マキタを代表する電動工具には、インパクトドライバーや丸のこなど幅広い工具がありますが、そのなかでも扇風機は隠れた名品としておすすめできます。


マキタの扇風機は現場の職人さんはもちろん、ご家庭や、キャンプなどのアウトドアシーンで大活躍するので、ぜひチェックしておきましょう。


そこで今回は、マキタの扇風機について以下のことがわかる内容を紹介していきます！

• マキタの扇風機の魅力
• キャンプにおすすめ！マキタの扇風機5選
• 現場にはコレ！おすすめマキタの扇風機2選
• マキタの扇風機の選び方は？3つのポイント

「これからマキタの扇風機を選びたい！」という方に役立つ内容になっているので、ぜひ参考にしてみてください。

電動工具だけじゃない！マキタの扇風機が人気の理由

世界に誇る日本の電動工具メーカーのマキタは、現場の職人さんだけではなく、一般家庭にも愛されています。


例えばコードレスクリーナーは代表的で、シンプルなデザインや機能と使いやすさ、そして価格のバランスが人気です。


その他には、アウトドアを楽しむ方に向けての保冷・保温庫やライト、そして扇風機が人気です。


特にこれからの季節欠かせなくなる扇風機は、マキタのモデルがおすすめです！


ではなぜマキタの扇風機がおすすめなのでしょうか？人気の理由を3つ紹介していきます。

現場でも使えるタフな扇風機

マキタカラーの青色を中心に、〝冷やす〟というひとつの機能に特化したタフなデザインは洗練され、マキタの扇風機にはムダがありません。


特にマキタの扇風機は、現場の職人さんが夏場に涼めるよう設計しているので、ハードな現場使用を想定しているのが特徴です。


扇風機本体の素材や、移動、運搬に便利なハンドルの配置、操作しやすいスイッチ類など、まさに〝プロクオリティ〟で使いやすく、タフな扇風機になっているのが魅力のひとつです。

バッテリーの互換性がある

現場の職人さんは何かと仕事道具が多く、これはアウトドアを楽しむキャンパーにも通じるものがあるのではないでしょうか。


「この道具には、この専用バッテリーが必要」というように、ひとつの道具に対して、ひとつの専用バッテリーが必要になると荷物がとても多くなってしまいます。


そこでマキタ製品は、電圧が同じであればバッテリーを製品間で使い回すことができる互換性に優れています。


例えば人気の18Vシリーズの電動工具で使用しているバッテリーを、同じ18Vの扇風機に使用することが可能です。


バッテリーの互換性に優れているだけで、大きく荷物を減らすことができます。

コンパクトでアウトドアにもおすすめ

マキタの扇風機は一般家庭用のモデルではなく「産業扇」と呼ばれる、サイズ度外視で冷やすことに特化して設計されることが多い種類の製品です。


しかしマキタは、産業扇でありながらも家庭用扇風機のようなコンパクトデザインなのが魅力です。


18インチ(約45cm)の羽根は、アウトドアでも大活躍するでしょう！


また、シンプルにコンパクトというだけではないのがマキタです。


車中泊の際にアシストグリップに固定したり、大きなモデルになれば手袋を付けていても持ち運びしやすいハンドルが設計されていたりします。


これらの〝配慮〟がマキタは美しい機能美になっているので、機能とデザインのバランスがとても良いのが魅力です。

アウトドアにおすすめ！マキタのおすすめポータブル扇風機5選

まずは、キャンプやスポーツシーンなどのアウトドアで活用できるマキタの扇風機を紹介していきます！


ちょうどいい手頃な10.8Vモデルから、しっかり涼風を確保できる14.4V・18Vモデルまで紹介していくので、ぜひ参考にしてください！

10.8V CF100DZ

参照　

『makita CF100D』

マキタのCF100DZは、車内やテント内のサーキュレーターとしておすすめの小型・軽量扇風機です。


10.8Vスライド式バッテリー、もしくは付属のACアダプタを使用すればAC100Vコンセント接続で使用可能です。


大変シンプルな構造で、「車内やテント内部の空気循環を良くしたい」という方にCF100DZはおすすめです。


可動式フックが設けられているので、さまざまなところに引っかけて涼むことができ、別売りのライトスタンド(A-58126)にも対応しています。


首振り機能はありませんが、風向きを上下左右に手動で調節することが可能で、風量は強、標準、弱の3段階に調節することができます。

10.8V CF101DZ

 

