約130本  | 
| 
 2×10材  | 
 約190本  | 
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 寸法  | 
 449mm×116mm×243mm  | 
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 質量  | 
 4.6kg  | 
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 標準小売価格  | 
 108,000円  | 
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 参照 
『makita JR360DPG2』
JR360DPG2は、18Vバッテリーを2本使用してコード式モデルと同等のパワーを持つモデルです。
バランサの回転力で荷重がかかるように設計されているので素材への食いつきが良く、引き側の回転量が少ないので引き速度が速いのが特徴です。
また32mmのロングストローク、3,000min-1の高速ストロークが可能なので、マキタ従来モデルと比べて切断スピードが約2倍になっています。
ハイパワーモデルは耐久性が心配ですが、JR360DPG2は、高耐久レシプロ構造部を採用し、内部構造耐久性を約2倍以上アップしております。
さらにブレード固定強度向上、高耐久シュー、防滴・防じん「APT」仕様と、ハードな環境でも耐え抜くタフなレシプロソーです。
性能面で見ると、後述する40Vmax機JR002GRDXとほぼ変わらないので、既にマキタの18V機をお持ちの方におすすめのレシプロソーです。
【充電式/40Vmax】JR002GRDX

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 ストローク  | 
 32mm  | 
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| 
 ストローク数  | 
 0〜3,000min-1  | 
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| 
 切断能力  | 
 パイプ  | 
 φ130  | 
| 
 木材  | 
 厚さ255mm  | 
|
| 
 1充電あたりの作業量  | 
 鉄管  | 
 約90本  | 
| 
 SPF/2×10材  | 
 約115本  | 
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 寸法  | 
 436mm×97mm×225mm  | 
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 質量  | 
 4.5kg  | 
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 標準小売価格  | 
 109,100円  | 
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 参照 
『makita JR002GRDX』
40Vmaxはマキタが2019年に発表したハイパワーシリーズです。
40Vmax専用のバッテリー仕様なのが最大の特徴で、専用バッテリーは防じん・防水保護等級IP56高耐久仕様で、最大負荷時の連続作業時間が最大で約2.2倍になっています。
さらにバッテリーそのものの高寿命・高耐久化も実現しており、従来18Vバッテリーと比べると寿命は50%アップ、耐久性は40%アップしています。
そんなハイスペックバッテリーを使用するJR002GRDXは、世界最速の充電式レシプロソーを誇ります。
圧倒的な切断スピードと低振動が特徴のモデルで、オービタルモードのON/OFFがしやすい切替レバー、工具レスブレード交換に対応しています。
40Vmaxバッテリーの他に、レシプロソー本体も防滴・防じん「APT」仕様なので、ハードな環境でも耐えぬきます。
DIYや庭木のせん定ではJR002GRDXはオーバースペックですが、ハードな作業を行うプロ向けレシプロソーとしておすすめできます。
マキタのレシプロソーの選び方は?3つのポイントを解説!

マキタのレシプロソーは種類が豊富なので、「おすすめモデルを紹介されても結局は自分にあったモデルの選び方がわからない…」という方が多いのではないでしょうか?
そこでここからは、あなたにぴったりのレシプロソーの選び方を3つご紹介いたします。
電源方式で選ぶ
マキタのレシプロソーにはAC100V電源のコード式と、充電式の2種類があります。
まずコード式のレシプロソーは充電式と比較すると価格が安く、コストを抑えて購入できるというメリットがあります。
しかしデメリットとして、作業の際は電源を確保しなければならないので、コンセントがない環境では使用できません。
また作業の際にコードがわずらわしく感じることもあるので、取り回しはあまりよくないでしょう。
一方で充電式のレシプロソーはやや高価ですが、電源がない環境下でもバッテリーで電源を確保できるので問題ありません。
またコードがない分取り回しがしやすというメリットがあります。
デメリットはバッテリーの残容量を気にしながら作業しなければならず、長時間作業の際は予備のバッテリーが必要です。
作業用途で選ぶ
レシプロソーは、ボディサイズに応じてハンドル形状が異なります。
マキタに限らず、一般的にレシプロソーは後述する最大切断能力が大きくなるほど耐久性やパワーが求められるので、ボディサイズが大型になり、本体質量も重たくなります。
そのため、軽作業向けレシプロソーは比較的軽量・コンパクトで、片手で持つことが可能なハンディタイプのモデルもあります。
ハンディタイプのレシプロソーは、DIYや庭木のせん定、木材の切断に向いているモデルです。
一方で、金属切断や解体作業のような重作業向け大型レシプロソーは本体が大きく、質量も重たいので「Dハンドルタイプ」のモデルがあります。
Dハンドルタイプは両手で使用するタイプで、しっかりとレシプロソー本体を支えることができ、ハイパワーモデルでも安定した切断作業が可能です。
しかし本体が大きくて重たい他に、作業時の振動も大きいので、DIYや庭木のせん定には向いていません。
切断能力で選ぶ
レシプロソーの性能は〝切断能力〟で判断します。
- 切断能力〜50mm:庭木のせん定や木材・粗大ごみの解体におすすめ
 - 切断能力100〜120mm:片手で使える手軽さとパワーのバランスが優秀
 - 切断能力130mm:最も人気のクラス。充電式モデルやハンディタイプが多い
 - 切断能力150〜175mm:大口経切断が可能
 
例えばマキタのJR002FRDXであれば、最大切断能力がパイプでφ130、木材で暑さ255mmとカタログに記載されています。
これは「パイプならφ130まで、木材なら厚さ255mmまでなら切断できます」ということなので、用途に応じてぜひチェックしておきたいポイントです。
まとめ

レシプロソーはブレードを付け替えることで、木材から塩ビ管、鉄管などさまざまな素材を切断できる電動工具です。
特にマキタのレシプロソーはコード式・充電式共にラインナップが豊富なので、あなたにぴったりのモデルが見つかります。
今回ご紹介したおすすめレシプロソーとあわせて、選び方のポイントを意識しながら、ぜひあなたにぴったりのレシプロソーを見つけてみてくださいね。
  
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