マキタのおすすめ充電式ヘッジトリマー15選!18V機がおすすめ|機能・性能や選び方とは?
生垣や植え込みを美しく保つのに欠かせない電動工具が、ヘッジトリマーです。
エンジン式と電源式、充電式モデルがありますが、最近では充電式モデルの高機能・高性能化が進み、とても使いやすくなっています。
特にマキタは充電式電動工具に力を入れているメーカーで、ご家庭での生垣・植え込みなどの剪定や、プロユースまで幅広いヘッジトリマーをラインナップしています。
そこで今回は、マキタのヘッジトリマーについて以下のことがわかる内容になっています。
- マキタのヘッジトリマーの特徴は?生垣バリカンとの違い
- マキタのおすすめ充電式ヘッジトリマー15選
- マキタのヘッジトリマーの選び方
- マキタのヘッジトリマーの使用時はココに注意しよう!
マキタのヘッジトリマーについてよくわかる内容になっているので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
マキタのヘッジトリマーとは?他の電動工具との違い
これまではエンジン式のヘッジトリマーが主流でしたが、各電動工具メーカーが充電式のヘッジトリマーを販売したことで、より使い勝手の良い工具に進化しました。
例えば、バッテリーに蓄電された電気で稼働するので、騒音が比較的気にならず、排気ガスが発生しないので環境にも優しく、作業後の保管がとても簡単です。
特にマキタはヘッジトリマーのラインナップが豊富なので、これからヘッジトリマーを選びたい方には特におすすめです。
そこでここからは、マキタのヘッジトリマーがおすすめの理由について解説していきます。
生垣バリカン?ヘッジトリマー?何に使う工具なの?
ヘッジトリマーは庭木や生垣、植え込みなどの植物を広範囲に整える際に使う電動工具です。
ヘッジトリマーは「生垣バリカン」や「植木バリカン」と呼ばれることもあり、マキタでも〝生垣バリカン〟の商品名でラインナップしています。
木枝を整える電動工具には、チェーンソーや芝刈り機などの電動工具がありますが、ヘッジトリマーは広範囲を〝剪定〟するのが得意な電動工具です。
雑草や木枝をゼロにすることはできないので、ヘッジトリマーで形を整えて景観を良くすることを目的に使用します。
マキタのヘッジトリマーの魅力と特徴
2024年4月時点では、マキタの園芸用品として充電式ヘッジトリマー(生垣バリカン)が全部で15機種ラインナップしています。
マキタは充電式工具に力を入れているメーカーなので、幅広い電圧、機能、機種からあなたにぴったりのヘッジトリマーを見つけられるのが大きな特徴です。
スライド式の10.8V、14.4V、18V、18Vバッテリーを2本使用する36V、40Vmaxと、全部で5種類のバッテリー電圧から、用途や機能・性能で選ぶことが可能です。
特にマキタは18Vシリーズが充実していて、2024年4月のカタログでは393モデル(18V×2本を使用するシリーズを含む)もあります。
もしお手持ちのマキタ製電動工具は18Vなら、バッテリーを使い回すことができるので、ヘッジトリマーや他の18V機の予備バッテリーとして使用することも可能です。
ヘッジトリマーによっては、バッテリーなしの本体のみを購入することも可能なので大変経済的です。
マキタのおすすめ充電式ヘッジトリマー15選!
マキタは充電式電動工具に力を入れているメーカーなので、ヘッジトリマーに限らず幅広い電動工具を、機能や性能、電圧の違いごとにラインナップしています。
それがマキタの魅力ですが、「どれを選べばいいの?」と悩む方が多いのではないでしょうか?
そこでここからは、マキタのおすすめ充電式ヘッジトリマーを15機種ご紹介いたします!
