マキタのおすすめインパクトドライバはどれ?バッテリー式・電源式のおすすめモデルを紹介!
電動工具と言えば「マキタ」と言われるほど、マキタの電動工具は人気です。
そのなかでも幅広い作業におすすめできるインパクトドライバは、プロユースはもちろん、DIYユースでも選ぶ方が多くいらっしゃいます。
しかしマキタのインパクトドライバは種類がとても多いので、「どのモデルを選んだらいいかわからない!」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、マキタのおすすめインパクトドライバがわかる以下の内容を紹介していきます。
- バッテリー式と電源式!マキタのおすすめインパクトドライバ
- こちらもおすすめ!用途で選ぶ特徴的なマキタのインパクトドライバ
- マキタのインパクトドライバの選び方
「マキタのインパクトドライバが欲しいけど、どれにしようかな…」と悩んでいる方はぜひ参考にしてみてくださいね!
マキタのおすすめインパクトドライバは?充電式・AC電源式を紹介!
各電動工具メーカーでインパクトドライバは当たり前にラインナップされていますが、マキタはその中でも飛び抜けてラインナップ数が多いのが特徴です。
「ラインナップ数が多すぎて選べない…」
このような方も多く、正直なところ「どれがおすすめなの?」と感じている方が多いのではないでしょうか?
ここからは、マキタのおすすめインパクトドライバを充電式とAC電源式まとめ紹介していきます!
7.2V
7.2Vのインパクトドライバは、マキタのなかで最も電圧が低いシリーズのものとなります。
電圧が低いということは、そこまでハイパワーなインパクトドライバではありませんが、例えば電気設備工事やちょっとした家具の組み立てなど、強い力を必要としない作業に最適です。
マキタの7.2V現行モデルは「ペン型インパクトドライバ」のみのラインナップで、TD022DSHXのみです。
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ペン型インパクトドライバTD022DSHX |
回転数 |
0〜3,000min-1 |
最大締付トルク |
25N・m |
作業量 |
φ3.1×25mm:約320本 |
寸法 |
折り曲げ時
ストレート時 |
質量 |
0.55kg |
価格 |
22,700円(税別) |
参照
「マキタ TD022DSHX 製品情報」
TD022DSHXは無段階変速に加えて正逆転切替や、LEDライト、手締め機能付きといった一般的な機能を搭載しています。
トルクがあまり強くない為、当社でも電気工事士の方が好んで購入して頂いております!
10.8V(差込式・スライド式)
マキタの10.8Vのインパクトドライバには、バッテリーが差込式のものとスライド式の2種類があります。
差込式のインパクトドライバはバッテリーをフリップ内部に搭載できるので、スライド式のモデルと比べて比較的コンパクトで軽量になっています。
しかしデメリットとして、構造上バッテリーの容量を増やすことができず、バッテリーも差込式は1.3Ahのものしかないので、連続した作業には向いていません。
またバッテリーの充電時間が、10.8Vスライド式1.5Ahの約22分と比べて約50分間と長いのもデメリットになっています。
ややデメリットが目立ちますが、軽量・コンパクトで扱いやすいという点では10.8V差込式のインパクトドライバは優秀なので、はじめてインパクトドライバを扱う方におすすめです。
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TD090DWXW(差込式)
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回転数 |
0〜2,400min-1 |
最大締付トルク |
90N・m |
作業量 |
φ3.8×45mm:約170本 |
寸法 |
155mm |
質量 |
0.92kg |
価格 |
29,200円(税別) |
参照
「マキタ TD090DWXW 製品情報」
10.8V差込式のTD090DWXWは、小型で軽量なボディーなので初心者の方も扱いやすく、回転前にLEDライトが点灯するので、狭いところや暗いところの作業もストレスフリー。
回転速度を調整できる他に、無段変速スイッチも搭載しています。
一方で10.8Vスライド式のインパクトドライバは、これまではDIY向けという位置づけでしたが、現行モデルはバッテリーの性能アップによって14.4Vや一部18Vにも肩を並べる存在になっています。
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TD111DSHX(スライド式)
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回転数 |
強:0〜3,000min-1 |
最大締付トルク |
135N・m |
