マキタの発電機の選び方を解説!オススメな機種もピックアップ!
「マキタの発電機の選び方が知りたい!」
「マキタの発電機でオススメな機種はどれ?」
「マキタ製の発電機の使い方を教えてほしい!」
電動工具メーカーの中で圧倒的なシェアを誇るメーカーのマキタ!
建設現場で使うプロ仕様の工具はもちろん、趣味のDIYなどで使う工具も人気のメーカーです。
そんなマキタですが発電機もかなり人気が高く、どれも高性能で選ぶ人も多いのが特徴的です!
ですが、そもそも発電機の選び方で迷ってしまったり、マキタ製ではどれが良いのか判断ができずに、購入を躊躇してしまう人もいるようです。
そこで今回は発電機の選び方について解説をしつつ、マキタ製の中でオススメな機種についてピックアップしていきたいと思います。
マキタの発電機を購入する際に失敗することがないように、ぜひ当ページの内容を参考にしてみてください。
マキタの発電機の選び方のポイント
それではマキタの発電機の選び方について解説をしていきましょう。
大切な5つのポイントについて触れていきますので、各項目をしっかりチェックしていきましょう。
出力で選ぶ
まずマキタの発電機の選び方として、出力で選ぶ方法が挙げられます。
根本的なお話ですが、発電機は電気を生み出して、家電などを動かすことが主な目的となります。
ですが、300Wのテレビを動かしたいのに、出力が100Wしかない発電機を使ったとすると、当然ですがテレビを動かすには出力不足です。
そのため発電機の出力が使用したい電化製品の消費電力よりも大きなモデルを選ぶことが大切になります。
ただし電化製品の中には「起動時には倍近い起動電力」が必要なアイテムも存在します。
例えば電子レンジなどは起動電力が消費電力の倍ほど必要になりますし、電動工具なども倍近い起動電力を必要とします。
そのため発電機を選ぶ場合には使いたい家電などの各種アイテムの消費電力を想定しつつ、1.5~2倍程度必要になることもある起動電力も計算しながら余裕を持った出力のモデルを選ぶことが大切なのです。
家電の消費電力と起動時の電力目安
次に出力で選ぶ際に大切なポイントとして、消費電力や起動電力について解説していきましょう。
下記に「電化製品名…消費電力・起動電力」の順に、目安についてまとめていますので参考にしてみてください。
- ノートパソコン…200W・200W
- TV(37型)…300W・300W
- コーヒーメーカー…650W・650W
- 電気ポット…1,000W・1,000W
- ハロゲンヒーター…・1,000W・1,000W
- インパクトレンチ…500W・1,000W
- 電動丸のこ…600W・1,200W
- 電子レンジ…1,000W・1,800W
- 小型クーラー…200W・800W
- 水中ポンプ…500W・2,000W
このように消費電力と起動電力が同じものもあれば、倍近い電化製品も珍しくありません。
ある程度は余裕を持った出力の発電機を選ばなければ、出力不足で満足に使えないなんてことになってしまいますので、出力の数値はしっかりとチェックして選ぶことをオススメします。
インバーターの有無で選ぶ
またインバーターの有無で選ぶのも発電機選びで大切なポイントです。
インバーターは周波数を整えて電気の出力を安定させるための装置です。
どのぐらい重要かと言えば、インバーターが付いていない発電機にパソコンを繋いで使った場合、安定して電気が出力できずに途中でシャットダウンしたり、画面が消えてしまうリスクがあります。
逆にインバーター付きの発電機であれば安定した電力供給が可能なので、途中で途切れたり止まったりするようなことなく使うことができます。
もちろんインバーター付きの発電機のほうが価格が高いですが、精密機器を使う場合には発電機にインバーターは必須なものだと覚えておきましょう。