10.8Vスライド式 MUH264D
刃 |
特殊コーティング刃 |
刃物長 |
260mm |
ストローク数(往復/分) |
1,250min-1 |
カット数(回/分) |
2,500min-1 |
1充電連続運転時間 |
1.5Ah:約40分 |
本機寸法 |
528mm×120mm×131mm |
質量 |
1.3kg |
標準小売価格 |
24,700円 |
参照
『makita MUH264D』
「お庭の生垣を手軽に整えたい」という方におすすめなのが、マキタのMUH264Dです。
バッテリーは10.8Vスライド式を使用します。
10.8Vにはスライド式の他に差込式もありますが、「バッテリーを本体に差し込むのでグリップが太くなる」というデメリットがありました。
そこで登場したのが、10.8Vスライド式バッテリーです。
スライド式は本体の軸部分にバッテリーをスライドして装着することができるので、細経グリップが可能になり、連続作業でも手が疲れにくくなっているのが特徴です。
さらに1.5Ahの他に4.0Ahもあるので、バッテリー容量も増やすことが可能です。
MUH264Dは、このようなメリットを持つ10.8Vスライド式バッテリーを採用しています。
MUH264Dは、手軽なミニタイプのヘッジトリマーになっており、別売りのチェンジセットを購入すれば芝刈りバリカンへチェンジすることも可能です。
カットした枝や葉が飛び散らないチップレシーバ付きで、効率良く作業することが可能です。
家庭用にもおすすめできるMUH264Dは、従来の刃物よりもヤニが付きにくい特殊コーティング刃仕様でお手入れがとてもラクです。
そのため、「お庭の生垣を簡単に整えたい」という方は、マキタのMUH264Dがおすすめです。
10.8Vスライド式 MUH353DSH
刃 |
特殊コーティング刃 |
刃物長 |
350mm |
ストローク数(往復/分) |
1,650min-1 |
カット数(回/分) |
3,300min-1 |
1充電連続運転時間 |
1.5Ah:約30分 |
本機寸法 |
693mm×175mm×165mm |
質量 |
1.8kg |
標準小売価格 |
22,400円 |
参照
『makita MUH353DSH』
「手に伝わる振動が気になる…」という方は、マキタのMUH353DSHがおすすめです。
MUH353DSHは「超・低騒音」モデルなので、体感ノイズを約25%カットし、クランク軸とギアの間にゴムスリーブを追加したことで、接触音を低音にしました。
そのため住宅地や早朝の作業でも、比較的ご近所の迷惑になりにくいヘッジトリマーです。
また、モーターハウジング部とグリップ部を分割して、5つのラバーリングが不快な振動を抑えた「二重構造」で、振動をしっかり吸収してくれます。
そのため「ヘッジトリマーで作業中の手に伝わる振動が気になる…」という方に、マキタのMUH353DSHはおすすめです。
14.4V MUH266D
刃 |
高級刃 |
刃物長 |
260mm |
ストローク数(往復/分) |
1,250min-1 |
カット数(回/分) |
2,500min-1 |
1充電連続運転時間 |
1.5Ah:約1時間40分 |
本機寸法 |
570mm×120mm×131mm |
質量 |
1.7kg |
標準小売価格 |
35,900円 |
参照
『makita MUH266D』
「家庭用のミニヘッジトリマーがほしい」という方には、マキタのMUH266Dがおすすめです。
性能と価格のバランスが良い14.4Vバッテリーを使用するMUH266Dは、別売りの2ウェイチェンジセットで芝生バリカンにもなる2way仕様です。
これまでの特殊コーティング刃ではなく、高級刃仕様なのも特徴のひとつです。
高級刃は、上下刃3面研磨の鮮やかな切れ味を実現した刃のことで、従来の刃と比べて切れ味が格段にシャープなので、枝刃に与えるダメージを抑えることができます。
また高剛性ガイドバーを搭載しているので、剛性が高く、すりあわせ制度が大幅に向上しています。
そのため、「家庭用のヘッジトリマーでプロでも使えるものが欲しい!」という方は、マキタのMUH266Dがおすすめです。
18V MUN301LD
刃 |
特殊コーティング刃 |
刃物長 |
300mm |
ストローク数(往復/分) |
1,800min-1 |
カット数(回/分) |
3,600min-1 |
1充電連続運転時間 |
3.0Ah:約1時間20分 |
本機寸法 |
1,887mm×172mm×194mm |
質量 |
3.3kg |
標準小売価格 |
45,600円 |
参照
『makita MUN301LD』
ここからは、人気の18Vシリーズのヘッジトリマーをご紹介いたします。
18Vにもなるとヘッジトリマーの機能と性能がぐっとパワーアップしてくるので、ご家庭用〜プロユースまで幅広い方におすすめです。
1充電あたりの連続使用時間も比較的長めで、連続作業も可能です。
またマキタは18Vシリーズが主力製品で、多くの電動工具をラインナップしているのでバッテリーの互換性があります。
