マキタのおすすめ高圧洗浄機8選!意外な使い方や選び方・注意点までまとめて解説!

マキタのおすすめ高圧洗浄機8選!意外な使い方や選び方・注意点までまとめて解説!

洗車や窓掃除など、ご家庭でのお掃除の他に農機具やガレージなど業務用としても大活躍する高圧洗浄機はさまざまなメーカーから発売されています。


多くのメーカーのなかでも、特にマキタはラインナップが豊富なのでおすすめです。


豊富なラインナップから、あなたが必要な機能を搭載した高圧洗浄機を選ぶことができます。


そこで今回は、マキタの高圧洗浄機について以下のことが分かる内容となっています。

  • マキタの高圧洗浄機は何に使う?意外な使い方
  • マキタのおすすめ高圧洗浄機8選
  • マキタの高圧洗浄機の選び方
  • マキタの高圧洗浄機を使うときの注意点
  • マキタの高圧洗浄機のメンテナンス方法と保管方法

「マキタの高圧洗浄機について知りたい!」という方に役立つ内容になっているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!


マキタの高圧洗浄機は何に使う?意外な使い方とは

マキタの高圧洗浄機は静音モデルもあるので、一般家庭でも使いやすい機種がラインナップしています。


家庭で高圧洗浄機を使うシーンとして、窓掃除や洗車はすぐに思いつきますが、それ以外には何に使うのでしょうか?


ここからは、マキタの高圧洗浄機の意外な使い方を紹介していきます!


玄関前・ベランダ

砂やホコリをダイレクトに受けるベランダや玄関は、特に汚れが気になります。


シンプルにほうきやブラシでお掃除しても、なかなかキレイになりませんし時間がかかりますよね…。


高圧洗浄機を使えば、タイルの目地や凸凹に入り込んだがんこな砂やホコリもキレイに取り除くことができます。


マキタの高圧洗浄機はアタッチメントが豊富なので、回転ブラシ(A-61547)や、洗浄ブラシ(123640-8)を活用すればキレイに仕上げることができます。


また、網戸サッシ部分の細かな汚れも高圧水で吹き飛ばすことができます。


このとき必ず窓を閉めてお掃除するようにしましょう。


外壁・カーポート・ガレージ

外壁やカーポート、ガレージも砂やホコリなども汚れが気になるところです。


玄関前やベランダと同じように、高圧洗浄機を使えば落ち葉や土などの汚れもまとめてキレイになります。


浴室・洗面台

浴室や洗面台は、水垢や洗剤かすなどさまざまな汚れが目立つところでもあります。


高圧洗浄機を使い高圧水を当てるだけで、浴室や洗面台の隅々までキレイに掃除することができます。


もちろん浴室の天井もお掃除できる他に、浴槽エプロンを取り外して浴室のすみずみまでキレイにできます。


自転車

高圧洗浄機で車の洗車ができるので、自転車もキレイにお掃除することができます。


特にロードバイクのようなハードな使い方をする自転車は、泥汚れが気になります。


マキタの高圧洗浄機には泡ノズル(123639-3)もあるので、併用することで蓄積したガンコな汚れもキレイに取り除くことができます。


マキタのおすすめ高圧洗浄機8選

マキタは、コード式モデルと充電式コードレスモデルの2タイプでさまざまな高圧洗浄機をラインナップしています。


特に充電式コードレスモデルなら、マキタの18Vや40Vmaxバッテリーを使い回せるので、既にマキタの充電式電動工具をお持ちの方におすすめです。


コード式モデルなら価格を抑えて購入できるので、一般家庭から業務用まで幅広いシーンにおすすめです。


そこでここからは、マキタのおすすめ高圧洗浄機をコード式モデルと充電式コードレスモデルの2タイプから8機種ご紹介いたします!


