タッカーの選び方を徹底解説!タッカーのおすすめ機種6選もご紹介!

タッカーの選び方を徹底解説!タッカーのおすすめ機種6選もご紹介!

「タッカーの選び方で悩んでいる!」
「タッカーと似ている商品の違いは?」
「タッカーでオススメな機種を知りたい!」

非常に便利な工具として多くの人に親しまれているタッカー!


建設現場をはじめ、最近ではDIYなどでも使われることが増えてきた工具です。


当ページをご覧の方の中にもタッカーの購入を検討している人はいると思います。


ですが、タッカーにもいくつか種類があるため、どうやって選べばよいのか基準がわからずに悩んでいる人も多いようです。


そこで今回はタッカーの選び方についてシンプルにわかりやすく解説をしつつ、本当におすすめできる機種についてもピックアップしていきたいと思います!


タッカー選びで失敗することがないように当ページの内容を参考にしてみてください。

 

そもそもタッカーとは?

そもそもタッカーとはいった基本についてシンプルに解説していきましょう。


タッカーを一言で表現するなら「大きなホチキス」でしょうか。


もちろん用途はホチキスとは異なり、サイズが大きく強力なタッカーは「木の板や壁紙」に使うことができるのです。


例えば「壁のクロス」を貼る際に活用されたり、椅子の裏側の「布地」を留める際にも使われるのがタッカーなのです。


ホチキスの針をタッカーではステーブルと言いますが、ホチキス同様「コ」の形ではありますが、紙ではなく木などにも使うことができるほど強力なのが特徴的です。


そんな業務用で高額と思われがちなタッカーですが、最近では1万円以内で購入できるコスパの良いタッカーも多いため、趣味のDIYで使う人も増えてきています。


意外と身近なところの様々な用途で使うことができ、利便性に優れているからこそ注目されている工具、それがタッカーなのです。

 

タッカーの大切な選び方

ここからはタッカーの大切な選び方について触れていきましょう。


単純に大きなホチキスと思われがちなタッカーですが、実は選ぶ上でいくつか大切なポイントがあります!


購入後に「別なタッカーを選んでおけばよかった」と後悔することがないように、大切な選び方のポイントについて目を通してみてください。

 

エア式か電動式で選ぶ

まずはタッカーをエア式か電動式で選ぶ方法について解説していきましょう。

 

エア式タッカー

エア式のタッカーは操作性が簡単で扱いやすい機種が多く、長時間の作業にも最適な特徴を持っています。


ただしエア式タッカーは名前の通りエアーが必要になるため、別途コンプレッサーが必要になります。


またコンプレッサーとホースを繋ぎ使用するため、電動式と比較をすると取り回しの面が少し気になる人もいるかもしれません。


エア式タッカー本体のコスパが非常に良いため、コンプレッサーを既に所持していて、なおかつコードが気になるようなシーンで使わない場合は選択肢に入るモデルだと言えるでしょう。

 

電動式タッカー

電動式のタッカーは充電式で電源が不要なので、コンセントのない場所でも問題なく活用することができます。


また当然ではありますがコードレスなので取り回しが非常に良く、狭い場所などでも快適に使うことができます。


ただ価格が少し高いモデルが多く、また充電している分しか使うことができないデメリットも存在します。


それでもコンプレッサーが不要で使うことができますので、コンプレッサーを持っていない人やコードレスな充電タイプを求める人は電動式タッカーを選ぶことをオススメします。

 

常圧か高圧で選ぶ(エア式の場合)

またエア式タッカーの場合、常圧か高圧かの選択肢が出てきます。

  • 常圧式…高圧式よりもコスパが良く、長時間の作業にも向いている
  • 高圧式…常圧より小型で安定した打ち込みが可能だが、価格が少し高め


このあたりは好みの問題もありますので、エア式タッカーを選ぶ場合にはコスト面はもちろん、サイズ感や重量なども含めて利用シーンにマッチする方を選ぶことをオススメします。

 

メーカーで選ぶ

メーカーで選ぶ選択肢について触れていきましょう。


例えば電動工具メーカーとして有名な「マキタ」や「ハイコーキ」であれば、タッカーも安定した品質のモデルが多いため初心者でも安心して使うことができます。


またホチキスなどのオフィス用品で有名な「マックス」の場合、プロ仕様からDIY用など様々なタッカーを販売してくれています。


ちなみにマックスはエア工具の評判も良いため、エア式タッカーの購入を検討している人にもオススメなメーカーです。


メーカーは好みが出る選び方でもありますが、基本的には上記の3メーカーから選んでおけばタッカー選びで失敗するリスクを減らすことができるでしょう。

 