そんな18Vバッテリーを仕様するMUN301Dは、「高枝用の充電式ヘッジトリマーがほしい」という方におすすめです。
MUN301LDは、最大約4mまで届く高枝用のヘッジトリマーで、生垣の天面や、高木、奥行きのある植栽の剪定をラクラクこなすことが可能です。
1.9m〜3.0mまでの2段収縮式で、刃物部はワンタッチで変更できる角度ロックオフボタンを搭載しています。
角度+75度〜角度−90度まで対応することができ、さまざまな植物の剪定が可能です。
ハンドル部分は位置調節が可能で、作業者が使いやすいようにカスタマイズすることができるループハンドル+フロントクリップハンドルを採用しています。
チップレシーバ付きなので、なめらかな形状で集草率アップ!さらに、突然の雨や雨上がりの剪定時も安心の防滴・防じん「APT」仕様です。
そのため、「高枝も剪定できる充電式ヘッジトリマーがほしい!」という方に、MUN301LDはおすすめです。
18V MUH368DRG
刃 |
特殊コーティング刃 |
刃物長 |
360mm |
ストローク数(往復/分) |
2,000min-1 |
カット数(回/分) |
4,000min-1 |
1充電連続運転時間 |
6.0Ah:約1時間30分 |
本機寸法 |
740mm×176mm×164mm |
質量 |
2.5kg |
標準小売価格 |
59,900円 |
参照
『makita MUH368DRG』
「パワフルなヘッジトリマーがほしい!」という方には、マキタのMUH368DRGがおすすめです。
MUR368DRGはハイパワーなブラシレスモーターを搭載したパワフルな一台で、高出力と高耐久、メンテナンスフリーが特徴です。
マキタの従来機と比べてカット数が約20%アップしており、負荷がかかっても回転数が落ちにくい構造をしています。
また18Vのなかでも6.0Ahバッテリ−を使用しているので、無負荷時連続運転時間は約1時間35分と長時間作業が可能です。
作業者の安全性や作業性を向上したスイッチも導入されており、指が疲れにくい「ロックオフレバー」が採用されています。
もちろん防振構造「超・低振動」を採用されているので、幅広いシーンに対応できます。
防滴・防じん「APT」仕様なので、突然の雨や雨上がりに枝や葉が湿っていても安心して作業できます。
「パワフルなヘッジトリマーがほしい」という方には、マキタのMUH368DRGがおすすめです。
18V MUH405D/500D/600D
MUH405D
MUH500D
MUH600D
刃 |
両刃式 |
|
刃物長 |
MUH405D |
400mm |
MUH500D |
500mm |
|
MUH600D |
600mm |
|
ストローク数(往復/分) |
低速 |
0〜1,000min-1 |
中速 |
0〜1,800min-1 |
|
高速 |
0〜4,400min-1 |
|
カット数(回/分) |
低速 |
0〜2,000min-1 |
中速 |
0〜3,600min-1 |
|
高速 |
0〜4,400min-1 |
|
1充電連続運転時間 |
MUH405D |
低速:約5時間5分 |
MUH500D |
低速:約5時間 |
|
MUH600D |
低速:約3時間20分 |
|
本機寸法 |
MUH405D |
916mm×223mm×191mm |
MUH500D |
1,016mm×223mm×191mm |
|
MUH600D |
1,121mm×223mm×191mm |
|
質量 |
MUH405D |
3.7kg |
MUH500D |
3.8kg |
|
MUH600D |
3.9kg |
|
標準小売価格 |
MUH405DRG |
79,700円 |
MUH500DRG |
82,500円 |
|
MUH600DRG |
85,400円 |
参照
『makita MUH405D/500D/600D』
「エンジン式並のハイパワーヘッジトリマーがほしい!」という方には、刃物長に応じて選べるマキタのMUH405D、500D、600Dがおすすめです。
それぞれの大きな違いは、刃物長が400、500、600mmから選ぶことができます。
ハイパワーなブラシレスモーター搭載はもちろん、優れた導入性で、枝が逃げにくくスムーズに捉えて逃さず剪定します。
マキタのヘッジトリマーでは珍しいボタン式の3段変速+トリガ変速式で、低速〜高速の3つの速さに変更可能です。
もし枝がかみ込んだら、刃物の逆転動作で素早く解除することができるのでスムーズな作業ができます。
横向き刈り込みがしやすい左右45°・90°の5段階調整可能な回転ハンドル付きで、防滴・防じん「APT」、低振動・防振「二重構造」など、多機能・高性能モデルです。
そのため、「プロも納得できる高性能モデルが欲しい!」という方に、マキタのMUH405D/500D/600Dがおすすめです。
18V MUH503SD/603SD/753SD
MUH503SD
MUH603SD