【コード式】MHW101

電源

単相100V

最大吐出水量

7.9L/min

常用吐出水量

5.0L/min

最大許容圧力
※本ポンプが作り出せる最大圧力

8.5MPa

常用吐出圧力

6.7MPa

コード

5m

本機寸法

190mm×180mm×430mm
(長さ×幅×高さ)

質量

4.6kg

標準小売価格
(税別)

16,000円

参照

makita MHW101


スリムボディではありますが、パワフルな洗浄が出来るマキタのMHW101です。


長さは190mm、幅は180mmで今回紹介する高圧洗浄機の中でもとてもコンパクトでありながら、最大許容圧力は8.5MPaの優れものです。


軽くて持ち運びもしやすく、省スペースでの収納も可能です。


対応アタッチメントも豊富で、使用状況にもよりますが、ホースでそのまま水洗いする場合と比べて水の使用量は約1/6の約80%もカットができます。


コストパフォーマンスも十分で手を出しやすい高圧洗浄機と言えるのではないでしょうか。


【コード式】MHW0700

電源

単相100V

最大吐出水量

6.3L/min

常用吐出水量

4.7L/min

最大許容圧力
※本ポンプが作り出せる最大圧力

8.5MPa

常用吐出圧力

7MPa

許容水温

40℃以下

コード

5m

本機寸法

268mm×298mm×453mm
(長さ×幅×高さ)

質量
※高圧ホース・トリガガン等除く

4.4kg

標準小売価格
(税別)

19,400円

参照

makita MHW0700

「コストを抑えてマキタの高圧洗浄機を選びたい」という方におすすめなのが、MHW700です。


2万円を切る高コスパモデルで、洗浄力と収納力が魅力で、水道直結タイプで、しっかりとお掃除することが可能です。


水道水と比べて高い吐出圧に加えて、サイクロンジェットノズルで驚きの洗浄力を実演しています。


高圧で洗浄することで、1時間あたりの通常のホース洗いと比べて、水の使用量を約1/6にまで抑えて経済的です。


豊富なアタッチメントを本体に収納できるようになっているので、収納の際もコンパクトに収まります。


【コード式】MHW720

 

電源

単相100V

最大吐出水量

9.8L/min

常用吐出水量

7.0L/min

最大許容圧力
※本ポンプが作り出せる最大圧力

8.0MPa

常用吐出圧力

7.0MPa

許容水温

0〜60℃

最大吸込揚程

1.0m

コード

2.5m

本機寸法

750mm×940mm×390mm
(長さ×幅×高さ)

質量
※高圧ホース・トリガガン等除く

16kg

標準小売価格
(税別)

97,100円

参照

makita MHW720


「マキタの高圧洗浄機を幅広い用途で活用したい!」と考えている方におすすめなのが、MHW720です。


MHW720は飲食店の厨房や、ビルメンテナンス時の外壁洗浄、浴場の洗浄など業務用モデルです。


ハードな洗浄も行える耐久性にも優れたモデルなので、一般家庭での洗車や外壁、ベランダ、玄関前のお掃除に活用したい方におすすめの高圧洗浄機です。


キャリーバッグのようにコロコロと転がして移動することができ、高圧ノズルやその他アタッチメントを本体に収納できるようになっているので、そのまま倉庫で保管できます。


【コード式】MHW0800

電源

単相100V

最大吐出水量

7.4L/min

常用吐出水量

5.5L/min

最大許容圧力
※本ポンプが作り出せる最大圧力

10.5MPa

常用吐出圧力

7.5MPa

許容水温

40℃以下

コード

5m

本機寸法

385mm×430mm×635mm
(長さ×幅×高さ)

質量
※高圧ホース・トリガガン等除く

7.4kg

標準小売価格
(税別)

39,200円

参照

makita MHW0800


「使いやすいマキタの高圧洗浄機がほしい!」という方におすすめなのが、MHW0800です。


これまで紹介した2つのモデルは電源コードが長いままですが、MHW0800はホース収納が釣り竿のリールに似た形状をしているので使用時も収納時も使いやすいのが特徴です。


またMHW0800は水道直結タイプですが、給水フィルタを採用したことでキレイな水でお掃除することが可能です。


もちろん高い吐出圧とサイクロンジェットノズルでしっかり洗浄、高圧水を使用するので節水効果が高く経済的です。


【コード式】MHW0810

電源

単相100V

最大吐出水量

7L/min

常用吐出水量

5.5L/min

最大許容圧力
※本ポンプが作り出せる最大圧力

11MPa

常用吐出圧力

7.5MPa

許容水温

40℃以下

コード

5m

本機寸法

292mm×358mm×830mm
(長さ×幅×高さ)

