マキタのおすすめ18V電動工具10選!マニアックな工具から定番まで詳しく紹介!

マキタのおすすめ18V電動工具10選!マニアックな工具から定番まで詳しく紹介!

建築業に携わっていなくても、〝マキタ〟という名前は誰しもが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。


マキタは国内トップシェアを誇る大手国内電動工具メーカーで、電動工具に限らず、「暮らしにあったらいいのにな」という痒いところに手が届く製品をラインナップしています。


そこで今回は、マキタの18V電動工具について以下のことが分かる内容になっています。

  • 18Vがスゴイ理由!なぜ大容量バッテリーが人気なのか
  • マキタのおすすめ電動工具10選!人気・定番〜隠れた名品まで紹介


「マキタの18V機ほしいけど、何を選べば良いのかわからない」
「手持ちの18Vバッテリーを活用したい」


このような方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

 

マキタの18Vがスゴイ!使いやすい理由とは?

マキタには18Vの他に、7.2Vや14.4Vなどさまざまなバッテリーシリーズをラインナップしていますが、18Vシリーズは2024年4月時点で393モデルもラインナップしています。


これだけ多くの製品を販売するということは、それだけ多くの方に支持されているからです。


そこでここからは、なぜマキタの18Vが人気なのか、理由を4つご紹介していきます。

 

DIYからプロまで幅広く使いやすい!

先に結論を言うと、マキタの18VバッテリーはDIYなど家庭用からプロの職人さんまで幅広い方におすすめできるシリーズです。


本格DIYや、連続使用が多いプロの仕事を支えてくれます。


マキタでは18Vを含む5種類のバッテリーシリーズを展開しており、それぞれ対象となるユーザーが以下のように異なります。

電圧

作業内容

40Vmax

完全にプロ仕様
丸1日作業する方
直径が大きいハンマードリルを使用する方

18V

幅広いマキタ製品を快適に使用したい方におすすめ
本格的なDIYから現場使用まで網羅的に使用可能

14.4V

主にDIYユーザーにおすすめ
電動工具を14.4Vでそろえたい方向け

10.8V

パワーよりもバランス重視の方におすすめ
メインは18Vで、サブ機として10.8Vを使いたい方へ

7.2V

家具の組み立てなど、特定の作業のみに使用する方におすすめ

電圧を示す「V」の数値が高ければその分バッテリーの電圧が高くなり、電動工具はハイパワーなものになります。


マキタ製品のなかでも最もハイパワーな40Vmaxは完全にプロ仕様で、DIYであればオーバースペックになってしまうため注意が必要です。


またバッテリーは電圧だけではなく、他にも〝容量〟も異なります。


容量が多ければその分多くの電気を蓄電できるので、充電時間が長くなるというデメリットがありますが、多くの電気を蓄電できるということは、1回の使用時間が長くなるということでもあります。


そのためマキタのバッテリーを選ぶ時は、電圧だけではなく容量にも注目して選ぶようにしましょう。

 

BL1860Bを持つだけでマキタ製の半分以上使用可能

2024-04のマキタの総合カタログを確認すると、マキタのリチウムイオンバッテリーシリーズは770モデルありました。


その中でも18Vシリーズのモデルは393モデルを占めており18Vのバッテリーを持っているとマキタのリチウムイオンシリーズの半分以上を使えるようになります。


18Vバッテリーのなかでも、本格DIYからプロの職人さんまで幅広くおすすめできるモデルを紹介していきます。


BL1860Bは18Vバッテリーのなかで一番人気のモデルで、容量は6.0Ahです。

容量

6.0Ah

充電時間

約27分

実用時間

約40分

残容量表示

自己診断機能

重量

671g

余談ですが18Vバッテリーは他にも1.5〜5.0Ahまでラインナップされており、6.0Ahは毎日長時間連続使用するヘビーユーザー向けのバッテリーです。

 