MUH753SD
刃 |
片刃式 |
|
刃物長 |
MUH503SD |
500mm |
MUH603SD |
600mm |
|
MUH753SD |
750mm |
|
ストローク数(往復/分) |
低速 |
0〜1,000min-1 |
中速 |
0〜1,800min-1 |
|
高速 |
0〜2,200min-1 |
|
カット数(回/分) |
低速 |
0〜2,000min-1 |
中速 |
0〜3,600min-1 |
|
高速 |
0〜4,400min-1 |
|
1充電連続運転時間
|
MUH503SD |
低速:約5時間 |
MUH603SD |
低速:約3時間20分 |
|
MUH753SD |
低速:約3時間10分 |
|
本機寸法 |
MUH503SD |
953mm×282mm×143mm |
MUH603SD |
1,061mm×282mm×143mm |
|
MUH753SD |
1,200mm×282mm×143mm |
|
質量 |
MUH503SD |
3.4kg |
MUH603SD |
3.5kg |
|
MUH753SD |
3.6kg |
|
標準小売価格 |
MUH503SDGX |
99,000円 |
MUH603SDGX |
101,900円 |
|
MUH753SDGX |
106,200円 |
参照
『makita MUH503SD/603SD/753SD』
「片刃式のヘッジトリマーがほしい!」という方には、マキタのMUH503SD/603SD/753SDがおすすめです。
ひとつ前に紹介したのは、両刃式の偏角拝み刃でしたが、こちらは片刃式の偏角拝み刃です。
それぞれ刃物長が500、600、750mmと異なるモデルになっており、最大の特徴は〝プロの作業に応える、エンジン式を超える作業性〟です。
ハイパワーBLモーター搭載+定回転制御で高負荷作業も安定して行えるのはもちろん、片刃式の偏角拝み刃で、鋭い切れ味を実現しております。そのため、枝を逃がさずカットすることが可能です。
操作性に優れた最適なバランス設計な他に、防振構造を採用しているので長時間作業もラクラクこなすことが可能です。
「プロも納得な18Vのヘッジトリマーがほしい!」という方に、MUH503SD/603SD/753SDがおすすめです。
40Vmax MUH001G/002G/003G
MUH001G
MUH002G
MUH003G
刃 |
両刃式 |
|
刃物長 |
MUH001G |
400mm |
MUH002G |
500mm |
|
MUH003G |
600mm |
|
ストローク数(往復/分) |
低速 |
0〜1,000min-1 |
中速 |
0〜1,800min-1 |
|
高速 |
0〜2,500min-1 |
|
カット数(回/分) |
低速 |
0〜2,000min-1 |
中速 |
0〜3,600min-1 |
|
高速 |
0〜5,000min-1 |
|
1充電連続運転時間 |
MUH001G |
低速:約4時間40分 |
MUH002G |
低速:約4時間15分 |
|
MUH003G |
低速:約3時間55分 |
|
本体寸法 |
MUH001G |
910mm×225mm×190mm |
MUH002G |
1,018mm×225mm×190mm |
|
MUH003G |
1,120mm×225mm×190mm |
|
質量 |
MUH001G |
3.7kg |
MUH002G |
3.8kg |
|
MUH003G |
4.0kg |
|
標準小売価格 |
MUH001GRDX |
103,900円 |
MUH002G |
106,900円 |
|
MUH003G |
109,900円 |
参照
『makita MUH001G/002G/003G』
マキタが2019年に発表した40Vmaxシリーズは、マキタ史上最高峰のハイパワーシリーズです。
完全にプロ仕様で、一般家庭の剪定ではオーバースペックになります。
エンジン式のヘッジトリマー 23mLクラスと同等の使用感で、ハイパワーBLモーターを搭載した高出力・高耐久モデルです。もちろん、メンテナンスフリーです。
偏角拝み刃形状で、鋭い切れ味の拝み刃形状で優れた導入性&枝が逃げにくい構造をしているのが特徴です。
ラバースリープが振動を吸収して揺れが少ないため、しっかりとした防振構造となっており、騒音が気になる現場でも低騒音で安心です。
また40Vmaxシリーズの大きな特徴が、本体とバッテリーの両方で防滴・防じん仕様になっていることです。
本体はIPX4の防水仕様、バッテリーはIP5の防水・防じん仕様、さらに雨の中でも運転可能なウエットガード仕様です。
作業者の使いやすいように左右45°・90°に回転可能な5段階調整の回転式ハンドルと、3段階のボタン変速で速度を調整しながら作業することができます。
枝が刃にかみ込んでも、刃を逆転動作させることで素早く解除可能です。
軽量・高耐久のマグネシウムギヤハウジングを採用し、刃そのものも軽量です。チップレシーバは左右どちらからでも取り付けることができます。
