電圧別!ハイコーキのおすすめドライバドリル5選!ドライバドリルとインパクトドライバーの違いは?
電動工具でネジ締めや緩めるといった作業はもちろん、穴あけもしたいな…。
そんなときに便利なのが、ドライバドリルです。
ドライバドリルはインパクトドライバーと名前や形状が似ていますが、全く異なる工具なので用途に応じてしっかりと使い分けていきましょう。
ラインナップが電動工具を販売している各社で豊富ですが、特におすすめなのがハイコーキのドライバドリルです。
DIY〜プロユースまで幅広くおすすめできるモデルを取りそろえているので、悩んだらハイコーキのドライバドリルもチェックしてみてください。
そこで今回は、ドライバドリルについて以下のことがわかる内容になっています。
・インパクトドライバーとドライバドリルの3つの違い
・電圧別!ハイコーキのおすすめドライバドリル
ドライバドリル選びに悩んでいる方に役立つ内容になっているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
インパクトドライバーとドライバドリルの違い
インパクトドライバーは回転方向に衝撃(インパクト)を与えながらネジを固定したり、緩めたりできる電動工具です。
一方でドライバドリルは、インパクトを与えずに回転の力のみでネジを固定、取り外しを行います。
ドライバドリルは正確にネジ締めができるように、高い精度を中心に作業音も控えめなモデルが多く、初心者でも使いやすいのがポイントです。
一方でインパクトドライバーは〝トルク値〟と呼ばれる締付け能力が強いので、アタッチメントを付け替えると幅広い作業が可能です。
インパクトドライバーとドライバドリルの違いには、以下の4つがあります。
- 回転時の打撃の有無
- チャック違い
- スピード切替スイッチの違い
- クラッチ機能の違い
ただいま紹介した回転時の打撃の有無とそれ以外の違いを、ひとつずつ見ていきましょう。
チャックのサイズ・カタチの違い
まずチャックとは、インパクトドライバーとドライバドリルの先端に「ビット」と呼ばれる工具を取り付けるための部分です。
インパクトドライバーは一般的には6.35mm角の六角形のみ取り付け可能で、ドライバドリルは口径に収まるサイズなら太くても細くても、六角軸でも丸軸でもセットが可能です。
モデルによってはインパクトドライバー同様に6.35mm六角軸のみ取り付け可能というものもあるので、手持ちのビットで決めることもできます。
ドライバドリルには〝回転切り替えスイッチ〟がある
大きな違いになるのが、ドライバドリルにはインパクトドライバーにはない回転スピードの切替スイッチが搭載されていることです。
メーカーやモデルにもよりますが、「1/low」「2/high」のように、最大の回転数を用途に応じて自由に切り替えられます。
ドライバドリルには〝クラッチ〟が搭載されている
クラッチ機能は、ドライバドリル本体のダイヤルでネジ締めを行う力であるトルクを微調整できる機能のことです。
メーカーやモデルによって異なりますが、幅広い設定が可能なモデルだと用途も幅広くなるのでおすすめです。
設定したトルクに達すると、自動で空転するようになるので大量のネジ締めを行うときにおすすめです。
電圧別!ハイコーキのおすすめドライバドリル
ドライバドリルはさまざまなメーカーが販売していますが、そのなかでもハイコーキはDIYからプロユースまで幅広くおすすめできます。
10年程度前までは国内トップシェアを誇るマキタと肩を並べる二大巨頭としてその名をはせていましたが、最近ではマキタとの差別化で「マルチボルトバッテリー」の開発に成功しました。
マルチボルトバッテリーは18Vと36Vの互換性があるバッテリーで、マキタの40Vmaxシリーズに匹敵しながらも互換性を持つことに成功しています。
マキタ同様にラインナップが豊富なので、「いろんな種類からドライバドリルを選びたい!」という方におすすめのメーカーです。
そこでここからは、ハイコーキのおすすめモデルを電圧ごとに紹介していきます!