作業量 |
φ3.8×45mm:約580本 |
寸法 |
135×66×229mm(BL1040Bの場合) |
質量 |
1.1kg |
価格 |
34,200円(税別) |
参照
「マキタ TD111DSHX 製品情報」
マキタの10.8Vスライド式のインパクトドライバはラインナップがいくつかありますが、そのなかでも一番おすすめなのがTD111DSHXです。
「10.8Vは電圧がそこまで高くないのでパワー不足が心配…」という方が多いと思いますが、TD111DSHXはトルクが135N・mと十分なパワーを持っていて、楽らくモードやブラシレスモーター搭載と、18Vのインパクトドライバに負けないスペックになっています。
デメリットをあげるとすると、18Vや40Vmaxなどのバッテリーや本体の防じん・防滴がない点でしょうか。
少し手の込んだDIYや、プロユースにもおすすめできるモデルになっています。
14.4V
18Vの電動工具が主流になるまで、14.4Vのモデルが主流になっていたので、性能面ではプロユースで愛用しても差し支えないモデルです。
現在ではどのメーカーも14.4Vよりも18Vや36V、40Vmaxなどに力を入れているので、年々新機種の投入は減ってきていますが、マキタはそれでも2023年10月時点で14.4Vは全部で155モデルと選択肢の幅が広くなっています。
14.4Vのインパクトドライバは、「18Vはちょっとハイパワーすぎる…」「18Vは重量や寸法の大きさが気になる…」といった悩みを解消できるラインナップになっているのが特徴です。
18Vのインパクトドライバを持った時と比べると、14.4Vのほうが軽量なのでバランスが良く、10.8Vにはない機能が搭載されています。
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TD162DRGX
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回転数 |
最速:0〜3,400min-1 |
最大締付トルク |
175N・m |
作業量 |
φ5.4×90mm:約430本 |
寸法 |
114mm×81mm×236mm |
質量 |
1.3kg |
価格 |
79,600円(税別) |
参照
「マキタ TD162DRGX 製品情報」
14.4VのインパクトドライバでおすすめなのがTD162DRGXです。
TD162DRGXは14.4Vモデルのメリットを活かしたスリムボディーで、約10.5°の隅打ち性能でカムアウトを低減し、壁際など床に近い位置の作業も快適に行えます。
また「ビット揺れをなんとかしないんだよな…」という方に朗報となるのが、TD162DRGXは「ゼロブレ」を搭載していて、軸受け部にダブル・ボールベアリングを採用することで長いビットを使用したときも振れを大幅に低減しています。
ビットはスリーブを引かずに軽く押し込むだけで装着することができるだけではなく、不意にビットは外れてしまうのも防ぐ構造になっているのも特徴的です。
幅広い作業ができる「楽らく4モード」で、木材、ボルト、厚板テクス、薄板テクスの作業をアシストしてくれます。
18V
マキタのなかで最もラインナップ数が多いのが、18Vシリーズです。
18Vのバッテリーを2個使用する36V仕様のモデルと合計すると、2023年10月時点では全部で386モデルもあります。
マキタはバッテリーを同じ電圧の電動工具間で使い回せるので、18Vのマキタ製品をお持ちであればバッテリーの互換性を考えて18Vのインパクトドライバを選んでもいいですね。
マキタに限らず18Vのモデルはどの電動工具メーカーでも主力製品になっているので、どんどん新しいモデルが投入されています。
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TD173DRGX
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TD149DRFX
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回転数 |
最速:0〜3,600min-1 |
0〜2,300min-1 |
最大締付トルク |
180N・m |
165N・m |
作業量 |
木ネジφ5.4×90mmラワン:約550本 |
φ5.4×90mmラワン:約190本 |
寸法 |
111mm×81mm×234mm |
135mm×79mm×238mm |
質量 |
1.5kg |
1.5kg |
価格 |
83,000円(税別) |
59,800円(税別) |
参照
「マキタ TD173DRGX 製品情報」
参照
「マキタ TD149DRFX 製品情報」
18Vのおすすめインパクトドライバは、TD173DRGXとTD149DRFXです。
まずTD173DRGXは全周リング発光のLEDライトを搭載しているのが特徴で、作業時の視認性が格段に向上しています。