質量
※高圧ホース・トリガガン等除く

9.6kg

標準小売価格
(税別)

47,300円

参照

makita MHW0810


「高圧洗浄機の高圧と低圧を切り替えたい」という方におすすめなのが、MHW0810です。


MHW0810はマキタの高圧洗浄機のなかで、初めて圧力調整の機能を搭載したアタッチメントを使用するモデルです。


標準付属品のアタッチメント「バリオスプレーランス」は、高圧モードから低圧モードまで無段階調整が可能です。


低圧モードは網戸やエアコンの室外機を優しく洗浄することができるので、よりマキタの高圧洗浄機を使えるシーンが増えます。


またこれまで紹介してきたマキタのコード式高圧洗浄機のなかでも上位モデルなので、標準付属品がとても豊富です。

  • サイクロンジェットノズル
  • トリガガン
  • バイオスプレーランス
  • 洗浄ブラシ
  • 泡ノズル
  • やわらかく高圧ホース10m

これら豊富なアタッチメントは、本体に全て収納できるようになっています。


アタッチメントの種類だけではなく、MHW0810は機能面でも改良されており、自吸機能付きモデルです。


自吸機能付になったことで、水道直結だけではなく貯め水などからも水を吸い上げて洗浄することが可能です。


ポンプの性能も向上しているので、エアヌキバルブなしで水を吸い上げることができます。


【コード式】MHW0820

電源

単相100V

最大吐出水量

7.5L/min

常用吐出水量

標準

6.0L/min

静音

5.0L/min

最大許容圧力
※本ポンプが作り出せる最大圧力

11MPa

常用吐出圧力

標準

8MPa

静音

5MPa

許容水温

40℃以下

最高吸込揚程

1.0m

コード

5m

本機寸法

292mm×358mm×830mm
(長さ×幅×高さ)

質量
※高圧ホース・トリガガン等除く

10.3kg

標準小売価格
(税別)

54,500円

参照

makita MHW0820


「高圧洗浄機の騒音が気になる…」という方におすすめなのが、MHW0820です。


MHW0820は先ほど紹介したMHW0810の上位モデルで、マキタで唯一〝静音モード〟を搭載したモデルです。


静音モードと標準モードの切り替えは、本体に設けられたレバースイッチで簡単に切り替え可能です。


静音モードに切り替えることで、モーターの回転数を抑えて騒音を低減するだけではなく、毎分1リットルの節水が可能です。


その他の機能はMHW0810と同じで、より高機能モデルをお求めの方におすすめの高圧洗浄機です。


【充電式/18V+18V=36V】MHW080DPG2

電源

18Vバッテリー(BL1860B)×2

常用吐出水量

標準

5.5L/min
(330L/H)

静音

4.0L/min
(240L/H)

常用吐出圧力
※最大許容圧力はポンプが作り出せる最大圧力値

標準

5.5MPa

静音

3.0MPa

最大許容圧力

8.0MPa

許容水温

40℃

最高自吸高さ

1.0m

本機寸法

438mm×218mm×269mm
(長さ×幅×高さ)

質量
※バッテリー含む・高圧ホース/トリガガン等除く

6.7kg

標準小売価格
(税別)

129,100円

参照

makita MHW080DPG2


ここからは、マキタの充電式コードレス高圧洗浄機の紹介です。


「コードレスでしっかり洗浄したい」という方におすすめなのが、MHW080DPG2です。


最大水量50Lで、収納ケースをそのまま自吸タンクとして使用することができます。


さらにMHW080DPG2は18Vバッテリーを2個使用することで、コード式高圧洗浄機同等のハイパワーを実現しております。


ハイパワーですが標準モードと静音モードを切り替えることができるので、シーンに応じて臨機応変に対応することができます。


充電式のコードレスモデルは水濡れによる故障が心配ですが、防滴・防じんウエットガード仕様なので雨の中でも運転可能です。


さらに以下のアタッチメントが標準付属品として付いてくるので、すぐに洗浄することができます。

  • バリオスプレーランス
  • サイクロンジェットノズル
  • 洗浄ブラシ
  • 泡ノズル

また他にも別売りのアタッチメントを必要に応じて選べるので、より高圧洗浄機を使えるシーンが増えます。


【充電式/40Vmax】MHW001G

電源

直流36V(40Vmax)
40Vmaxバッテリー

最大吐出水量

7.0L/min
(420L/H)