電気を安定させずとも使えるような扇風機、またヒーターなどの場合、リーズナブルなインバーターなしのモデルを選ぶのも良いかもしれませんね。
カバータイプかフレームタイプ
そしてカバータイプ、もしくはフレームタイプで選ぶ選び方にも触れていきましょう。
カバータイプは名前の通りで、発電機のエンジン部分もカバーで覆われているため静音性が高いのが魅力的です。
またエンジン部分を誤って触ってしまうようなリスクもないので、やけどなどの心配も少なくなり、はじめての人でも安心して使いやすいタイプですね。
ですが、フレームタイプよりも少し価格が高めで、メンテンナンス時にもカバーを外す必要があるため、少し面倒だというデメリットもあります。
フレームタイプはカバーを使用していないため軽量であり、コスパが良い点が大きなメリットです。
その分、エンジン部分もむき出しなのでエンジン音も漏れやすく、静音には期待ができません。
静音性や安全面を考慮するならカバータイプ、音は気にせずにコストを重視するならフレームタイプなどを選ぶのがシンプルな選び方だと言えるでしょう。
機能面を重視して選ぶ
最後に機能面を重視して発電機を選ぶ選択肢についても触れていきます。
マキタの発電機にも色々と機能が付いているので、自分が求める機能を備えているモデルを選ぶのがオススメです。
例えば「単相100V・200V出力」であれば両方を同時に出力することができますし、「直流出力」なら12V(車)での充電が可能です。
また「50・60Hz周波数切替」に対応していれば、東日本・西日本のどちらもでも問題なく使うことができます。
他にも持ち運びが便利な「キャスター付き」であったり、ワンタッチスタートが可能な「セルスターター」、そしてエンジン焼付防止・自動停止の「オイルアラート」なども初めての人には重要な機能と言えるでしょう。
もちろん機能が充実している発電機ほど価格が高くなりがちですが、その分かなり使い勝手も良くなるため、あなたが利用するシーンに必要な機能を備えているモデルを選ぶことをオススメしますよ。
発電機の利用用途やシーンについて解説
ここからは発電機の利用用途、利用シーンについてわかりやすく解説をしていきます。
これからマキタの発電機を購入しようとしている人、または迷っている人は実際の利用シーンなどもイメージしながらモデル選びをしていきましょう。
キャンプでの利用
まずマキタの発電機の利用用途ですが、キャンプシーンで活用する人も多いです。
マキタはフレームタイプの発電機も扱っていますが、カバータイプの方が種類が多いので、発電機の中では比較的静かなモデルが多いです。
コンパクトで軽量なタイプであれば、キャンプへの持ち運びもしやすく、屋外でのBBQなどでも活躍してくれます。
それでいて静音性に優れているモデルを選ぶことで、キャンプ時も周りに配慮した活用が可能になるでしょう。
ただし夜の発電機の活用はどうしても音が目立ってしまうので、使用するのは日中のみにしておくのがスマートな使い方だと言えるでしょう。
作業現場での活用
次に作業現場もマキタの発電機が活躍してくれる場面ですね。
発電機を作業現場などの仕事用途で使う人は多いと思いますが、マキタの発電機は耐久性も含めて高性能なモデルが多いので、現場でも安心して活用することができます。
タンク容量が大容量かつ定格出力が大きなハイパワーモデルを選べば、多くの現場で活躍してくれることでしょう!
もし音が気にならない現場が多いようであれば、マキタのフレームタイプの発電機を選択肢に入れてみるのも良いかもしれませんね。
趣味のDIYでの活用
最後にマキタの発電機を趣味のDIYでの活用するケースについて触れていきましょう。
最近ではDIYにはポータブル電源を活用する人も増えていますが、やはり発電機を好んで愛用する人も多いものです!