その明るさは薄暗い現場での作業でも快適になる他に、「ライトモード」にすれば簡易的なワークライトとしても使用できるほど。
低速から高速まで直感的なトリガ変速操作が可能で、バッテリーを後方にオフセットしたことで重心位置が最適化されてバランスが向上し、障害物との干渉も軽減されています。
「18Vは寸法が大きくて作業しにくい…」と感じていた方も、TD173DRGXは傾き角度約10.5°と優れた隅打ち性能でカムアウトを低減しました。
突出のないスリムヘッドに設計されているので、全方向の隅打ち性能が向上しているのがポイントです。
TD149DRFXは、「18Vのインパクトドライバがほしいけれどコストを抑えたい」という方におすすめです。
TD173DRGXのように「ゼロブレ」や「楽らく4モード」は搭載されていませんが、低価格で18Vのインパクトドライバを手に入れることが可能です。
40Vmax
2019年に登場したマキタの40Vmaxシリーズは、発表当時はハイコーキの36Vマルチボルトとほぼ同等数のラインナップ数で、強く意識して後追いした印象でした。
しかし2023年には100種類近いラインナップを誇り、3kW近い出力を出せる高出力モデルや、40Vmaxのバッテリーを2つ使用する80Vmaxの登場によって、エンジン式からバッテリー式に置き換えるなど確実に進化しています。
そんなマキタの40Vmaxシリーズは、すべでのモデルで独自のスマートシステムを採用しているのが大きな特徴です。
最適給電と最適充電によって、インパクトドライバなどの電動工具が持つパワーを最大限に引き出して、高負荷時の作業時間を向上しております。
さらにパワーアップとバッテリーの長寿命化を両立し、バッテリーには防じん・防水保護等級IP56仕様と、ハードな作業でも頼れるパートナーになります。
マキタ史上最高峰のハイパワーとなっているので、40Vmaxのインパクトドライバは完全にプロ仕様となります。
建設現場など作業量が多い方や、本格的な機能を搭載したインパクトドライバをお求めの方、またビスをハードな素材に打ち込むときにも大活躍するでしょう。
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TD002GRDX
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回転数 |
最速(4):0〜3,700min-1 |
最大締付トルク |
220N・m |
作業量 |
木ネジφ5.4×90mmラワン:約460本 |
寸法 |
119mm×86mm×247mm |
質量 |
1.6kg |
価格 |
90,500円(税別) |
参照
「マキタ TD022GRDX 製品情報」
40VmaxのインパクトドライバTD002GRDXは、ハイパワーながらも2つの異なるスプリングを搭載した「デュアルスプリングテクノロジー(DST)」を採用しているので、圧倒的な使いやすさが特徴です。
1つめの柔らかいスプリングで、素早く打撃を開始して低反動・振動値約10%低減しました。
そして2つめの硬いスプリングも加わることでより強力に打撃を行い、締付けスピードが約10%向上しています。
最速モードで最大打撃数4,600min-1、最大締付トルク220N・mの圧倒的ハイパワーで、金物ビスからコーススレッドまでパワフルに締付けすることが可能です。
打撃モードは最速・強・中・弱の4段切替が可能なので、小ネジなどの繊細な締付けにも対応しています。
木材からテクス、ボルト用に最適なモードを6段階用意していて、各モードを専用アプリで自分仕様にカスタマイズすることができます。
このカスタマイズは専用アプリの他に、別売りの通信アダプタ(ADP11)が必要ですが、装着してスマホでインパクトドライバと通信することで、LEDライトや打撃モード4段も自分好みにカスタマイズできます。
「ハイパワーで自分にぴったりなインパクトドライバが欲しい!」という方こそ、40VmaxのTD002GRDXがおすすめです。
※当社をご利用の方からはトルクが強すぎるという意見も頂いておりますのでご検討ください。
AC電源式
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MTD0100
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TD0220
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電源 |
単相100V |
単相100V |
電流 |
2.4A |
5.3A |
回転数 |
0〜3,600min-1 |
高速:0〜3,400min-1 |
最大締付トルク |
100N・m |
220N・m |
寸法 |
184mm×67mm×192mm |
228mm×70mm×225mm |
質量 |
1kg |
1.7kg |