対応ステープルで選ぶ

補足として対応ステープルで選ぶ方法にも触れていきましょう。


冒頭でも少し触れましたが、タッカーの場合はホチキスの針のような「ステープル」を使い留める作業を行っていきます。


ですが、使用するタッカーごとに対応しているステープル幅が異なり、4mm~10mmなどの種類があるため、目的に合わせた幅のステープルを選ぶのがおすすめです。


例えば4mmステープルの場合は幅が狭いので打ち込み跡を目立たなくしたいケースでオススメです。


それに対して10mmステープルの4mmよりも目立ちやすいため、椅子の裏など目立たない場所で使うのに適しています。


他にも7mmや9mm幅のRT線などもありますが、一般的には4mmや10mmが使いやすいので、それらのいずれかに対応しているタッカーを選ぶのが良いでしょう。

 

タッカーと似たアイテムの違いを解説

ここからはタッカーと似たアイテムの違いについて解説していきたいと思います。


タッカーと似たようなアイテムはいくつかありますが、それらの大きな違いはクギ(ホチキスで言えば針の部分)です。


長さや太さが異なり互換性がないため、各々でしか使うことができません。


それらのアイテムの中でもタッカーは非常に使い勝手が良い工具ですが、自身の用途にあわせたアイテム選びが大切ですので他のアイテムについても軽く紹介をしていきたいと思います。

 

タッカーのクギ

まずは基本となるタッカーについて簡単に触れていきましょう。


タッカーの場合は何度も名前が出ているように「ステープル」を使います。


コの字型になっているのでホチキスの針に似ていて、2本の足で固定するため固定力に優れています。


打ち込み跡が目立ってしまうデメリットもありますが、目に見えない場所をしっかり固定するのに重宝し、また目立ちにくい4mmステープルなどを活用する人もいますね。


断熱材や防音シートなどを留める際にも非常に役立ちますので、DIY目的で購入する人も多いのがタッカーなのです。

 

ピンネイラのクギ

次にピンネイラのクギについても触れていきましょう。


ピンネイラで使われるクギは線径が0.6mmと非常に細かく、打ち込み跡が目立たないメリットを持っています。


ですが、細いため固定する力が弱いので、しっかりと固定したい場合には向いていません。


内装工事などで化粧材の取り付けに使われることが多く、固定力が弱いからこそ「仮止め」などのシーンでも使われることがあるのですね。


長期間固定したいのにピンネイラを使ってしまうと、固定力の弱さにストレスを感じてしまうかもしれませんので、それらのデメリットには注意しましょう。

 

フィニッシュネイラのクギ

次にフィニッシュネイラについても解説していきます。


フィニッシュネイラのクギは「仕上げクギ」とも呼ばれていて、線径が1.9mmのクギを活用します。


固定する力は先のピンネイラよりも強めで、カラーバリエーションが豊富な特徴を持ちます。


これは打ち込み跡を目立たなくする意味もあり、フィニッシュネイラを使う場所と同じ色のクギを使用することで目立たなく作業を行うことができるのです。


タッカーの4mmより狭いですが、利用シーン次第では便利に活用できるアイテムだと言えるでしょう。

 

フロアタッカーのクギ

そしてフロアタッカーについても解説していきたいと思います。


名前の通りフロア(床)に使用するタッカーであり、床に木材などを貼るのに特化したクギを使用します。


例えばエアタッカーではカバーしきれない部分、斜め打ちなどをするシーンなどで重宝します。


斜め打ちに最適な形状、そしてバランスで作られているので、フロアに対して活用する場合にはフロアタッカーも選択肢に入れてみてはどうでしょうか。

 

名前の呼び方の違いは?

最後に名前の呼び方の違いについても触れていきましょう。


タッカーをはじめ今回解説してきた似た形状、役割の工具にはいくつかの名称があるため製品選びで混乱してしまう人もいるかもしれません。

  • タッカー…エアネイラ
  • ピンネイラ…ピンタッカー
  • フィニッシュネイラ…仕上釘打機


基本的には上記のような呼び方をされるケースもあるので、予備知識として覚えておきましょう。


メーカーごとに呼び方が変わったり、特定の現場で呼ばれるようなこともあるため、上記の呼び方・名称を覚えておくと、混乱せずに各種アイテムを認識することができるでしょう。

 

タッカーでオススメな機種をピックアップ

ここからはタッカーでオススメな機種について紹介をしていきましょう。


本当におすすめできるモデルのみをピックアップしつつ、各々の魅力や特徴についても触れていきますので参考にしてみてください。

 

AT425HE(マキタ)

参照 

makita AT425HE

まずはマキタのエアタッカーである「AT425HE」について解説していきましょう。


このモデルは軽量かつコンパクトなエアタッカーであり、高圧専用設計でエアダスタ風量調節ダイヤルも付いているので非常に使い勝手が良いです。


4mm幅のステープル、そしてから打ち防止機能や打ち込みの深さ調整も付いているのも見逃せないポイントですね!