3.6V ペン型ドライバドリル DB3DL2
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最大締付トルク |
5N・m |
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最大穴あけ能力 |
鉄工 |
5mm |
木工 |
対応外 |
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最大締付能力 |
小ネジ |
M5 |
木ネジ |
3.8mm×38mm |
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回転数 |
高速 |
6,000min-1 |
低速 |
2,000min-1 |
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取り付けチャック |
6.35mm六角軸 |
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クラッチ段数 |
21段(0.3〜2.9N・m) |
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重量 |
0.45kg |
『HiKOKI DB3DL2』
作業に合わせて、ストレート形状とピストル形状に変更できる2wayなモデルです。
LEDライトはスイッチが搭載されているので、薄暗いところのネジ締めを行うときなど使いたいときだけ使用することが可能です。
21段も細かにクラッチを調整することができ、スピンドルロック付きで手回しドライバーとしても活用できます。
他には過負荷防止回路や過放電防止回路によって、高い安全性と長寿命化を実現しています。
10.8V ドライバドリル DS12DD
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最大締付トルク |
38N・m |
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最大穴あけ能力 |
鉄工 |
10mm |
木工 |
29mm |
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最大締付能力 |
小ネジ |
M6 |
木ネジ |
5.8mm×45mm |
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回転数 |
高速 |
0〜1,200min-1 |
低速 |
0〜440min-1 |
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取り付けチャック |
0.8〜10mm |
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クラッチ段数 |
20段(0.6〜4.0N・m) |
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重量 |
1.1kg(BSL1240M装着時) |
『HiKOKI DS12DD』
プロも納得のトルクを誇るのがDS12DDです。
38N・mの高トルクで、穴あけから締付けまで幅広い仕事を可能です。
新型10.8Vスライドバッテリーを搭載したモデルで、コンパクト・軽量・高出力とバランスが良い一台なので、悩んだらDS12DDがおすすめです。
フック付きボディなので、ベルトへの吊り下げも簡単です。
14.4V ドライバドリル FDS14DGL(2LEGK)
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最大締付トルク |
34N・m |
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最大穴あけ能力 |
鉄工 |
13mm |
木工 |
30mm |
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最大締付能力 |
小ネジ |
M6 |
木ネジ |
6mm×75mm |
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回転数 |
高速 |
0〜1,200min-1 |
低速 |
0〜450min-1 |
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取り付けチャック |
1.5〜13mm |
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クラッチ段数 |
22段(1.0〜6.0N・m) |
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重量 |
1.6kg(BSL1415S装着時) |
『HiKOKI FDS14DGL』
DIY用にドライバドリルを探している方におすすめなのが、FDS14DGL(2LEGK)です。
DIY用でも34N・mとしっかりとした高トルクで、22段のクラッチが効くので小ネジの締めつけまで多用途に活用できる一台になっています。
先端工具の着脱が簡単なキーレスチャックを採用しているので、はじめてドライバドリルを選ぶという方におすすめです。
薄暗い手元を明るく照らすLEDライトを搭載しており、スイッチを引いている間は自動点灯します。
ビットホルダーもあるので、予備のビットを備えておけるのも嬉しいポイントですね。
18V ドライバドリル DS18DC
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最大締付トルク |
140N・m |
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最大穴あけ能力 |
鉄工 |
16mm |
アルミ |
16mm |
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木材 |
102mm |
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最大締付能力 |
小ネジ |
M6 |
木ネジ |
12mm×100mm |
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回転数 |
高速 |
0〜2,000min-1 |
低速 |
0〜500min-1 |
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取り付けチャック |
1.5〜13mm |
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クラッチ段数 |
22段(2.0〜8.0N・m) |
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重量 |
2.5kg(BSL36A18X装着時、サイドハンドル除く) |
『HiKOKI DS18DC』
プロ用途では「大径サイズの穴あけをおこなえるドライバドリルがほしい」と感じることもあるのではないでしょうか。
そんなときにおすすめのドライバドリルが、DS18DCです。
大径ブラシレスモーター採用と、ギア比の最適がで140N・mものハイトルクを実現した本モデルは、二層形成の大形クラッチダイヤル採用で、クラッチダイヤルが摩耗しても文字をはっきりと目視できます。
回転数フィードバック制御機能によって、低速域でのトルク低下を制御できるので、安定した作業が可能です。
追い締めや穴あけ作業の位置決めに効果的なモデルなので、楽ラク作業をおこなえます。
リアクティブフォースコントロール(RFC)付きで、先端工具に急激な負荷がかかっても左右に振られる前に自動停止するので安全性にも配慮されたモデルです。
36V ドライバドリル DS36DA
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最大締付トルク |
138N・m |
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最大穴あけ能力 |
鉄工 |
16mm |
木工 |
102mm |
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コア |
200mm |
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最大締付能力 |
小ネジ |
M6 |
木ネジ |
12mm×100mm |
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回転数 |
高速 |
0〜2,100min-1 |
低速 |
0〜500min-1 |
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取り付けチャック |
1.5〜13mm |
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クラッチ段数 |
22段(2.0〜8.0N・m) |
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重量 |
2.3kg(BSL36A18装着時) |
『HiKOKI DS36DA』
完全プロ向けモデルとなるのが、DS36DAです。
18VモデルのDS18DBL2と比べて、穴あけスピードが30%もアップしているのが特徴です。
連続作業性能は2倍以上に向上し、二層形成の大形クラッチダイヤル採用で、クラッチダイヤルが摩耗しても文字を目視で確認できる仕様はそのままに、握りやすいダイヤル形状で操作性を向上させています。
回転数フィードバック制御機能によって、低速域でのトルク低下を制御することで、安定した作業を実現しました。
追い締めや穴あけ作業の位置決めもしやすく、リアクティブフォースコントロール機能(RFC)付きで、先端工具に急激な負荷がかかった際には本体が大きくふられる前に自動停止する安全設計です。
まとめ
インパクトドライバーとドライバドリルは、名前や外見が似ていますが全く別の電動工具なので、用途に応じて使い分けるのがおすすめの使用方法です。
ドライバドリルはさまざまな電動工具メーカーから販売されていますが、おすすめなのが18Vと36Vへの互換性モデル「マルチモデル」の開発に成功したハイコーキのドライバドリルです。
ペン型の3.6Vからプロ仕様の36Vモデルまで、豊富なラインナップは競合マキタと同様に選択肢の幅が広いので、悩んだら本記事を参考にしながら選んでみてください。
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