参照　

『makita CF101D』

先ほど紹介したCF100DZに自動首振り機能を搭載したのが、このCF101DZです。


「やっぱり扇風機には首振り機能がなくちゃ！」という方におすすめのモデルで、首振り機能があることで車内やテント内の空気循環をより高めることが可能です。


また1時間、2時間、4時間の自動OFFタイマーも搭載しているので、消し忘れることなく安心して使用できます。


ここまでご紹介したCF100DZとCF101DZは10.8Vスライド式バッテリーを使用するモデルなので、価格帯も手頃で、予備のバッテリーも5,000〜13,000円程度と低価格です。


そのためはじめてマキタ製扇風機を選ぶ方におすすめです。


また、「アウトドアシーズンにしか使用しない」という方も、手軽に試せるのではないでしょうか。

14.4V/18V CF102DZ

 

参照　

『makita CF102D』

ここから紹介するマキタの扇風機は、強い風量と長い連続使用時間が魅力の14.4V/18V兼用モデルです。


こちらも手軽に持ち運べるコンパクト・軽量モデルで、可動式のフック付きなのでさまざまなところに引っかけて使用することも可能です。


自動首振り機能付きで、消し忘れを防ぐOFFタイマーも設けられているので、車中泊やテント・車内の空気循環におすすめです。

14.4V/18V CF203DZ

 

 参照　

『makita CF203D』

ここまで紹介してきたマキタの扇風機は、主にサーキュレーターとしても活用できる小型・軽量なモデルでしたが、CF203DZは現場やレジャーにしっかり涼風を届けてくれる扇風機です。


羽根経235mmの少し大きな羽根で、風速が従来モデルと比べて約58％アップしているのが特徴です。


渦巻き形状のリブを採用したことで、風速を保ちながらも騒音値が家庭用クーラーレベルの53dBを実現しました。


もちろん自動首振り機能付きで、90°の範囲内で全体的に空気を循環させることができます。


工具レスでカバーを脱着できるのも嬉しいポイントで、いつでも簡単にお掃除することが可能です。


持ち運びに便利なハンドル付きで、14.4Vや18Vバッテリーの他に、家庭用100V電源でも使用可能なハイブリッド電源式です。


風量は強、中、弱の3段階に調整可能です。


切り忘れを防ぐ1時間、2時間、4時間のOFFタイマー付きなので、幅広いシーンで活用することができる扇風機です。

14.4V/18V CF301DZ

 

参照　

『makita CF301D』

「しっかり扇風機として活用したい！」という方におすすめなのが、マキタのCF301DZです。


強モードでも騒音値52dBの静音性と、最大風速240m/minのパワフルな風を実現した扇風機で幅広いシーンで活用することが可能です。


ボタンを押しながら工具レスでカバーを脱着できるので、気になればいつでもホコリなどを取り除くことができます。


自動で左右45°、手動で90°まで角度を調節することが可能で、安定して運べるキャリングハンドル付きです。


扇風機として、サーキュレーターとして、2way使用ができて、しかもバッテリーだけではなく家庭用100V電源でも使用できるのでおすすめです。

業務用にもおすすめ！マキタの40Vmax扇風機がスゴイ

ここまで紹介してきたマキタの扇風機はアウトドアなど一般家庭にもおすすめできるモデルでしたが、ここから紹介する扇風機は完全に〝プロ仕様〟です。


マキタの40Vmaxシリーズの扇風機で、マキタ史上最高峰のハイパワーが魅力のシリーズとなっており、扇風機の風量が段違いで高いのが特徴です。


また羽根も大型なモデルがラインナップしているので、現場に涼しい風を届けてくれます。


ここからはそんなマキタの40Vmaxシリーズから、おすすめの2つの扇風機を紹介していきます。

40Vmax CF001G

 