常用吐出水量

モード3(高速)

5.5L/min

モード2(中速)

4.2L/min

モード1(低速)

3.0L/min

最大許容圧力

11.5MPa

常用吐出圧力
※最大許容圧力はポンプが作り出せる最大圧力値

モード3(高速)

8.5MPa

モード2(中速)

5.5MPa

モード1(低速)

3.0MPa

許容水温

40℃以下

最高自吸高さ

1.0m

本機寸法

344mm×383mm×520mm
(長さ×幅×高さ)

質量
※バッテリー(BL4080F×2本)含む・高圧ホース/トリガガン等除く

12.3kg

標準小売価格
(税別)

112,000円

参照

makita MHW001G


「とにかくハイパワー、高性能な高圧洗浄機がほしい」という方におすすめなのが、MHW001Gです。


マキタ史上最高峰のハイパワーバッテリー「40Vmax」を2本使用するモデルで、バッテリーは防じん・防水IP56仕様、本体は防滴・防じんウエットガードに加えてIPX5仕様です。


マキタのコード式高圧洗浄機を超えるハイパワー洗浄を実現し、高圧・中圧・低圧の3モードを自由に切り替えられます。

  • モード3(高圧)…外構・マンション共用部の洗浄・タイル・農機具の洗浄
  • モード2(中圧)…車の洗車
  • モード1(低圧)…フィルター洗浄

水道直結の他に自吸機能付きで、ため水からの吸い上げ時はエア抜きバルブなしで吸い上げが可能です。


標準付属品も豊富なので、「業務用として使いながらもご自身の家庭でも使いたい」という方におすすめです。


マキタの高圧洗浄機はどれがいい?選び方のポイント

ここまでマキタのおすすめ高圧洗浄機を紹介しましたが、8モデルもあると「結局どれを選んだらいいの?」と感じた方が多いのではないでしょうか?


そこでここからは、マキタの高圧洗浄機の選び方を4つのポイントにわけて解説していきます。


給水方式で選ぶ

マキタの高圧洗浄機は、「自吸機能付」と「水道直結式」の2種類があります。


まず自吸機能付は給水タンク式のことで、専用の吸揚げホースを使用して、収納ケースやバケツなどの入れ物にためた水を吸い上げて洗浄する方法です。


自吸機能付なら水道から直接水を供給せずに洗浄できるので、どんな場所でも高圧洗浄機を使用することができます。


しかし一方で、収納ケースやバケツなどにあらかじめ水をためなければならないというデメリットがあるので、しっかりとシーンをイメージしながら選びましょう。


一方で水道直結式は、高圧洗浄機のホースを水道に接続して直水源を確保する方法です。


水の残量を気にすることなく洗浄することができるので、洗車やガレージなど広範囲で長時間の洗浄におすすめです。


デメリットとしては水道がない場所では使用できないので、ベランダや水道がない戸建ての玄関先、ガレージなどでは使用できません。


マキタの高圧洗浄機には、一部モデルで自吸機能付と水道直結式の2つを同時に兼ねそろえているモデルがあります。


水源を確保するときに、洗浄する場所に応じて自由に選べるのでおすすめです。


電源タイプで選ぶ

マキタの高圧洗浄機は電源コード式が主流ですが、コードレスの充電式モデルもいくつかあります。


電源コード式は電源を確保しなければならないというデメリットがありますが、充電式と比べて安価で選びやすいというメリットがあります。


また、マキタのコード式モデルには一部でリール式を採用している高圧洗浄機もあるので、使用時や収納時にコードが邪魔になることがありません。


一方で充電式コードレスモデルは、バッテリーが必要になるのでその分コード式と比べて高価ですが、電源がない場所でも洗浄できるというメリットがあります。


また電源コードがないので取り回ししやすく、収納の際にもコンパクトです。


マキタのバッテリーは、同じ電圧間で互換性があるので電動工具やモバイルバッテリー、照明器具などの製品で使うことができます。


また既にお手持ちのマキタ製品があれば、18Vや40Vmaxモデルでバッテリーを使い回せるというメリットがあり、本体のみの高圧洗浄機もラインナップしているので経済的です。