「仕事で使うしっかりとしたヘッジトリマーがほしい!」という方に、マキタのMUH001G/002G/003Gはおすすめです。
40Vmax MUH015G
刃 |
両刃式 |
|
刃物長 |
600mm |
|
ストローク数(往復/分) |
低速 |
1,000min-1 |
中速 |
1,500min-1 |
|
高速 |
2,000min-1 |
|
カット数(回/分) |
低速 |
2,000min-1 |
中速 |
3,000min-1 |
|
高速 |
4,000min-1 |
|
1充電連続運転時間 |
低速 |
約2時間 |
中速 |
約1時間5分 |
|
高速 |
約40分 |
|
本機寸法 |
1,120mm×225mm×190mm |
|
質量 |
4.0kg |
|
標準小売価格 |
107,300円 |
参照
『makita MUH015G』
最後にご紹介するのが、国内初※となる充電式ラフカット仕様のヘッジトリマーです。
※2022年2月時点
重負荷作業に対応し、最大切断経φ20mmの太い枝や生垣の深い刈り込みなどもしっかりこなす一台で、特に道路維持管理などにおすすめです。
高強度+高剛性を誇る刃厚2.4mmの刃は、太枝を捉えやすいピッチ38mmで、偏角刃物形状に加えて、刃物の間隔を広くしているのが特徴です。
ハイパワーなBLモーターを搭載していて、従来上位モデルと同じく防振構造を採用しているので、長時間の作業時も疲れにくく、騒音が気になる現場でも安心して作業できます。
カミコミ解除機能、3段階のボタン変速、左右45°・90°の5段階回転式ハンドル調整など、多機能・高性能モデルです。
そのため「太枝もしっかり刈り込めるタフなヘッジトリマーがほしい!」という方に、MUH015Gはおすすめです。
マキタのヘッジトリマーの選び方
ここまで、マキタの充電式ヘッジトリマーで特におすすめのモデルを15機種ご紹介しました。
しかし選択肢が15通りあると、「結局どれが良いのかわからない」と感じてしまった方も多いのでないでしょうか?
そこでここからは、マキタのヘッジトリマーの選び方について3つのポイントを紹介していきます。
紹介したおすすめヘッジトリマーをふまえて、作業の用途や性能などに注目することで、あなたにぴったりのモデルが見えてくるのでぜひ参考にしてみてくださいね!
1.電圧で選ぶ
前述しましたが、マキタの充電式ヘッジトリマーは以下の電圧にわけてラインナップしています。
- 10.8V
- 14.4V
- 18V
- 36V
- 40Vmax
電圧が異なることで、ヘッジトリマーの機能や性能もあわせて変化します。
特に連続で作業できる時間や、刈幅、刃の仕様は18Vシリーズを境に選択肢の幅が広くなるので、しっかりと用途をイメージして選ぶことが大切です。
2.刈幅で選ぶ
ヘッジトリマーの刈幅は、100〜700mmと幅広く、刈幅が大きくなるほど一度に刈れる範囲が広くなります。
そのため大きな植木や樹木のように、効率的に広範囲の剪定が求められるシーンでは、大きな刈幅を選ぶことでしっかりとした仕事をこなしてくれます。
一方で家庭用のガーデニングや、ちょっとした庭木の剪定にマキタのヘッジトリマーを使いたい場合は、小さな刈幅のモデルを選びます。
ヘッジトリマーの主力帯は200〜260mm、次いで300〜380mm、400〜460mmモデルとなっており、マキタは40Vmaxのモデルで最大850mmの機種があります。
刈幅が大きければ大きいほど良いというわけではなく、オーバースペックだとかえって作業しにくくなることも…。
また取り回しがむずかしくなるので、用途にあったヘッジトリマーを選ぶことがとても大切です。
3.刃の仕様で選ぶ
ヘッジトリマーは、販売するメーカーやモデルによって対応する〝刃〟の種類が異なります。
- 標準刃(特殊コーティング刃)…ヤニが付きにくい一般的な刃
- 高級刃…標準刃の能力に鮮やかな切れ味を加えた刃
- 超高級刃(新・高級刃)…高級刃仕様で鋭い切れ味を実現した刃
上記3つは各社で採用されているヘッジトリマーの刃で、さらにマキタは「片刃式」「両刃式」「偏角拝み刃」の3種類があります。
片刃式はゴミが残りにくく、力強い刈り込みができるのが特徴です。
通常の刃よりも力強いのはもちろん、後述する両刃よりも太い枝をラクに切ることが可能です。
両刃式は、広範囲を刈る能力に長けた刃で、刈り残しがほとんどなくなるのが特徴です。
しかし片刃よりも刈る力が弱いので、太い枝を無理やり切ろうとすると刃の駆動部が壊れる、もしくは刃が折れる可能性があるため注意が必要です。
最後に偏角拝み刃とは優れた耐久性に加えて、枝が逃げにくい偏角三面研磨+「拝み刃」形状+特殊コーティングで、より鋭い切れ味と美しい仕上がりを実現してくれる刃です。
このようにヘッジトリマーの刃には種類があるので、イメージしている仕上がりや、どれくらいの範囲を刈り上げたいかなどで選ぶようにしましょう。
ヘッジトリマーでの作業時の注意点とは?