参照　

『makita CF001G』

40VmaxのハイパワーをいかしたCF001Gは、最大190m/minのパワフルな風量と、強モード時で48dBの静音性を誇る扇風機です。


カラーバリエーションは青、オリーブ、白の3色を展開しており、デザイン性も高く見た目も美しい洗練された扇風機です。


自動で左右45°、手動で90°まで角度調整が可能で、さらに手動では上90°、下45°まで調整することができます。


風量は強、標準、弱の3段階に調節可能で、1時間、2時間、4時間のOFFタイマーも完備しています。


持ち運びに便利なキャリングハンドル付きで、従来モデルにも搭載されていた工具レスカバー着脱も備わっています。


4.0AhのBL4040で弱モードで約19時間20分も稼働するので、長丁場となる作業でもしっかり現場に涼風を届けてくれます。

40Vmax CF002G

 

参照　

『makita CF002G』

先ほどのCF001Gは羽根経が235mmでしたが、こちらのCF002Gは330mmとマキタの現行モデルで最大となる羽根経を持つ扇風機です。


大きく、パワフルな扇風機は騒音が気になりますが、CF002Gは運転音が52dBと低騒音化を実現したモデルです。


ファンカバーリブを渦巻き形状にしたことで、風速を最大240m/minにアップさせたので、静かなのにパワフルな風量を両立した頼れる扇風機です。


もちろん自動で左右45°、手動で90°の角度調整が可能で、手動の場合は上90°、下45°にも調節可能です。


従来モデルにも備わっている工具レスカバー脱着、キャリングハンドル付きはもちろん、3段階風量調整や、1時間、2時間、4時間のOFFタイマーも完備されています。


40Vmaxの他にACアダプターに接続することで家庭用電源でも使用できるので、事業所や工場など電源が確保できるシーンではバッテリーなしでも使用可能です。

マキタの扇風機の選び方は？

ご紹介したようにマキタの扇風機にはさまざまなモデルがあるので、どれにしようか悩んでしまう方が多いと思います。


そこでここからは、マキタの扇風機を選ぶ3つのポイントを紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください！

バッテリー電圧

マキタの扇風機には、バッテリー電圧別に以下の4種類があります。

• 10.8V
• 14.4V
• 18V
• 40Vmax

高電圧＝高パワーということですが、容量や電圧が大きなバッテリーはその分大型なので、持ち運びのニーズには応えられないこともあります。


質量や本体サイズがバッテリーに合わせて大きくなっていくので、あなたが求めるサイズ感に応じてバッテリー電圧を選ぶようにしましょう。


またバッテリーの電圧や容量は、コストにもかかわってきます。


高電圧・高パワーは、風量や連続使用時間が大きく・長くなるので、その分バッテリーや扇風機本体の価格が高くなってしまうため、予算に応じて選ぶようにしましょう。

風量

マキタの扇風機は、モデルやバッテリー電圧に応じて風量が異なります。


そのため、あなたがどのようなシーンで涼むのかをしっかりイメージしながら、マキタの扇風機を選ぶことが大切です。


車内や屋内で使用するのか、それともテント内や屋外で使用するのか、直接風に当たるのか、サーキュレーターとして代用するのかなど、使用用途に合ったモデルを選びましょう。

首振り機能付きの有無

マキタの扇風機には、首振り機能がないモデルもあります。


首振り機能ありのモデルを選ぶことで、広範囲に風を届けることができるので、快適性が大きく左右されます。


複数人で使用する場合も、ひとりで使用する場合も、首振り機能があれば一か所に風が当たらないので身体が冷えにくく、空間全体に風を通わせることができるのでおすすめの機能です。

まとめ

マキタの扇風機は〝産業扇〟と呼ばれる種類の扇風機ですが、車中泊やテントなどアウトドアシーンでも活用できるコンパクト・軽量モデルから、現場や工場・事業所など広い環境に涼風を与えてくれる大型モデルまで幅広くラインナップしているのが特徴です。


モデルによって自動首振り機能付きや、OFFタイマー、可動式フックなど、さまざまな機能が完備されているので用途に応じて選ぶのがポイントです。


またマキタの扇風機はバッテリーだけではなく、標準付属品のACアダプターに接続することで家庭用コンセントでも使用可能です！


電源が確保できるところではコンセントで、車内など電源が確保できない場所ではバッテリーで使用できるので、臨機応変に対応できるのが大きなおすすめポイントです。


マキタは他の電動工具でも同様にラインナップがとても豊富なので、もし悩んだら今回ご紹介した選び方のコツを参考にしてみてください！