許容水温で選ぶ

高圧洗浄機の許容水温とは、そのモデルで使える水温の範囲のことを指します。


例えば許容水温40℃以下のモデルに50℃のお湯を入れてしまうと、高圧洗浄機の故障につながるので使用できません。


しかし40℃までなら使用できるので、ぬるま湯を使用してより効果的にお掃除することができます。


特に洗車や自転車など専用の洗浄液を使用して洗浄する場合は、ぬるま湯のほうが効果的に汚れを落とすことができるのでチェックしておきましょう。


付加機能で選ぶ

マキタの高圧洗浄機は、モデルに応じてさまざまな付加機能があります。

  • 水圧調節機能
  • 静音モード
  • 自吸機能付・水道直結式両用モデル
  • アタッチメント標準付属
  • 防滴・防じん仕様 など

マキタは、高圧洗浄機によってさまざまな機能を搭載しています。


下位モデルはシンプルな機能に限定しているので、その分安価で手に取りやすい価格帯です。


一般家庭でたまに高圧洗浄機を使用してしっかりお掃除する程度であれば、シンプルな機能を搭載したモデルでも問題なく使用できます。


上位モデルの高圧洗浄機は、静音モードや水圧調節などさまざまな機能を搭載しており、標準付属品のアタッチメントも豊富です。


そのため、農機具の洗浄やガレージやカーポートの洗浄などハードなお掃除をするシーンにおすすめです。


ご自身がどんなお掃除にマキタの高圧洗浄機を使いたいのか、しっかりイメージすることで最適なモデルを見つけることができます。


マキタの高圧洗浄機を使うときの注意点は?