特に各種電動工具を活用する際にマキタの発電機が重宝します。
ある程度の出力を持っているモデルであれば快適に活用できますので、本格的なDIYを行いたい人にとってマキタの発電機は最高のパートナーになってくれるでしょう。
非常時の備えとする
補足としてマキタの発電機を非常時の備えとする選択肢についても触れていきましょう。
災害で電気が全く使えない状態になってしまっても、マキタの発電機があれば「独自に発電」をすることができるので、ある程度の電力を確保することができます。
もちろん普段と同じように全ての家電を使うことは難しいかもしれませんが、生活に必要な家電を随時使うようなことは可能でしょう。
こまめに家電を使えるだけでも災害時の体調ケア、メンタルケアに役立ちますので、そういった意味でもマキタの発電機を非常に備えとするのは賢い選択と言えるかもしれませんね。
マキタの発電機のオススメ機種をピックアップ
ここからはマキタの発電機のオススメ機種について紹介していきます。
本当におすすめできるモデルを厳選しつつ、特徴についても触れていきますのでぜひ参考にしてみてください。
EG0900IS
参照『makita EG0900IS』
まずマキタの発電機でオススメなモデルとして「EG0900IS」が挙げられます。
このモデルはマキタの発電機の中でもかなりコンパクトなモデルであり、重量も12.7kgなので発電機の中でも比較的軽いモデルですね。
燃料タンクは2.5L、定格出力は0.9kVAと少し控えめなのでコンプレッサーなどに使うことはできませんが、インバーター機能が付いているのでパソコンなどにも安定した電気の供給が可能です。
電動ドリルなどの電動工具を使うことも可能なので、ちょっとした用途で活用したい発電機を求めている人にピッタリな機種だと言えるでしょう。
EG1600IS
参照『makita EG1600IS』
次に比較的ポータブルな「EG1600IS」についても解説していきましょう。
燃料タンクが4.2L、定格出力が1.6kVAなのでコンプレッサーなども活用することができるモデルですね。
運転時間も約半日程度は持つため、電源の確保が難しい仕事現場でも活躍してくれる1台です。
質量も20kgと持ち運びができる範囲であり、使い勝手がかなり良いモデルなので仕事用としてもDIYなどの趣味用としても便利に使えるマキタの発電機だと言えるでしょう。
EG2500I
参照『makita EG2500I』
また「EG2500I」もマキタの発電機でオススメなモデルです。
燃料タンクが9L、そして定格出力は2.5kVAと使いやすい出力だと言えるでしょう。
そしてマキタの発電機の中で唯一のフレームタイプであり、音のデメリットが少しありますが非常にコスパが良く好評なモデルです。
コンプレッサー(整流子・ブラシレス)のどちらも使用可能で高圧洗浄機なども使うことができるので、様々な場面で活躍してくれるスペックだと言えるでしょう。
音の配慮をする必要がない場面で使う場合、非常に使いやすいモデルですので利用用途次第では候補に加えてみることをオススメします。
EG2800ISE
参照『makita EG2800ISE』
そしてパワフルな性能を持つ「EG2800ISE」についても紹介していきましょう。
このモデルは燃料タンクが12L、そして定格出力が2.8kVAの高出力で使いやすいモデルです。
カバータイプなので高出力ながらも騒音値が「61dB」であり、乗用車や少し大きな会話などそこまで目立たないレベルですね。
使いたい電化製品にもよりますが約1日程度は使うことができるスペックなので、様々な場面で活躍することができるでしょう。
またこちらのモデルからキャスターが付いているので、仕事現場での移動はもちろん、災害時に持ち運びなどもしやすい便利な発電機だと言えますね。
EG4000ISE
参照『makita EG4000ISE』
最後に「EG4000ISE」についても解説していきます。
こちらがマキタの発電機の中でもトップクラスの性能を誇り、燃料タンクが17L、定格出力が4.0kVAと高出力かつ大容量な発電機です。
コンプレッサーはもちろんのこと、消費電力と起動電力が大きな水中ポンプなども2台使用することができるほどのスペックです。
またセルスターター式なので始動も簡単であり、騒音値も「60dB」なので比較的静かなモデルだと言えるでしょう。
仕事用発電機としても不便することがないモデル、災害時に家族の生活を支えることができるモデルを探している人は、こちらも候補に加えてみることをオススメします。
マキタの発電機は安心安全で初心者にもオススメ
今回はマキタの発電機の選び方について解説をしつつ、具体的な利用シーンや用途についても触れてきました。
また本当におすすめできるモデルについても紹介してきたので、発電機の選び方についてなんとなくイメージできた人もいるのではないでしょうか。
発電機は非常に便利なアイテムであり、仕事や趣味、そして災害時など幅広い場面で活躍してくれるのが特徴です。
最近はポータブル電源などの選択肢もありますが、「発電」とは違いバッテリーに「充電」してある容量分を使用するタイプなので、好みがわかれるところでしょう。
発電機の中でもマキタの発電機は安心安全かつ高性能ということで、多くの人に愛用され続けています。
もしあなたが発電機の購入を考えているのであれば、メーカーとしても信頼度が高く、それでいて各製品の評判も良いマキタの発電機を選んでみてはどうでしょうか。
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