BL1860B

BL1830B

容量

6.0Ah

3.0Ah

充電時間

実用時間:約27分
フル充電まで約40分

実用充電:約17分
フル受電まで約22分

作業量目安

木ネジ
(φ5.9×90mm)

約190本

木ネジ
(φ5.9×90mm)

約190本

小ネジ
(M8×M16)

約5,280本

小ネジ
(M8×M16)

約2,000本

バッテリーサイズ(mm)

76×116×63(671g)

76×116×63(640g)

残容量表示

自己診断機能

半分の容量のBL1830Bと比較すると、フル充電までの時間がほぼ倍で、残容量ゼロの状態から実際に電動工具を使用できる実用時間まで10分間の差があります。


あくまで目安ですが、バッテリーは1.0Ah増えるごとに充電時間が約10分間増える計算になるので、連続使用を想定している場合は大容量バッテリーが必ずしもおすすめできるわけではありません。

 

注意!18Vバッテリーは〝雪マーク〟を確認しよう

BL1860Bのような大容量バッテリーには雪マークが付いています。


この雪マークは急速充電に対応しているという意味で、従来のバッテリーは急速充電に対応していなかったので差別化するために表示されるようになりました。


急速充電利用時は、専用の充電器であるDC18RFとセットで使用する必要があるので注意しましょう。


雪マークだけでなく端子の近くに★マークがついているものもあります。この★マークはバッテリーの保護機能がついているバッテリーになります。


保護機能とはバッテリーが過負荷状態になった際に故障をする前に停止しバッテリーの寿命を延ばす機能となっております。


また4.0Ah以上の大容量バッテリーに対応していない電動工具もあるので注意が必要です。


最近発売された新しいモデルはほとんどBL1860Bに対応していますが、古いモデルの場合は4.0Ah以上のバッテリーに対応していない場合があります。


電動工具本体とバッテリーが対応しているかどうかは、以下を参考にしてください。

  1. バッテリー端子が黄色い
  2. バッテリー端子に★マークがある
  3. 雪マークがある
  4. 本体にLXTマークが付いている


電動工具を譲り受けて、バッテリーのみ6.0Ahの大容量バッテリーにする場合などは、上記4つの特徴に該当するか必ず確認しておきましょう。

 

大容量バッテリーを選ぶメリット

BL1860Bのような大容量バッテリーを選ぶメリットを整理すると、以下の4点にまとめることができます。

  • 結果的に荷物を減らせてコンパクト
  • 自己放電がほとんどないから長期保存に強い
  • 容量0%じゃなくても充電OK!継ぎ足し充電ができる
  • 残容量表示・自己故障診断搭載


複数の予備バッテリーを持ち歩くと荷物になりますから、仕事道具を多く持ち運ぶ職人さんにとってとても大変です。


大容量バッテリーを選ぶことで、それだけでも荷物を減らすことが可能です。


さらにリチウムイオンバッテリー全般に言えることですが、ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池よりも軽量で、自己放電がほとんどありません。


そのため長期保存に強く、さらに容量ゼロにしてから充電する必要がないので継ぎ足し充電ができます。


最後にBL1860Bは残容量表示と自己故障診断機能を搭載しています。


この残量表示と自己故障診断機能は、バッテリーの型番末尾〝B〟が記載されたモデルのみに搭載された機能なので確認しましょう。

 

充実のバッテリーが使えるマキタのおすすめ18V電動工具は?

これまでマキタの18Vバッテリーについて紹介してきましたが、そのバッテリーを使用できるおすすめ電動工具についてここから紹介していきます。


一般的によく知られている電動工具から、コアなファンしか知らない電動工具まで幅広く紹介していくのでぜひ参考にしてみてくださいね!

 

空気入れ MP180D

参照 
makita MP180D

自転車や浮き輪などの空気を人力で入れるのはとても大変です。


そこで空気入れを用意しようにも、それぞれに合った空気入れを用意すると収納に困りますよね…。


マキタのMP18DZは、自転車バイク、ボール、プールの空気入れまで幅広い製品の空気入れが可能です!