高圧洗浄機は高圧の水を噴射して洗浄する機械なので、使用時にはいくつかの注意点があります。


何も知らずに使用すれば、近隣トラブルや本体の故障につながってしまうので、ここから紹介する注意点をしっかりと把握しておきましょう。


時間帯を考えて使用する

高圧洗浄機は、マキタに限定せずに一般的に標準モデルで75〜85(dB)デシベル、静音モード搭載モデルでも65〜75(dB)デシベルです。


平均的には60〜79(dB)デシベルとなりますが、これは洗濯機や掃除機、乗用車の車内ほどの騒音レベルなので、時間帯によっては近隣へ迷惑になってしまいます。


そのため早朝・夜間の使用は避けて、可能な限り日中に使用するようにしましょう。


洗浄する周辺環境を整える

高圧洗浄機は水圧で汚れを吹き飛ばすことでお掃除するため、周辺に汚れや洗浄時の泡が飛び散ります。


そのため、洗浄前に周辺環境を整えてからお掃除するようにしましょう。


例えばサッシや窓、ベランダをお掃除する場合は、窓を閉めて室内に水や汚れが飛び散らないようにして、洗濯物を外干ししないようにします。


どうしても動かせないものがある場合は、ごみ袋やビニールシートを広げて水や泡がかからないように対策しましょう。


長時間の連続作業は避ける

高圧洗浄機は高い水圧を生み出す機械なので、その分本体に大きな負荷がかかります。


そのため長時間連続したお掃除をしてしまうと、本体が故障してしまう可能性があります。


特に、電源コード式の高圧洗浄機は注意が必要です。


充電式コードレスモデルの高圧洗浄機は、バッテリーの残量がなくなると高圧洗浄機が使えなくなるので、必然的に本体を休ませることになります。


しかし電源コード式モデルはご自身で本体を休ませなければならないので、15〜30分を目安に一度手を止めて本体を休ませるようにしましょう。


高圧洗浄機が使えない場所を理解しておく

高圧の水を噴射する高圧洗浄機は、使えない場所があります。

  • エアコン室外機
  • エアコン室内機
  • 外壁の劣化している部分
  • 外壁の目地部分などやわらかい部分など

特に外壁はダイレクトにダメージを受ける部分なので、高圧洗浄機によって外壁の劣化している部分が余計に劣化したりします。


また目地部分はとてもやわらかいので、高水圧をかけることで破損してしまうことも…。


住宅の外壁は地上から屋根まで広範囲を洗浄しなければムラができてしまうので、外壁のメンテナンスは専門業者に依頼した方がいいでしょう。


マキタの高圧洗浄機の使用後のメンテナンス方法と保管方法

マキタの高圧洗浄機はさまざまなところの洗浄に大活躍しますが、忘れてはいけないのが使用後のメンテナンスです。


使用後のメンテナンスをちゃんとしておかないと、故障に繫がってしまう原因になるのでちゃんとメンテナンスを行うようにしましょう。


また正しく保管しておくことで、長くマキタの高圧洗浄機を保つことができます。


そこでここからは、マキタの高圧洗浄機のメンテナンスと保管方法について解説していきます。


高圧洗浄機の使用後は水抜きを忘れずに

高圧洗浄機を使用して、そのまま放置してしまうと本体内部に残った水が凍結することがあります。


水の凍結に気づけずにそのまま高圧洗浄機のスイッチを入れてしまうと、モーターやポンプに余計な負荷がかかってしまうので故障の原因になります。


冬は凍結、夏のような暖かい季節ではカビの発生など、高圧洗浄機を使用してそのまま水が残った状態にしておくと良いことがありません。


そのため使用後は、必ず水抜きを行いましょう。


水道直結式の高圧洗浄機の場合は、以下の手順で水抜きを行います。

  1. 機械のスイッチを切って水道の蛇口を閉める
  2. トリガーガンを握って、ポンプの残留圧力を抜く
  3. トリガーガンからノズルを取り出して、水道ホースを本体から取り外す
  4. 高圧洗浄機のスイッチを入れて、トリガーガンを再度10秒間握り、ポンプの残水を抜く
  5. 高圧洗浄機のスイッチを切って、電源プラグを外す
  6. 高圧洗浄機本体から高圧ホースを外し、トリガーガンのレバーを握りながら高圧ホースを巻き取る。トリガーガンやホース内の残水を抜く
  7. 高圧洗浄機の本体をななめにして、本体内部の残水を抜く

上記のメンテナンスは必ず使用ごとに行うようにしましょう。


吸水口フィルターも使用後にメンテナンスする

マキタの高圧洗浄機の一部モデルには、吸水フィルター付属の機種があります。


この吸水フィルターを使用後のそのままにしておくと、藻が発生してしまい圧力が上がらない原因になります。


水洗いで十分なので、高圧洗浄機を使用するごとにメンテナンスを行うようにしましょう。


高温多湿を避けて保管しよう

高圧洗浄機を保管するときは、高温多湿を避けて保管します。


また、ホコリなどのごみや雨水がかからない場所に保管するようにして、汚れが付着する可能性があればカバーをかぶしておくと安心です。


マキタの高圧洗浄機のなかには、一部モデルで収納ケース付きのものがあります。


こちらでしたら、収納ケースに入れた状態でそのまま保管することが可能です。


また高圧洗浄機は車の洗車にも活用できますが、絶対に車内に保管しないようにしましょう。


特に充電式のコードレスタイプの高圧洗浄機は、車内の温度上昇に伴って本体やバッテリーが劣化してしまいます。


またバッテリーの膨張や爆発・発火の原因にもなるので、必ず高温多湿を避けた場所で保管するようにします。


「故障かな?」と感じたらアフターサービスを受けよう

マキタ製品は、基本的に保証書を発行していませんが、園芸モデルであれば1年間有効の保証書を発行しています。


マキタの高圧洗浄機は園芸モデルとその他の工具にわけられるので、保証書がないこともあるでしょう。


保証書がなくても、故障や不具合の際は全国129か所の直営店や登録販売所に持ち込むことできめ細かいアフターサービスを受けることが可能です。


「故障かな?」と感じたら、まずは問い合わせてみましょう。

【参照】支店・営業所|マキタ

まとめ

マキタの高圧洗浄機はラインナップが豊富なので、一般家庭から業務用まで幅広い用途で活用できます。


モデルによって搭載されている機能はさまざまなので、価格もその分幅広く、予算に応じて選ぶことも可能です。


今回ご紹介した8機種は、マキタの高圧洗浄機のなかで特におすすめモデルです。


また、ご自身にぴったりのモデルを見つけるためにも、今回ご紹介した4つの選び方のポイントを意識してみましょう。


最後に、高圧洗浄機を使用するときには注意点がいくつかあるので、しっかりと把握しておくことで、安心して気持ちよくお掃除できます。

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