価格 |
14,000円(税別) |
42,700円(税別) |
参照
「マキタ MTD0100 製品情報」
参照
「マキタ TD0220 製品情報」
マキタはバッテリー式の電動工具に力を入れていますが、電源コードが付いたAC電源式の電動工具もラインナップしています。
さまざまな種類がありますが、そのなかでもおすすめの電源式インパクトドライバがMTD0100とTD0220です。
まずMTD0100はDIYユースにおすすめのインパクトドライバで、「軽くてコンパクトなインパクトドライバが欲しい!」という方におすすめです。
価格も控えめなので、はじめてのインパクトドライバーとして選びやすいモデルになっています。
ちょっとした家具の組み立てや簡単なDIYに最適なモデルで、無段原則スイッチによってパワー調節しやすいのが特徴です。
また、TD0220は、大型モーターを搭載したプロユースでも使えるインパクトドライバです。
本格的なDIYやプロユースとしておすすめのモデルで、コードの長さが10mもあるので、コンセントから離れた場所でも作業しやすいのが特徴です。
回転前にLEDライトが点灯するので、薄暗い場所や狭い場所での作業にも最適です。
コード式のインパクトドライバはコンセントが必要な他に、取り回しにくいというデメリットがありますが、気にならない環境であれば電源コード式のほうがコスパは良いです。
バッテリー残容量に左右されず一定のパワーで作業できる他に、予備のバッテリーを別途用意する必要がないのでトータルでかかるコストはAC電源式のほうが安くすみます。
予算や使用環境などをしっかりとイメージしながら、バッテリー式かAC電源式を選びましょう!
この手もアリか!種類で選ぶマキタのおすすめインパクトドライバ
マキタのインパクトドライバは種類が多いので、先ほどご紹介したおすすめモデルを見ただけでも「ん〜…」と悩む方が多いと思います。
インパクトドライバは幅広い作業におすすめできる電動工具ですが、作業環境によっては特定の種類のインパクトドライバのほうがおすすめできる場合もあります。
そこでここからは、一般的なインパクトドライバとは違う3つの特徴的なマキタのインパクトドライバを紹介していきます!
マルチインパクトドライバ
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TP141DRGX(18V)
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回転数 |
インパクト:0〜2,700min-1(強モード時) |
最大締付トルク |
150N・m |
寸法 |
171mm×79mm×50mm |
質量 |
1.7kg |
価格 |
93,200円(税別) |
参照
「マキタ TP141DRGX 製品情報」
マキタのマルチインパクトドライバとは、インパクトドライバとドリルドライバの機能を持つ電動工具です。
- インパクトモード(回転+打撃)
- 震動モード(回転+震動)
- ドリルモード(回転のみ)
- ネジ締めモード(回転+電子クラッチ)
1つの電動工具に、ネジの締結を行うインパクトドライバと、穴あけを行うドライバドリルの両方の機能を搭載しているので、別々の電動工具を用意する必要がなく、これ1台で2役の便利な電動工具です。
最近ではインパクトドライバの性能が非常に高くなっているので、1台で2つの機能を搭載するマルチドライバでは追いつくことができなくなってきています。
特にトルクでマルチインパクトは負けてしまうので、プロユースではあまり使われなくなっていますが、DIYユースや一部プロユースでは高い支持を得ています。
木材のねじの締結や穴あけなど幅広い作業が求められる日曜大工や、機器の簡単な取り付け工事を行う設備業であれば、インパクトドライバとドライバドリルの両方の機能を持つマルチインパクトという選択肢もおすすめです。
ソフトインパクト
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TS141DRGX(18V)
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回転数 |
強:0〜3,200min-1 |
最大締付トルク |
40N・m |
全長 |
136mm |
質量 |
1.5kg |
価格 |
95,100円(税別) |
参照
「マキタ TS141DRGX 製品情報」
マキタのソフトインパクトとは、一般的なインパクトドライバの打撃部にオイルユニットを搭載したインパクトドライバです。
主に大きな音が出せない現場で使用するインパクトドライバで、オイルによる油圧で打撃を実現することで打撃時の動作音が非情に低いので、集合住宅やオフィスなどのリフォーム工事におすすめです。
油圧で打撃を行う構造上、最大締付トルクは低いのでボルトや長ネジの締め込みには向いていませんが、その分打撃時間が長くなるので、ネジへの締付力が加わる時間が長くなります。