  • 米式バルブ用
  • 英式バルブ用
  • 仏式バルブ用
  • ボール用
  • 浮き輪用

上記のアダプタが標準付属するので、幅広い製品をひとつの空気入れで対応できます。


最大圧力830kPa(121PSI)
吐出量12L/min(200kPa時)
質量1.7kg


空気入れとして優秀なスペックながら、LEDライト搭載で手元が暗いなかでも作業可能で、持ち運びや収納に便利な専用ケースが付属します。
※BL1815G、BL1813Gは使用不可

 

インパクトドライバー TD173D

参照 
makita TD173D

「18V最高性能」を誇るマキタ製のインパクトドライバーTD173Dは、「全周」リング発光LEDライト採用最適バランス&全周スリムヘッド&快適な操作性を実現しているマキタの最新の現行モデルになります。


180N・mと目を見張る強いトルクが特徴的なモデルで、現場の職人さんも使いやすく、本格的なDIYを楽しむ方まで幅広くおすすめです。

  • ネジ締め
  • 固着ネジ外し
  • 木材へのコーススレッドビス打ち(〜125mm)
  • 穴あけ

上記のようにマルチに活用することができます。


これだけの作業をこなすインパクトドライバーなので、特にネジ締めの際はパワーを調節しないと、素材が破損してしまう可能性があるので注意が必要です。


ハイパワーなモデルは大きなボディをイメージする方が多いですが、こちらのモデルはヘッドの長さが大変コンパクトなので、隅打ち角度も約10.5度と小さいのが特徴です。

 

エアダスター AS180D

参照 
makita AS180D

マキタのエアダスターAS180DZを1つ持っておくだけで、18Vのスピーディーな吹き飛ばし&パワフルな空気入れ・空気抜きの両方に対応することができます。


AS180DZはモーターを最適化したことで、マキタ最高峰モデルの40Vmaxと同様のハイパワーを実現しました。


最大風速200m/s、最大風量1.1㎥/minとパワフルな本機は幅広い作業に対応しています。


標準付属品として以下のものが付属するので、1台で吹き飛ばし・空気入れ・空気抜きが可能です。

  • ノズル3
  • ノズル7
  • ノズル13
  • フレキシブルノズル6
  • ワイドレンジノズル
  • ピンチバルブノズル
  • エアベントホース
  • ラバーアタッチメント20〜30
  • ラバーアタッチメント65
  • フィルタC
  • フック

ノズルの取り付け・取り外しもワンタッチで、回すと簡単に取り外すことができます。


サッシなどのたまったホコリのお掃除から、精密機器のメンテナンス、洗車後の水滴飛ばし、浮き輪やビーチボールの空気入れなど幅広い作業に対応可能です。

 

充電式保冷温庫(7L) CW003G

参照 
makita CW003G

18Vと40Vmaxのバッテリーで使用できるコンパクトな保冷温庫です。


18V、40Vmaxのいずれかのバッテリーの他に、AC100Vやシガーソケットも使用できるので活用の幅が広がります。


-18℃〜60℃まで保冷・保温することが可能で、バッテリー駆動にすることで炎天下でもキンキンに冷えたドリンクで水分補給が可能です。


保温調整は30〜60℃までの7段階で、画面表示左上にランプが点灯するのでわかりやすいですね。


容量は7Lとコンパクトなモデルですが、500mlのペットボトルであれば約6本まで収納可能と意外にもしっかりと活用できます。


防水保護等級IPX4に対応しているので、突然の雨でも安心です。

 

USB用アダプタ ADP05(14.4V/18V)