軽量で使いやすいエアタッカーを求めている人にこそ、マキタの「AT425HE」はピッタリなモデルだと言えるでしょう。

 

ST113D(マキタ)

参照 

makita ST113D

次にマキタ製の電動タッカーである「ST113D」についても触れていきます。


このモデルは10.8Vの電動式タッカーであり、軽量かつコンパクトなボディなので使い勝手も抜群です。


またコンタクトアームの採用で単発・連続打ちが可能で、素早く安定した打ち込みも実現できます。


タッカーの中で珍しい9mm幅のRT線ケーブルを採用している点に注意が必要ですが、断熱材留めなどに便利なので、目的次第ではかなりオススメな機種だと言えるでしょう。

 

N2504MB(ハイコーキ)

参照 

HiKOKI N2504MB

またハイコーキ製のエアタッカーである「N2504MB」も紹介していきましょう。


このモデルは常圧で4mm幅のステープルを採用していて、先端部分がスッキリしているのが特徴的です!


狙った場所への打ち込みが簡単なスマートプッシュが搭載されていて、打ち込みの深さを変えることができるダイヤル機能も搭載されています。


さらにダイヤル操作で単発や連続打ちの切り替えもできて、清掃のためのエアダスタ機能も付いているのも魅力的です。


一通りの機能を備えていて使いやすいエアタッカーを探している人は、ハイコーキのN2504MBを候補に加えてみることをオススメします。

 

N3604DJ(ハイコーキ)

参照 

HiKOKI N3604DJ

ハイコーキの電動タッカーである「N3604DJ」についても触れていきます。


このモデルは36Vの電動式タッカーであり4mm幅のステープルを採用して、強力スプリングと反動低減機構が搭載されている優れたモデル!


ツールレスで打ち込みの深さを調整することもでき、空打ち防止機能も搭載されているので、連射性にも優れ作業効率がグッと高まります。


溝打ち用や平打ち用のノーズキャップもあり、柔らかい防水シートや木材など幅広い素材への打ち込みに対応しているので、利便性と作業効率を求める人に非常にオススメな電動式タッカーです。

 

TA-225(マックス)

参照 

MAX TA-225

そしてマックスの「TA-225」もエアタッカーの中ではかなりおすすめなモデルです。


このモデルはステープルがなくなるとピントンが止まり空打ちを防止してくれて、ステープルの残量がひと目で分かる残量表示窓も便利です。


常圧式で4mm幅のステープルを採用していて、打ち込みの深さに合わせて深さを調整できるのも便利ですね。


シンプルかつ使い勝手の良いエアタッカーを求める人は、エアタッカーのシェアが高いマックス製「TA-225」を候補に加えてみることをオススメします。

 

TJ-25(マックス)

参照 

MAX TJ-25

最後にマックスの電動タッカーである「TJ-25」についても解説していきましょう。


このモデルは18Vの電動式タッカーであり、10mm幅のステープルを採用しています。


そしてステープルを打ち込む際の反動で生まれる機械ブレやパワーロスを抑えるための「反吸収機構」が搭載された、低反動な作業の実現が魅力的です!


クギ浮きや素材側の破損を抑えることができ、初心者でも安心安全な作業をサポートしてくれます。


またLEDライト付きなので暗い場所や夕方以降の作業もサポートしてくれるため、タッカーに不慣れで安全に作業をしたい人は「TJ-25」を候補に加えてみることをオススメしますよ。

 

タッカーのオススメ機種で快適な作業を実現

今回はタッカーの大切な選び方について解説をしつつ、本当におすすめできる機種をピックアップしてきました。


大きなホチキスのようなタッカーですが、木に打ち込めるほど強力であり、様々なシーンで使うことができる便利な工具なのです。


ですが性能にも様々な違いがあるため、適切な選び方をしなければ思ったような使い方ができないケースも出てきます。


逆に言えば今回お伝えしてきた内容を参考に、使用用途・シーンにピッタリなモデルを選ぶことで、驚くほど快適な作業を実現することができるでしょう!


タッカーの有無で作業効率に雲泥の差が生まれるシーンも珍しくないため、ぜひあなたにピッタリなタッカーを選び、実際に活用してみることをオススメしますよ。

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