これによってネジ締めスピードが速くなるので、一般的な木ネジであればインパクトドライバより少し遅い程度のスピードでネジ締めが可能です。
ただしボルトのような締結に高トルクを必要とする作業には対応できない他に、固い材料や太経ネジのコーチスクリューなどでは極端にねじしめスピードが遅くなるので注意が必要です。
アングルインパクトドライバ
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TL061DRG(18V)
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回転数 |
0〜2,000min-1 |
最大締付トルク |
60N・m |
寸法 |
387mm×78mm×116mm |
質量 |
1.7kg |
価格 |
70,100円(税別) |
参照
「マキタ TL061DRG 製品情報」
マキタのアングルインパクトとは、狭い部分のビスやボルト止め、設備架台の施工に使用するインパクトドライバです。
ヘッド部分が短いので、狭いところでもネジ締め作業ができるのが特徴です。
窓際の締め付け作業や、閉所、低い部分のボルト止め作業におすすめです。
アングルインパクトは車のエンジン整備や、工場設備も保全など一般的なインパクトドライバが入らない作業では必須になる電動工具で、太陽光パネルを設置する架台の施工作業にもおすすめです。
一般的なインパクトドライバとは異なりトルクが低いので、M8までのボルトの締結に使用します。
あなたにぴったりなモデルの選び方は?4つのポイント
ここまでマキタのおすすめインパクトドライバを紹介してきましたが、あなたにぴったりのモデルを見つけるためにはポイントを押さえて選ぶ必要があります。
ここからは、マキタのインパクトドライバの選び方として4つのポイントを解説していきます。
1.目的で選ぶ
インパクトドライバはDIYや仕事道具としてなど、目的に応じて絶対に外れないポイントが違います。
例えば、DIYユースであれば価格は抑えつつも、締付力や耐久性を重視して選びたいところです。
プロユースであれば他の電動工具と併用して使うことが多いので、既にお持ちのマキタ製品と同じ電圧のモデルを選んだり、防じん・防水仕様などハードな現場でも絶えられるモデルをえらんだりすることをおすすめします。
2.電圧で選ぶ
ご紹介したマキタのおすすめインパクトドライバをご覧になってお気づきの方も多いと思いますが、7.2V、10.8V、14.4V、18V、40Vmaxではそれぞれでトルクや回転速度の他に、1充電当たりの作業量などが全く異なります。
また電圧が高くなる本体の性能が高くなり、機能も増える傾向にあるので価格も高くなってきます。
そのため、どのくらいの作業を行うのか、どんな作業にインパクトドライバを使いたいのか、作業環境や用途をしっかりとイメージしながら電圧を選ぶようにしましょう。
3.トルク・回転速度で選ぶ
トルクとは締め付けする力のことで「N・m(ニュートンメートル)」で表します。
トルクは強ければ強いほど良いというわけではなく、ネジ頭や素材に応じて適切なトルクを選ぶことが大切です。
初心者であれば25〜130N・m、プロユースで160〜180N・mを目安に選ぶことをおすすめします。
また回転速度は「min-1」で表しますが、これは1秒間でどれくらい回転するかを表しています。
回転速度が速いほどスムーズな作業が可能で、プロ仕様のモデルであれば回転速度を調節できるモデルがほとんどです。
回転速度の切替機能がないモデルを初心者の方が選んでしまうと、ネジを締め付けすぎたり、ネジ頭をつぶしてしまったりすることが多いので、この場合は回転速度切替機能付きのモデルがおすすめです。
4.機能で選ぶ
マキタのインパクトドライバは、モデルによってさまざまな機能を搭載しています。
- ビット振れ低減
- 楽らく4モード
- 防滴・防じん「APT」 など
あなたがどんな環境で、どんな作業をするのかによって、これら機能を搭載したインパクトドライバを選んでみましょう。
まとめ
マキタのインパクトドライバは種類がとても多いので、「どのモデルを選んだらいいか悩む…」という方が多いと思います。
電圧によってさまざまな性能・機能を持ったインパクトドライバがあるので、使用する環境や作業に応じて自分にぴったりなモデルを選んでみましょう。
また、一般的なインパクトドライバの他に「マルチインパクトドライバ」や「ソフトインパクト」「アングルインパクトドライバ」もあるので、用途によってはこちらのインパクトドライバのほうがおすすめできる場合があります。
もしインパクトドライバ選びに悩んだら、ホームセンターや中古工具の販売店などのスタッフに相談すると適切なアドバイスを受けることができますよ!
Borderless.ltd
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