ヘッジトリマーは高速で上下に移動する刃を使う電動工具なので、事故が多発しています。
作業者がケガをしないことはもちろん、周囲の人にケガをさせないためにも、ヘッジトリマーを使う上での注意点を把握しておきましょう。
作業時にはゴーグルやグローブで安全対策を忘れずに
ヘッジトリマーで作業時には、切った枝や葉が飛び散ります。
飛んできた枝や葉は私たちが普段手に触れる感触ではなく、まるで刃のように降りかかることもあるので、作業時には目を保護する保護メガネとグローブを着用しましょう。
また作業前のチェックも、ヘッジトリマーを安全に使用するために欠かせません。
エンジン式と比べて扱いが簡単な充電式であっても、使用前には各部のネジを点検して緩んでいれば増締めを行い、刃に変形や損傷があれば交換しましょう。
作業中は、周囲の人にヘッジトリマーの刃が当たらないように最大限の注意を払う必要があります。
ヘッジトリマーを持った状態で振り返ると、往復する刈刃で死傷事故が発生してしまいます。
そのため、ご自身の半径15m以内に人が居ないか常に意識しておき、作業を中断するときは必ず電源をOFFにしましょう。
最後にヘッジトリマーの連続作業は、作業者の疲労につながります。
また暑い季節では熱中症などのリスクもあわさり、より疲労感を覚えるので、1回の作業時間を10分以内とし、作業後は必ず短時間の休憩を行いましょう。
疲労による集中力の低下や、熱中症のリスクを低減するためにも、ヘッジトリマーによる1日の作業時間は約2時間以内が理想です。
【参照】ヘッジトリマー|MURAYAMA
安全教育の対象外
先にこの項目の結論を言うと、ヘッジトリマーを用いた作業は安全衛生教育の対象外です。
厚生労働省は刈払具を取り扱う作業者に対して、「刈払機取扱い作業者安全衛生教育」を、平成12年2月16日より特別教育として実施を義務化しました。
対象になる刈払工具は、以下の通りです。
- 肩掛式刈払機(Uハンドル)
- 肩掛式刈払機(ツーグリップ)
- 肩掛式刈払機(ループハンドル)
- 背負い式刈払機
上記が具体的な電動工具として定められていますが、ヘッジトリマーは定められていません。
マキタのアフターメンテナンスについて知っておこう
ヘッジトリマーに限らず、電動工具は日頃のメンテナンスが大きな事故を防ぐ他に、作業のクオリティや効率にも大きく影響します。
そのため「いつもと少し違うな…」と感じたら、早めにメンテナンスサービスを受けましょう。
マキタは基本的に保証書を発行していませんが、ヘッジトリマーのような園芸用品には保証書を発行しています。
また、マキタは全国に129か所の営業所や登録販売店を設置しているので、何か不具合があれば持ち込んで修理してもらうことが可能です。
アフターメンテナンスを利用するときは、最寄りの営業所や登録販売店に連絡しましょう。
【参照】支店・営業所|マキタ
まとめ
マキタのヘッジトリマーは「生垣バリカン」としても販売されており、さまざまな電圧や刃の仕様・種類に応じて多くのモデルがラインナップしています。
そのため作業用途に応じてあなたにぴったりのヘッジトリマーが見つかるので、マキタの電動工具がおすすめです。
今回はマキタのおすすめ充電式ヘッジトリマーを15機種ご紹介しました。
「15機種も紹介されても選べない!」と感じた方は、前述した選び方のポイントを意識してみましょう。
きっと、あなたにぴったりなヘッジトリマーが見つかりますよ。
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