参照 
makita ADP05

マキタの14.4Vあるいは18Vバッテリーでスマートフォンの充電や、墨出し器が使える便利なアイテムです。


電動工具というよりかはアクセサリーに近い立ち位置ですが、Lightバッテリー以外のマキタ製スライド式14.4V/18Vバッテリーで使用可能です。


ひとつかばんに入れておくことでモバイルバッテリーとしてマキタ製バッテリーを応用できるアイテムなので、スマートフォンやタブレット、電子たばこなどUSB4.2A(2口同時)で充電することが可能です。

 

充電式丸ノコ HS475D

参照 
makita HS475D

モータサイズ&コイル数アップでマルノコに最適な設計。作業能率/マキタ従来機比約30%アップしました。


小型・軽量ボディで押し荷重を自動検知して自動変速が可能です。


また完全コードレスで無線連動に対応しています。

 

充電式ファン CF102D(14.4V/18V)

参照 
makita CF102D

14.4Vと18Vの両方で使用できる、コンパクト充電式ファンです。


車内や作業現場で使用することができ、自動首振り機能付いています。


風向きを細かく指定することができ、風量も強/中/弱の3段階に調節可能です。


可動式フック付きなので、簡単に持ち運べるだけではなく、例えばエアコンの風が届かない2列目・3列目の車内に引っかけて使用することも可能です。

 

充電式ランタン付きラジオ MR054(14.4V/18V)

参照 
makita MR054

14.4Vと18Vのバッテリーで使用できる充電式ランタンです。


ランタンはアウトドアには欠かせませんが、調光をすれば薄暗い現場でも使用可能です。


暖食(光束260lm)、中間色(300lm)、昼白色(310lm)で3段階から自由に調節可能です。


さらに束200lmのフラッシュライトとしても使用できるので、懐中電灯としてひとつ持っておきたいモデルです。


ライトの他にMR054はラジオ機能も搭載していて、さらにスマートフォンの充電もできるので防災対策としてもおすすめできる電動工具です。


ラジオ機能ではAM/FM(ワイドFM)にも対応しており、自動で選局、プリセット9局、液晶でデジタル表示と使いやすくなっています。

 

マルチツール TM51D

参照 
makita TM51D

「18V機でいろんな作業に対応できる電動工具がほしい!」というわがままな方におすすめなのが、マキタのTM51Dです。


TM51Dはマルチツールで、工具レスで着脱できる先端工具を取り替えることでさまざまな作業が可能です。


パワー面も優れていて、広い振角度+高速振動運動が優れたスピードを生み出します。



切断、剥離、研磨など幅広い用途に使用できるので、バッグにひとつは入れておきたい電動工具ですね。

 

充電式クリーナー CL282FC

参照 
makita CL282FC

最後に紹介するのが、マキタの18V機のなかで最も人気が高いコードレスクリーナーCL282FDです。


業界初BLモーター搭載でパワフルな吸引力を実現し、ハイパワーなのに低騒音・低振動を実現しました。


ボタンひとつで強>パワフル>標準モードを簡単に切り替えることができ、専用紙パックの取り外しも簡単なので手を汚すことなくごみを処分できます。


またこちらのモデルはサイクロンアタッチメントにも対応しているので、紙パック式とサイクロンアタッチメントの両方をお好みで選ぶことが可能です。


別売りになりますが、ショート丈のサイクロンアタッチメントも用意されているので、狭いスキマもストレスフリーでお掃除することができます。


ご家庭での埃やチリのお掃除や、クリーンな現場を保つのに活躍できます。

 

まとめ

マキタの18Vバッテリーは全部で6種類ありますが、そのなかでも6.0AhのBL1860Bは大容量バッテリーなので、長時間連続で作業する方におすすめです。


最近販売された電動工具であれば大容量バッテリーに対応しているので大丈夫ですが、古いモデルには4.0Ah以上のバッテリーに対応していない場合があります。


雪マークやLXTマークなど記載されていないかよく確認しましょう。


マキタは40Vmaxを発表しましたが、あくまでプロ向けのモデルなので、本格DIYやバランスの良いモデルをお捜しなら、マキタの18Vがおすすめです。

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